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お名前: ポロン
投稿日: 2007/3/15(06:17)
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SSS多読通信 第168号 (2007/3/15)
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【1】今週の100万語通過者 (3/5-3/11)
【2】今週のお薦め本 「ブラックなパロディ絵本」特集
【3】今週の掲示板ダイジェスト (3/5-3/11)
【4】SSSコラム 「YLからKLへ」 (酒井)
【5】SSSニュース
【6】編集後記 編集:ポロン
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【1】今週の100万語通過報告者 (3/5-3/11)
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今週の100万語通過報告はありませんでした。来週をお楽しみに!
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【2】今週のお薦め本 「ブラックなパロディ絵本」特集
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今週は、昔話やグリム童話、アンデルセン童話などを毒気たっぷりのパロディ
にしてしまう絵本作家コンビ Jon Scieszka と Lane Smith の作品をご紹介し
ます。
あのおとぎ話がこんな風刺たっぷりの作品になるなんて!という驚きばかり
ではありません。この二人の手にかかると、算数までが、こんなに笑える(も
しくは顔がひきつる!)素材になってしまうのです。
※3月14日現在、SSSの書評システムダウンのため、各URLは、Amazonの
ページへリンクしています。
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■The True Story of the 3 Little Pigs YL2.5 858語
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『三匹のこぶた』の話を、あなたは鵜呑みにしていませんか?真実はこんなと
ころにあったのです。当事者のオオカミが今語る、その真相とは?!
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0140544518/sss-22]
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■The Stinky Cheese Man and Other Fairly Stupid Tales YL4.5 2,539語
……………………………………………………………………………………………
これぞ大人のためのおとぎ話!
『おだんごぱん』『赤頭巾ちゃん』『うさぎとかめ』『おとなしいめんどり』
『ジャックと豆の木』『シンデレラ』などがブラックなストーリーに生まれ変
わっていて、思わずにんまり。
中表紙や献辞、目次、裏表紙のISBNにいたるまでが茶化されてます。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0140548963/sss-22]
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■Squids Will Be Squids YL5.0 2,544語
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著者前書きによると、「もしイソップが今生きていたら語っていたであろう」
寓話を集めたものだそうです。一話につき教訓が添えられており、動物に例え
られた人間のおバカさ度合いには、心底納得。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0142500402/sss-22]
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■Math Curse YL5.0 1,572語
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ある小学生の女の子の一日。フィボナッチ先生の言うとおり、身の回りを見渡
してみると、すべてが算数の問題になってしまう!彼女は算数の呪縛からのが
れられるでしょうか?
算数アレルギーだった私。英語の本で苦しめられるとは思わなかった…。
この本も、献辞や著者紹介、裏表紙にいたるまで、しゃれた仕掛けがあります。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0670861944/sss-22]
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■The Frog Prince Continued YL2.0 1,088語
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魔女の魔法が解け、幸せな結婚をしたはずの『カエルの王子さま』とお姫さま。
しかし、長年の夫婦生活には必ず倦怠期が訪れるもの。二人は危機を乗り越え
られるでしょうか?
この1冊のみ、Jon Scieszka の文に Steve Johnson がイラストを描いています。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/014054285X/sss-22]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト (3/5-3/11)
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■10万語達成しました mattiさん
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小さいお子さんたちへORTの読み聞かせをしつつ、あの難しい児童書も読めて
しまったそうです。すごい!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=9064]
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■12万語通過しつつ仲間を増やす活動中 ろんくんさん
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会社で興味のある人たちに、多読の説明会を開かれたそうです。すばらしい行
力動!多読の輪が広がりますように♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=9067]
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■皆様有難うございます 10万語通過しました あすはるさん
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読書指導会に参加され、楽しかった体験が励みになったそうです。仲間がいる
っていいですよね♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=9070]
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■10万語に到達しました yhiroakiさん
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Frog and Toadシリーズに癒され、何度も読みたくなるのだとか。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=9076]
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■60万語を通過しました たいふさん
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多読開始直後に投げ出した本が読めてしまったそうです。60万語でそんなに成
長を感じられるなんて、うらやましい限りです!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=23605]
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■400万語を通過しました! りあさん
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ORTやPGR1で四苦八苦していた以前がうそのように、今は多読に多聴にシャドー
イングにと、英語を心から楽しんでいらっしゃるご様子です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=9390]
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■600万語通過報告 バナナさん
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厚めのPBに手を出すようになったそうです。マキャモンのBoy's Lifeやケン・
グリムウッドのReplayがおすすめだとか。こんな本が読めるなんてカッコイイ!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-mini-report&c=e&id=212]
