SSS多読通信 第134号 (2006/7/6)

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625. SSS多読通信 第134号 (2006/7/6)

お名前: まこと
投稿日: 2006/7/6(01:32)

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        SSS多読通信 第134号 (2006/7/6)

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【1】今週の100万語通過者 (6/26-7/2)
【2】今週のお薦め本 「ほのぼのできるクマの本」特集
【3】今週の掲示板ダイジェスト (6/26-7/2)
【4】SSSコラム「15万語のペーパーバックマラソン」(マリコ)
【5】SSSニュース 
【6】編集後記
                            編集:まこと
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【1】今週の100万語通過報告者(6/26-7/2)
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 今週の100万語通過報告は2名でした。おめでとうございます!
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■100万語通過しました。(長文失礼)     二十一世紀中年さん
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古本屋で酒井先生の本と出合ったのが多読のきっかけだそうです。児童書の
『Uncle Elephant』の中で「気落ちしている小象を叔父さん象が励ますところ
で、小象が徐々にsmile, giggle, laugh にいたる」話を読み、「そのとたん
今までバラバラだったsmile とlaughの相互関係が僕の頭の中でぼんやり浮か
んで」きたそうです。これはもう、多読の醍醐味ですよね。「今後は好きなPB
を選びながら、できれば十ヶ月で百万語ぐらいのペースで進められればな、と
思って」いる二十一世紀中年さん。自分のペースが、もうすでにできています
ね。これからも楽しくHappy Reading!!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=6117]
……………………………………………………………………………………………
■3年5ヶ月分の100万語通過報告(長文です)      きゃもさん
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何度か中断を経験して、100万語を通過されたきゃもさん。3年5ヶ月の経
過を、丁寧に報告されています。「初めて1冊読み終わった時の達成感が「読
める」自信をつけてくれたのかもしれません。今まで英語の勉強で挫折感はあ
っても達成感を味わったのは初めてでした。」この言葉を読んで、たくさんの
タドキストの方が大きくうなずいている事でしょう。人それぞれのペースで進
めていけるところが、多読のいいところですね。これからも、無理なく楽しく
Happy Reading!!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=6118]
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【2】今週のお薦め本    「ほのぼのできるクマの本」特集
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今回は「ほのぼのできるクマの本」特集です。「クマ」と言っても、本物だっ
たり、ぬいぐるみだったり、主人公だったり、脇役だったり・・・いろいろ立
場が異なりますが、ほのぼの体験してみませんか?
……………………………………………………………………………………………
■Little Polar Bear (絵本)           1,039語  YL1.3
……………………………………………………………………………………………
Little Polar Bearシリーズの1冊です。北極グマのこどもLarsがお父さんと一
緒に狩りに出かけます。そして疲れて眠った翌朝、海の真ん中でひとりぼっち
になっていることに気づきます。さあ、大変!Larsは、どうなってしまうので
しょうか?作者Hans de beerが描く絵がとてもかわいくて、動物達の表情がと
ても豊かです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002136]
……………………………………………………………………………………………
■Little Bear (ICR1)              1,626語  YL1.4
……………………………………………………………………………………………
Little Bearシリーズの1冊です。温かくて優しい愛情に溢れたMother Bearと
少し甘えん坊のLittle Bearとの話が、4つ入っています。Maurice Sendakの絵
が雰囲気を出していて、心が温まります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001898]
……………………………………………………………………………………………
■We're Going on a Bear Hunt (絵本)        410語  YL1.5
……………………………………………………………………………………………
赤ちゃんも含まれている5人が、意気込んでクマ狩りに出かけます。途中に草
原や川や沼地などがあっても頑張って通り抜け、ついにクマが住んでいる穴を
見つけます。そして・・・!!リズミカルで、同じ文章が何回も繰り返され、
いろんな場所で出てくる擬音語も楽しいです。声に出して読むと、さらに楽し
さが倍増します。Helen Oxenburyの描いた絵が、ほのぼのとしています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003765]
……………………………………………………………………………………………
■Teddy Robinson Stories (児童書)       32,645語  YL3.7
……………………………………………………………………………………………
少女Deborahの家にいる、クマのぬいぐるみTeddy Robinsonは、優しくてお茶目
で歌を歌う事が大好きです。二人はとても仲良しで、何をするにもいつも一緒。
おもちゃ屋さんに行ったり、海に行ったり、入院したり・・・、二人にまつわ
る話がたくさんあります。どの話も温かくてほのぼのとしていて、時々クスッ
と笑ってしまいます。実はこの本、厚みが『2センチ』もあります。初めて本
を見たときはびっくりしましたが、字が大きいのでとても読みやいです。とこ
ろどころに作者の描いたかわいい挿絵が入っています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011078]
……………………………………………………………………………………………
■Winnie-the-Pooh (児童書)           21,469語  YL5.5
……………………………………………………………………………………………
よく知られている「クマのプーさん」です。作者ミルン氏が、息子のクリスト
ファーのために書いた話だそうです。マイペースで、はちみつが大好きなPooh
と、個性派揃いの仲間達とのやりとりが楽しいです。またErnest H. Shepardが
描いた挿絵がとても素敵で、読んでいると話に吸い込まれます。途中でPoohが、
言葉や綴りを間違えることがあるのですが、気にしないで読み飛ばして下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002343]

