[掲示板: 〈過去ログ〉タドキスト大会用掲示板 -- 最新メッセージID: 2674 // 時刻: 2024/11/23(01:42)]
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私の1冊ということでしたが、ロマンを感じさせる絵本2冊持ってきました。
■ Traveling Man
James Rumford (著)
ISBN-10: 0618083669
ISBN-13: 978-0618083664
イブン・バットゥータの旅を絵本にしたものです。
彼はモロッコ生まれのイスラム法学者、旅行家で、1325年、21歳のとき出発し、
エジプトを経てメッカを巡礼し、さらに中央アジア、インド、スマトラ、ジャワを経て
中国を訪問したとされる29年間の世界旅行を行いました。
この本は杏樹さんの投稿で知った本ですので、もう一冊紹介します。
■ Adventures of the Treasure Fleet: China Discovers the World
Ann Bowler (著), Lak-khee Tay-audouard (イラスト)
ISBN-10: 0804836736
ISBN-13: 978-0804836739
中国 明代の人、鄭和の物語です。
永楽帝の命で1405年第1次航海に出ます。航海は7回行われ、
東南アジア、インドからアラビア半島、アフリカ東海岸まで到達しました。
特筆すべきは、宝船(ほうせん)と呼ばれる全長137mの船を筆頭に、
62隻で船団を組み、総乗組員は約2万8000名だったことです。
70数年後のヨーロッパ大航海時代、
コロンブスは全長18mの船3隻で、総乗組員は88名。
ヴァスコ・ダ・ガマの船団は全長27m級が3隻、総乗組員は170名
でしたから、これがどんなにすごいことかお分かりになるでしょう。
以上、ロマンのある絵本と、ロマンス本を楽しむパピイでした。
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