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■試行錯誤のシャドーイング(福山オフ会で) アラベスクさん
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シャドーイング開始からの経緯と、酒井先生にチェックしてもらうのにいかに
苦労なさったかのお話。どちらも共感することしきりです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=3016]
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■新刊GR一のおすすめ 古川さん
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最近各社から出版された新刊GRの中で、いちばんのおすすめはこの本だそう
です!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=2158]
投稿中のURLは、書評がシステムダウン中のため利用できません。直接Amazon
のページへどうぞ。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/1405850000/sss-22]
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【4】SSSコラム 「YLからKLへ」 (酒井)
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こども式は多読から生まれました。多読の読み方はよくよく考えるとこども
の読み方をまねしているように思えたからです。さらに、掲示板の報告から、
多読の考え方は聞いたり、話したり、書いたりすることにも通じる可能性が出
てきました。
当然の発展として、二つをあわせて「こどものように聞く」道を探しはじめ
ました。まだまだ全容が明らかになったわけではありませんが、「とっかかり」
だけでも近いうちに「こども式」のウェブサイト([url:http://tadoku.org/])
で紹介しようと思います。そして、そこから懸案の「KL」(Kikiyasusa Level、
ありあけファンさんが発案してくださった目安)を提案するところまで進めた
らと思っています。
けれども、道は平坦ではなさそうです。YLという尺度も複雑な問題で、本の
装幀やページごとの活字の詰まり具合も問題になります。(詰まり具合をとき
には「まばら度」といいます。これを実物で表現したのがまりあさんの「ミス
テリで100万語」の実物大版組見本です。)
ところがKLはもっと複雑になりそうです。というのは、KLに関わる範囲はと
ても広くて、「listening」、「listening and reading」、「listening,
reading and shadowing」、「shadowing」などが絡んできます。どの活動に使
うかで、やさしさ、むずかしさのレベルがちがってくると予想されます。
また、readingのときに併用する本によっても聞きやすさが変わってくるか
もしれません。さらには、再生するときに何を使うかという問題もあるでしょ
う。デジタル機器を使う場合、音声の圧縮率やヘッドホン、イヤホン、スピー
カーの種類によっても聞きやすさは変わるでしょう。(さまざまな種類のヘッ
ドホンやイヤホンとシャドーイングのしやすさの関係を研究しようと考えたこ
ともあります。お金がなくてあきらめましたが)
さらにさらに、ふーんさんがやっているように倍速、3倍速、4倍速で聞い
たらどうなるかなんていうとんでもない課題もある! さらにはKikiyasusaと
シャドーイングのしやすさはどんな関係があるのか? ドラマ仕立ての場合は
登場人物によって速さがちがうだろう、その場合、聞きやすさやシャドーイン
グのしやすさとどう関係がある? いま「多聴多読マガジン」ではYLとwpm
(分速)でグラフを作っていますが、実際にははるかに複雑なことがからんで
いるはず・・・
多読から多聴へ滑らかに移行するためにもこうしたことは大事で、またもっ
と大事なことですが、今後こども式をはじめる人たちが多聴(+多読)からは
じめるには、なんとしても音にも進度の目安が必要です。多読素材のYLとおな
じように音声素材のKLがなくてはならないと思います。
お金と時間が無限にあれば、YLもKLもいらないのですが・・・
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【5】SSSニュース
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■書評システム修復中! ---ご迷惑をおかけしています---
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書評システムのLinux Serverのハードディスクが破損して、現在、システムの
再インストール中です。今週の金曜日の夜から再稼動予定です。状況は、
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=786]
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■洋書5冊があたる100万語多読応援キャンペーン 締切迫る!
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7月1日から、3月末日までに、洋書を100冊以上読まれた方を対象とする
多読応援キャンペーンの締切りがもうすぐです。個人の方、教室の先生、
ふるって応募してくださいね!
*詳細は、下記でご確認ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/2006-100mango-fair.html]
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■多読講演会 セミナーの予定
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5月27日(日) 新宿 多読の楽しみ(一般初心者向)
5月27日(日) 新宿 ORTから始める多読(英語教師向)
*詳細は、下記でご確認ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
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■多聴多読マガジン 第3号 好評発売中
……………………………………………………………………………………………
第3号の快聴快読ライブラリは、
1.What's the Time? (Fast Forward)
2.The Broken Roof (ORT7)
3.Inspector Logan (CER1)
4.The Housewife Spy (PGR2)
です。「酒井先生のこども式シャドーイング教室」のほか、レベル0、1特集
には、古川昭夫ほかが執筆しています。
[url:http://www.cosmopier.com/shuppan/magazine/index.html]
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■「イギリスの小学校教科書で楽しく英語を学ぶ」 3月20日 発行
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イギリスの小学校の80%以上で使われている Oxford Reading Tree シリーズか
ら多読を始めてみませんか? ORT Stage 1-7 から8冊のORTを紹介した本が
小学館から3月20日に発売されます。
題名:イギリスの小学校英語教科書で楽しく英語を学ぶ(CD付)
著者:古川昭夫・宮下いづみ
発行:小学館 ISBN: 9784093105279 価格:2100円
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■多読ブックガイド 推薦本募集
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多読完全ブックガイドの改訂作業が始まりました。新たに紹介したいシリーズ
や特選で推薦したい本を募集しています。詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=2142]
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【6】編集後記 (ポロン)
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英語の通訳ガイドをしている友人から聞いた話です。お客さんをよくカラオ
ケに案内するのだけれど、英語ネイティブの方々、お国を問わずほとんどのみ
なさんが、とてもお上手とはいえないそうな……。それでも、音程がはずれて
ようがリズムが合ってなかろうが、1小節ずれてようが、堂々と気持ちよさそ
うに歌いあげるのだそうです。
私も、洋楽カラオケを歌うたび、あまりのヘタさに「うーん、やっぱりここ
の子音が、リズムが、、、。」と英語の音がまずいから歌えないのだろうと、
へこんでいたのですが、ネイティブでも歌えないなら、私が歌えるはずないの
だ!と開き直りました。
そういえば私、いまどきの日本語の歌が全然歌えませーん。カーペンターズ
の方が自信あります(笑)。歌は自己満足で歌わなくっちゃね♪
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今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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