*続編は「The House at Pooh Corner」です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002344]
……………………………………………………………………………………………
■A Bear Called Paddington (児童書)      26,000語  YL5.5
……………………………………………………………………………………………
ある日Brown夫妻が、Paddington駅でクマを見つけました・・・。
主人公PaddingtonとBrown夫妻の出会いから、話は始まります。礼儀正しく、マ
ーマレードが大好きなPaddington。Brown一家とPaddingtonの温かくて、楽しい
話がたくさん入っています。Paddington本人に悪気は全くないのに、ついつい
起きてしまう事件がおもしろいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001571]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト(6/26-7/2)
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■30万語通過報告                  ROBBYさん
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「3月より職場が変わり、一気に忙しくなってじっくりと読む時間がなかなか
取れない」状況になってしまったROBBYさん。でも「不思議と止める気にならず、
むしろ気分転換に」多読を楽しまれているそうです。歴史モノを読んで、歴史
と英語を知る一石二鳥の話は、たくさんの方が共感すると思いますよ!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=22800]
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■絵本報告その48                  アトムさん
……………………………………………………………………………………………
アトムさんの絵本報告も48回目です!今回の報告も、盛りだくさんですよ。
なんと49回目の予告付きです。次の報告も、待ち遠しいですね♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=1669]
……………………………………………………………………………………………
■「Night Fall」:ゆけむりオフ、11人の不思議な巡り会い
                        MOMA親爺さん
……………………………………………………………………………………………
どんな本でも、本のことで共感し合える仲間がいることは、嬉しいですよね。
掲示板ではなかなかできないネタばれも、会えば盛り上がる事、間違いなし!
ゆけむりオフで楽しい体験された11人の方々の巡り会いを、MOMA親爺さ
んが報告されています。とっても楽しそう!!巡り会いは、まだまだ続きそう
ですよ・・・♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=9454]
……………………………………………………………………………………………
■立ち止まり、そしてまた歩き出し。。。で50万語通過  ゴマさん
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Magic Tree Houseシリーズの「Ghost Town at Sundown」で、50万語を通過
されたゴマさん。「最近はキリン読みに挑戦してみたほうが良いのかもと思う
ようになりました。」というゴマさんのコメントに、いろいろな方からのアド
バイスが寄せられています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=22805]
……………………………………………………………………………………………
※6月29日発行の多読通信 133号にて記述に一部、誤りがありました。お詫
びし、訂正いたします。
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(再掲)■まだ3万語ですが嬉しい!        macskaさん
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こちらは新潟県只見町のブッククラブから。中高生もおとなも同じように多読
を楽しむ場があるって、素敵です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-t&c=e&id=965]
(誤)新潟県只見町→(正)福島県只見町
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【4】SSS コラム「15万語のペーパーバックマラソン 」  (マリコ)
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 あるオフ会のMLで、その中の3人が同じPBを読み終わり、「オフ会でネタば
れトークをしましょう」という話が持ち上がりました。それに注目した何人か
から「あと2週間」という時期にもかかわらず、「わたしも読みます」と手が
あがりました。気になる本だし、読む前にネタばれトークが耳に入るのはいや
だと思い、わたしもそのペーパーバック(以下PB)を読むことにしました。注
文してびっくり。それはなんと15万語もある分厚い本だったのです。  

 わたしはPBを読んだことはあるのですが、最近はもっぱら、人に紹介するた
めの本読みばかりで、レベル2程度までが中心になっていました。15万語も
ある字がぎっしりつまったその本は、英語を読むのが遅いわたしにとって、ま
た自分の時間の中で読書にあてられる時間を考えても1ヶ月以上はかかりそう
な長さでした。2週間でも無理かもしれないと思っているわたしの後からも、
あと10日、あと1週間という時期にもかかわらず、次々に「読みます」宣言
が増えていきました。みんな本気かしらと思いながら、負けられないと思い、
「がんばる多読」「戦う多読」「わからないところは章飛ばし」などと標語を
勝手につくり、自分を励ましながら読み続けました。オフ会が近づくにつれ、
一人また一人と読了の報告が増えていきました。中にはオフ会会場へ向かう交
通機関の中で読み終えた人、またたった4日間で読み終えた人もいて、皆の注
目を集めました。そしてふたをあけてみると、「読みます宣言」をしなかった
人も含めてなんと11人がそのPBを読み終わっていたのです。

