Re: 途中でやめるのはなぜむずかしい?

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/11/27(07:37)]

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1625. Re: 途中でやめるのはなぜむずかしい?

お名前: kirino
投稿日: 2002/5/3(11:19)

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自分の場合、GRで読むのを止めたものはありません。
理由として考えられるのは、
1レベルの低いものは、そもそも「我慢して読む」べき対象になっている。
2GRがなかなか手に入らず、高価なため、放棄しづらい。
 (放棄しても、次に読むものが手に入らず、ついつい読んでしまったことも...)
3書評を参考に自分に合う本を選択しているので、そもそも外れが少ない。
4徐々にレベルを上げているので、飛ばし読みさえすれば、全く歯が立たないもの
 に出会うことがない。
です。

1はさておき、2に関して言うと、もし自分がこれまで読んだGRが全て図書館に
あり別の本がすぐ借りられるなら、放棄したかも知れない本は数冊あります。
それも、レベル2や3ではそんなことはなく、レベル4以降だということを考え
れば、3の書評の効果が絶大だということでしょう。
(注:最近は急速にレベル4以降の書評も充実して来ていますのでそんなことは
 最早無いかと思いますが、自分がレベル4を買い込んだ時には、まだまだ書評
 されている本が少なく、未書評のものにかなり手を出したということを言って
 います。)

4の反証で言えば、GRで一寸調子がいいと、会社にある英文の雑誌や専門誌などに
手を出し、とても読めない(読むのが苦痛)になって、何度放棄したことか...
この反証には、2の要素も含まれていますが...
あと、ハリーポッターも何度か手を出しては放棄しています。
やはりここに共通するのは、「レベルのギャップ感」だと思われます。
あまりにギャップがあるものだと認識できれば、素直に放棄できるという意味で。

上のレベルのものを多少苦しくても読んでないと、上には上がれないという思いの
呪縛から開放されれば、本を放棄するのも容易くなるような気がします。

私も仕事柄多くのビジネス書を読まなければならない立場にありながら、本を途中
で放棄できない性質でした。それが出来るようになったのは、1冊のビジネス書を
読了するのにかかる期間で、自分のあと残りの人生の期間を割り、あと何冊一生の
うちで読めるかを計算したことが切欠です。
自分の時間が有限であることに気付いた瞬間、つまらない本、くだらない本、苦痛な
本に、これ以上かかわりあってはいられないと切実に思い始めました。

読書スピードも、レベル上げの指標に使うだけでなく、「苦痛の2時間で1冊読む
より、快適な気持ちで2冊」そして「その方がかえってレベルアップに役立つ」と
いうルートを示せたら、もっと気楽に放棄できるかなという気がします。


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