SSS多読通信第106号 (2005/12/1)

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482. SSS多読通信第106号 (2005/12/1)

お名前: メイ
投稿日: 2005/12/1(17:07)

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        SSS多読通信 第106号 (2005/12/1)

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【1】今週の100万語通過者(11/21-11/27)
【2】今週のお薦め本 「Scholastic Bookshelfより」     
【3】今週の掲示板ダイジェスト(11/21-11/27)   
【4】SSS コラム  「タドキスト大会の感想」 
【5】SSS ニュース 
【6】編集後記
                            編集:メイ
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【1】今週の100万語通過報告者
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 今週の100万語通過報告は2名でした。おめでとうございます!
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■じぇっとさん
始めて半年、ダレン・シャンの5巻で通過されました。「とにかく英語を理解
するスピードが上がった」といううれしいご報告です。最近は多聴にも力を入
れ、ついにiPodまで買われたとか・・・ こうなったらもう多読生活からは抜
けられないですね。PBデビューの日も近いことでしょう。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5576]
……………………………………………………………………………………………
■きくらげさん
「はじめまして!」と、いきなりの100万語通過報告です。途中、一度ならず
挫折もありましたが、ついに100万語通過を果たされました。挫折の原因のひ
とつは「洋販ラダー」に手を出したことだったとか。「洋販ラダー」で始める
のは危険というタドキストの意見もうなずけます。そして、挫折しても何回だ
って始められるのが多読の良いところ。出戻りも大歓迎です!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=3273]
……………………………………………………………………………………………
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【2】今週のお薦め本  「Scholastic Bookshelf より」
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 みなさんは"Scholastic Bookshelf"というシリーズをご存知でしょうか?表
紙が赤と金で縁取られた絵本のシリーズです。読みやすく、ジャンルも多彩な
ので、大人も子どもも楽しめるのではないかと思います。
 どれにしようか迷いましたが、それぞれ雰囲気の違う何冊かをご紹介してみ
ます。
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■When Sophie Gets Angry—Really, Really Angry...  総語数 189  YL1.7
……………………………………………………………………………………………
ちょっとした不愉快なことが重なって、Sophieの怒りは大爆発。その怒りのす
ごさといったら! 子どもの感情の動きがよく描かれています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009896]
……………………………………………………………………………………………
■Christmas in the Country           総語数 685     YL1.8
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Cynthia Rylantが子どもの頃に祖父母と共に過ごした田舎の小さな家でのクリ
スマス。これといって派手なことは何もないのですが、素朴で心のこもったあ
たたかさがいっぱいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010322]
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■How Are You Peeling?: Foods with Moods  総語数 189     YL1.9
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英語が全然わからなくても楽しめる本。それほど芸達者な野菜や果物たちなの
です。この表情を見たら、ちょっとした憂鬱も吹き飛ぶに違いありません。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009899]
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■The Dumb Bunnies                     総語数 426   YL2.1
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やさしいながらDav Pilkeyらしい作品。丸木小屋に住むBunnyの家族3人が次
々におバカなことをやってのけます。細部にもおふざけの要素がたっぷりです。
初めてのPilkey本として最適。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009900]
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■Grapes of Math, the Mind-Stretching Math Riddles  総語数 768  YL2.4
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なぞなぞ形式になった算数の本。後ろには考え方の解説もされています。絵が
美しいので、数学は嫌いでもこれなら見てもよいかという気になりますね。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009898]
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■The Story of Ruby Briggs          総語数 1,008   YL2.5
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黒人の公民権がようやく認められた1960年ころのアメリカお話。当時の南部で
は、白人と黒人では行く学校も別々でした。黒人の少女Rubyは白人用だった小
学校に入学しますが、学校の前には反対する白人が登校を阻止しようと詰めか
けます。人種の壁の厚さが印象に残りました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009913]
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■A Bad Case of Stripes        総語数 1,427    YL2.5
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小学生のCamillaは人の目が気になって大好きなライマ豆も食べません。新学
期の朝、鏡に映る自分の姿にびっくり。その奇妙な症状を治療しようと医師、
学者などがやって来ますが、だんだんひどくなるばかり。周りに合わせて生き
ようとするCamillaのすがたはひとごととは思えません。大人向きの本ですね。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004326]
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■Mice and Beans               総語数 1,128    YL3.0
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おおらかな性格のMaria Rosaは人をもてなすのが大好き。孫娘の7歳の誕生祝
いのため、大家族が集まることになりました。いそいそと準備を始めますが、
いろいろな物が毎日何かなくなっていきます。そしてパーティの日を迎えます
が・・・ スペイン語系アメリカ人の文化を感じるおおらかであたたかい物語。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010321]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■タドキスト大会、無事に終えました!        akoさん
 タドキスト大会実行委員長akoさんからのご挨拶です。すばらしい大会でし
たね。学ぶことも、笑うこともたくさんあり、楽しく充実した2日間でした。
こんなすてきな会を企画、実行してくださったakoさんやスタッフのみなさん
に心からの感謝と盛大な拍手をお送りしましょう! パチ、パチ、パチ・・・
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=e&id=1568]