 内容については、好き嫌いが分かれる本でしたが、15万語もある英語のPB
が2週間でしかも、英語歴も様々な人たちが11人も読み終えられたことは驚
きで、期限を決めて、競争心をもやしながら読むことでみんなの中にこんなに
エネルギーがわいてくるのかとびっくりしました。同じ目標をもった仲間なし
では読み終えることはできなかったと思っています。PBなんか自分には関係な
いと思っていた人たちも、この結果を目の当たりにして、いつかは自分にもPB
が読めるだろうという思いを強めたようです。

 がんばらないで、やさしいものを、好きなときにすきなだけ読みましょうと
いつも言っているのに、まったく逆の多読を経験しました。人と競争する必要
はないのですが、同じ目標をもってがんばっている仲間がいるというだけで、
励まされ勇気がわいてきました。これから長くつきあっていく多読、時にはい
つもと違った読み方をするのも気分転換になっておもしろいのではないでしょ
うか。
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【5】SSS ニュース
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■多読講演会 セミナーの予定
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7月16日(日) 新宿 The Door to Success: ER is the Key
7月29日 (土) 下松 読み聞かせ・絵本から始めて 使える英語力へ
7月30日 (日) 宇部 生きている英語を目指し、絵本から始める英語多読
8月26日 (土) 東京 日本多読学会総会・第5回英語多読ワークショップ
9月17日(日) 調布 多読で受験は乗り越えられる?
詳細は、下記でご確認ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■C'mon! タドキッズ!
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5月から、朝日小学生新聞に、月1回英語の学習絵本の紹介を連載しています。
毎月第4火曜日、1年間の予定です。第2回めは Longman Literacy Land をと
りあげました。Web上で音声も期間限定で聞けます。こちらからどうぞ!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=591]
……………………………………………………………………………………………
■インターネット放送局GYAOで多読がニュースに!
……………………………………………………………………………………………
「News Gyao」http://www.gyao.jp/news/ の6月21日の「Health Watch」で
多読が紹介されました。インターネットで再放送が視聴できます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=613]
……………………………………………………………………………………………
■タドキストリンクにサイトを追加しました
……………………………………………………………………………………………
◆『男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり in English』
 は、さんぽさんの英語日記のサイトです。15分で書く、辞書は引かない、
 単語が出てこないときは日本語可の方針で、やさしい英語で書かれています。
 [url:http://rinenglishdiary.blog23.fc2.com/]

◆『Drop's Happy Days』は、「洋書と過ごす楽しい日々」を送る雫さんのサイ
 トです。洋書の紹介コーナーや日記と充実しています。
 [url:http://www.geocities.jp/dropshappydays/]

◆『多読する ぶたさん ぶひママン』は、ミステリ中心の多読の話とグルメ、
 よもやま話がたくさんあるまりあさんのサイトです。面白い本と、美味しい
 ものが一緒に楽しめます!
 [url:http://buhimaman.at.webry.info/]

※タドキストリンクへのリンクを希望される方は、sss-jimuあっとseg.co.jp
 へご連絡ください。
……………………………………………………………………………………………
■多読通信の編集員を募集しています
……………………………………………………………………………………………
 多読通信は、多読が好きなタドキストたちが協力して編集し、毎週1回みな
さまにお届けしています。現在、新しい通信編集員を募集しています。多読が
好き、多読をしている方を応援したいという方、仲間たちといっしょに多読通
信の編集をやってみませんか。
 詳しくはこちらの募集案内をご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=616]

 多読通信編集員のお仕事内容についてはこちら▼
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-admin&c=e&id=1195]

 また、この多読通信のお薦め本コーナーに掲載する書評記事の募集も併せて
募集しています。みなさまのご応募をお待ちしております。
※応募いただける方は、sss-jimuあっとseg.co.jpへご連絡ください。
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【6】編集後記                (まこと)
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大好きな本や、お薦めの本はありませんか?多読通信編集員になって、みんな
に紹介してみませんか?多読通信は一人で作るのではなく、他の編集員の方た
ちにアドバイスや激励をもらい、時には雑談をしながら、一緒に作り上げてい
きます。私も初めて編集員になったときは、本当に大丈夫なのだろうかと心配
していましたが、何回か担当できました。時々編集員内で話されるグローバル
な話題も、すごく刺激的で楽しいです(私にとっては、社会勉強です。)。一
緒に編集員のお仕事をやってみたいと思う方、是非連絡を下さい。お待ちして
います!!
……………………………………………………………………………………………
次号の担当は しおから さん です。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
 ・メール sss-web-magazine@seg.co.jp
 ・掲示板への投稿
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
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※メールでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う場合があります。
 ご了承ください。
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多読通信の過去記事&マガジン内検索
 [url:http://blog.mag2.com/m/log/0000118505]
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/]
 利用して発行しています。
 配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
 [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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