SSS多読通信 第173号 (2007/4/19)

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810. SSS多読通信 第173号 (2007/4/19)

お名前: しおから
投稿日: 2007/4/19(04:24)

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        SSS多読通信 第173号 (2007/4/19)

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【1】今週の100万語通過者 (4/9-4/15)
【2】今週のお薦め本"Fluffy"
【3】今週の掲示板ダイジェスト (4/9-4/15)
【4】SSSコラム(古川)
【5】SSSニュース 
【6】編集後記                          編集:しおから
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【1】今週の100万語通過報告者 (4/9-4/15)
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今週は100万語の通過報告がありませんでした。
次回をお楽しみに。
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【2】今週のお薦め本 たまらないウサギ本"Fluffy"(ウサギ本特集番外編)
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以前ウサギ本特集を担当させていただいたことがあったのですが、その後であ
まりにもかわいらしくて含蓄のある英語のマンガに出合ったので、その本につ
いてアツく語ってしまうことにしました!私しおからの独断と偏見にしばらく
お付き合いください。
……………………………………………………………………………………………
■Fluffy                                 YL3-4
……………………………………………………………………………………………
グラフィック・ノベル的な本で語数もまだ数えておりません。でもでも語数に
にこだわりすぎるより先にぜひこの本を手にとってみていただきたいのです!
ハードカバーで、正方形の表紙!この空色の本を手に取るだけで、あなたの気
持ちは癒されていくはず…。

ロンドンに住むMichaelはなんとなく毎日がパッとしない独り者。なぜか人間の
言葉をしゃべりMichaelのことを本当のDaddyで自分は人間の幼児だと思い込ん
でいるウサギ、Fluffyと暮らしています。Fluffyには頼りにされてはいるもの
の、いわゆる「負け犬」的な気分を味わう日々。しかし…。

とにかく絵のかわいらしさ、ウサギのFluffyの様子がたまりません。最初のほ
うで、ダンボール箱の寝床(ほら、ウサギですからね)で目をさます様子や、
うんちをしてしまうところなど、シンプルな線で描かれていてかわいらしいの
に妙にリアル!です。
また、ちょっとした効果音の書き方やコマの割り方、引いた風景なども上手で、
かなりアートとして眺めても楽しい本です。マンガ好きの私しおからはすっか
り参ってしまいました。

子ども向けの話ではありませんので、多少オトナな内容が入っていると思って
読んでいただいたほうがよいとは思います。それにかなりリアルな現実も描か
れています。でも、オトナだからこそ心から楽しめるすてきな絵本のようなマ
ンガ、それがこの"Fluffy"です。人と人(やウサギ)のrelationshipってなん
だろ?と考えさせられます。

メインのストーリーとはあまり関係がありませんが、途中からナレーターとし
て登場する「ホコリ」が、見た目まるで「もやしもん」(日本の漫画、石川雅
之著)に出てくる酵母菌のようで、ニヤリとしたりもしました。


2月に出たばかりのため、まだほとんどアマゾンなどでもレビューが入ってい
ないのですが、イギリスのアマゾンのサイトを覗くとすてきなリーダースレ
ビューが載っています。
[url:http://www.amazon.co.uk/Fluffy-Simone-Lia/dp/0224080482]
米国アマゾン
[url:http://www.amazon.com/Fluffy-Simone-Lia/dp/0224080482/]
日本のアマゾン
[url:http://www.amazon.co.jp/Fluffy-Simone-Lia/dp/0224080482/]
楽天ブックス
[url:http://item.rakuten.co.jp/book/4313894/]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト (4/9-4/15)
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★めざせ100万語!の広場から
みなさん楽しんでいる様子が伝わってきます!
80万号通過 domiapoさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23740]
50万語通過 ひろのすけさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23745]
50万語通過 なおちぃさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23751]
40万語通過 おとっつあんさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23762]
50万語通過 ぱたりろさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23769]
20万語通過 夢子さん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23773]

★100万語超〜1000万語のみなさんから
100万語超  お久しぶりです ありあけファンさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=9487]
200万語通過しました(^^)♪ たんぽぽのわたげさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=9491]
Anne of the Island(アンの愛情)で700万語通過しました! もつこさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=9499]

