ドキドキ体験(^^;)

みなさん、どうも、Ｋ子です(^^)

どうでもいいような話ですが、なんとなく書きたい気分になったので、
お耳汚しではございますが・・・。

今日、仕事でタイムズスクエア(新宿)の東急ハンズに大物ラミネート
(パウチ)をしに行く用事があり、その待ち時間が４０分ありました。
いつもその時間には通路続きの紀伊国屋新宿南口店に行くのですが、
今日もちょこっと行きました。ＧＲの売り場に出かけると、小さな
お手製のポップ。それには「English Journal３月号で紹介されました」
みたいなことを書いてありました。「ををっ、マサに！これはＳＳＳの
記事のことだなぁ〜。へっへっへ、私なんかもうやってるもんねぇ〜」
などと優越感と感激のまじった気分にひたりつつ、「そういえば、低い
グレードは“立ち読み派”の人が結構いたよなぁ〜、私も挑戦してみようかなぁ」と思い、０がなかったので１の中でも薄い「Ali and his camera」を
手にしました。遅読の私がレベル１を立ち読みなんてできるのだろうか、
でも自分的には時間は十分あるし、などと誰も聞いてないのに心の中で
いい訳しつつ、買いたい本を吟味しているフリをしながら読みはじめました。
ところが、そういう、なんというか、買わずに読み切る、などという
ことをしようなんてことしてるとなぜかやましい気分になってきて、
心拍数が上がります。それと共に、なぜか読書スピードも上がります。
店員さんが近くで「トントン！」と大きな音を立てて本の整理をしている
様子にまるで「ちょっと、ちょっと、買わずに読まれたら困るのよねぇ〜」
と言われてるようなとてつもない罪悪感にさいなまれ、途中でそれを
持ってレジに行きそうになりつつも、「さんざん売り上げに貢献したんだから
１冊くらい大目にみてよぉ〜」なんて心の中で叫びつつ、結局全部
読み切りました。

所要時間、約１５分。事務所に帰って書評ページで確認したら３５００ワード
の本ということ。時間で割ったら２３３．３３３３......

それでもちゃんと内容は覚えていました。やればできるじゃん！(笑)
だいたい遅読の私、会話になると、たとえばおじいさんだと自分も
おじいさんの速度で読んでいる。つまり、物語の速度でしか読めないタチ
なのです。だから、もう速度にこだわるのはやめようと諦めていました。
酒井先生などに「で、１分でどのくらい？」と質問されるたびに
「ほら来た、まったく、早いと偉いのかよぉ〜」なんて具合にくさって
ました(苦笑)。でも「ちょっと遅いかな」なんてレスもらった日には、
「へんっ！」とそっぽ向きながら海より深ぁ〜く沈んでいました(苦笑)。

今回、必要に迫られればできるのだ、ということがわかったことが
ドキドキ立ち読み初体験で知った収穫です。

でもやっぱり、家で読む時はとてもゆっくりです。
仕方ない、性分だから・・・。