【私の一冊】The Long Goodbye

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990. 【私の一冊】The Long Goodbye

お名前: 道化師
投稿日: 2004/12/14(21:49)

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こんばんは、皆さん。

私の1冊は、Reymond Chandler(レイモンド・チャンドラー)の
The Long Goodbye(和名「長いお別れ」)です。

ハードボイルドの神様、チャンドラーの一番長い作品です。
「男」が生きるためのバイブルとでも言いましょうか。(大袈裟)

でも、文章自体は、一文一文が短くてわりと読みやすいんです。
(と、言いつつ、まだ読んでいる途中ですが。)

チャンドラー作品は、名文句って言うのが多いんですが、
この作品も最後の一言が、決まっています。

I never saw any of them again
-except the cops.
No way has yet been invented to say goodbye to them.

この一節を本屋で立ち読みした時に、
原書の中で見つけて、思わず感涙にむせんじゃいました。
いや、本当です。冗談じゃないんです。
(その時に、一緒にいたみちるさんが証人です。)

まぁ、なんでこんな文に涙するかは、
私の「警官嫌い」のせいなんでしょうけれど。
(警察関係者の皆様、ごめんなさい。)
「警官嫌い」と言えば、エド・マクベインの87分署シリーズに、
そういうタイトルがあったっけ。
超有名なシリーズのはずなんですが、
英語が難しいせいか古いせいか、多読ではあまり話題に上りませんねー。
本屋で見つけたら、ちょっと覗いてみよーっと。

また、感涙にむせんだりして・・・(笑)

ではであ。


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