1000万語になりました。 ヨシオさん
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-1000&c=e&id=626]


■柊さん
多書き:すでに計画でもなくなってきました
wikipedea書きに挑戦した柊さんの書き込みです!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=1335]

■パピイさん
PBの掲示板(ネタバレ可)から
おとなのための世界史クラブ 〜 男性だってロマンス本 
たっぷりと読みでのあるロマンス本ガイド。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-netabare&c=e&id=920]
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【4】SSS コラム 「新シリーズ紹介にご協力を!」(古川)
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「多読完全ブックガイド(初版)」多くのタドキストの方の協力で完成しまし
た。あらためてこの場でお礼を申し上げます。
 さて、初版が版元品切れとなり、改訂版を早急に発行することになりました。
第2版では、ブックリストを、レベル別ではなく、シリーズアルファベット順
にするなどの改訂を図ります。また、みなさんから寄せられたデータを書評シ
ステムにアップするためのプログラムの開発も同時に進行させる予定です。
 この2年間の間に、多くの新たなシリーズが発刊され、また、発掘されまし
た。既に紹介されている主要なGR.LRのシリーズの新刊本については、
著者陣でフォローする予定ですが、一般児童書の新シリーズまでは、著者だけ
では手が回りません。
 みなさんから、今回も、新シリーズの情報提供をいただければ幸いです。
(謝礼も若干ながら用意してあります。)
  1)シリーズの紹介を58字(署名つき)
  2)各タイトル、YL、ISBN,語数、18字書評、音源の有無
 を
 //www.seg.co.jp/sss/word_count/word-counts-input.xls
 のファイルをダウンロードして、Excel File で
sss-bookguide@freeml.com
へ5月15日までに送ってください。
 推薦する単独本の情報も歓迎します。
詳しくは、
  //www.seg.co.jp/sss/word_count/cosmopier-2007.html
を参照ください。みなさんからのデータ提供をお待ちしています。
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【5】SSS ニュース
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■2007多読応援キャンペーン開始
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今年も、各出版社の協力を得て、多読応援キャンペーンを行います。
新たに、多読を始められた方、読書記録を送って洋書をあてませんか?
最寄の洋書店でキャンペーン応募用紙のついた読書手帳をもらってください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/100mango-fair.html]
……………………………………………………………………………………………
■多読講演会 セミナーの予定
……………………………………………………………………………………………
5月13日(日) 成田 多読と多聴がひらく英語の世界(酒井邦秀)
5月27日(日) 新宿 (1)多読の楽しみ(繁村一義)
5月27日(日) 新宿 (2)ORTから始める多読(宮下いづみ)
5月27日(日) 新宿 (3)精読と多読で伸ばす英語力(Rob Waring)
7月28日(土)   豊田 絵本からの多読(酒井邦秀)

*詳細は、下記でご確認ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
*酒井先生の講演会等の活動は、下記により詳しい情報があります。
[url:http://tadoku.org/workshop.html]
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【6】編集後記                (しおから)
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 先日野村万作さん・萬斎さんの狂言を観る機会がありました。狂言を見るの
はこれで5回目ぐらいですが、毎度演目も違いますし、そんなに予習もしない
で行くので、観るといつも新鮮な発見があります。
 狂言で使われている言葉は、形を変えてきてはいますが、基本的に安土桃山
後期から江戸時代のものです。ですから、いつも始まってすぐはなかなか耳も
慣れず、なかなかお話に入り込んでいけません。しかしいつのまにか、聞き取
りづらい言い回しや知らない単語が三分の一ぐらいはあるはずなのに、大笑い
したりニヤニヤしたり、思わず夢中になっている自分に気づくのです。
 わからない言葉はとばす!それでも楽しめればOK!を、耳で、しかも少々古
い日本語で自然とやってしまっているんですね。なんとなくでもわかって楽し
いから、ついつい帰り道には「いや、何かといううちに着いた」とか、「これ
はいかなこと」とか、耳からインプットされた言葉を繰り返して使ってみたり。
これがまた面白くて…。こんな楽しさから言葉って身についていくのかも?
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         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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 ご了承ください。
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 利用して発行しています。
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