 「掲示板上自己紹介タイム」コーナーができました。当日出席した人もしな
かった人もぜひご参加ください。「時間も字数も、無制限一本勝負〜!」です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=e&id=1604]
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■どちらを読んだら・・・?             柊さん
 GRのセットを買ったもののどうも短すぎてあまり楽しめない。でも少し我慢
して読んだ方がいいのか、趣味で読んでいる児童書を読んでいていいのかと迷
われての投稿です。「楽しく読むのが一番」というタドキストのみなさんのア
ドバイスが心強いです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=8469]
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■ついに出ました! 100万語!!       ジャーニーみやじさん
 大分にある大学で多読授業をなさっているジャーニーみやじさん。ついに
100万語を達成した学生さんが出たそうです!「今まで英語を教えてきました
が、こういう喜びは初めてです」とのこと。教師としては最高にうれしい瞬間
ですね。本当におめでとうございました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-t&c=e&id=813]
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■Thank you が言えなくて                               職人さん
 Thank you なんて簡単に言えそうで、実は案外むずかしいというお話です。
そのことをを職人さんが職場の同僚とのやりとりを通して語ってくださいまし
た。相手に何かしてもらったときなど、日本語だと「すみません」と言うこと
も多いので、つい"I'm sorry."と言ってしまったとか。誰でもやりそうですね。
日本語と英語の文化の違いを感じさせるお話でもありました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=521]
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■【Hanahou倶楽部】第8回活動報告              しおさん
 15人が参加し、イタリアや中国で買った本も登場した賑やかで楽しい会のご
報告です。参加したみなさんが本について書かれた紹介コメントも魅力的。ま
たまた読みたい絵本が増えそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=8290]
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【4】SSS コラム  「タドキスト大会の感想」      (マリコ)
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二日間にわたって開かれた全国タドキスト大会は今年で3回目を迎えました。
首都圏を中心に、札幌、名古屋、大阪、福岡、宮崎から、約100名の参加者
が一堂に会し、楽しく充実した時間を過ごしました。

akoさんを中心とした実行委員が企画した、酒井先生の講演、多読通信編集委
員の紹介やコメント、SSSトリビア、PBやシャドウィングの音源紹介など
の演題があり、どれひとつとして聞き逃せない興味深い内容ばかりでした。

その中でも圧巻は全参加タドキストが一人数分ずつ自己紹介をかねて発表する
「わたしのおすすめの一冊」でした。自分が読んだ中で一番感動した本を紹介
するのですからどのコメントも心を打つもので、実際に読んでみたいと思う本
ばかりでした。去年も同様の企画がありましたが、去年に比べて、紹介される
本がレベルアップしているのが印象的でした。続けていれば少しずつ難しい本
が読めるようになるということを去年も参加した人はだれもが感じたことでし
ょう。
 
また、1000万語を越えている人が数人いたり、「家族で読んでいる」「友
達を多読に巻き込んだ」「会社で多読グループを作った」などなどの報告もあ
り、わたしたちが予想している以上にSSS多読で英語読書を楽しんでいる人
が増えていることがわかりました。

英語の本を介して分かち合う仲間との楽しい時間は、夢の中の出来事のようで
した。このままずっとSSS多読の世界にいたいと思いながら、終了の合図と
ともに、わたしはため息をつきながら現実の生活に帰ったのでした。
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【5】SSS ニュース
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■多読による英語教育 第3回新人セミナーのお知らせ  (日本多読学会)
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1月22日(日)10:00-17:30     場所 SEG(東京・新宿)
参加費 一般 3,000円 多読学会会員 無料  懇親会費 5,000円程度
申込期間 11月21日(月)〜1月10日(火)まで (定員30名になり次第締切)
申込みは email: era-jimu@seg.co.jpへ 詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/era/workshop/index.htm]
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■「今日から読みます英語100万語 台湾語版」発売
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「今日から読みます! 英語100万語!」(古川昭夫・河手真理子著・酒井邦秀
監修・日本実業出版)の台湾語の翻訳が智富出版有限公司から発行されました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/kyokara-taiwan.html]
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■SEG Bookshopから新セットのおしらせです!
 マクミランの新刊、オーストラリアの GR、はじめての児童書としてお薦め
のCorgi Pups が、それぞれセットになって新登場♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-library&c=e&id=131]
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【6】編集後記                     (メイ)
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 今日から12月。今年もあと1ヶ月となりました。毎年「あ〜、あれもやりた
かったなあ」と思い残すことがありますが、今年はあんまり時間が取れず、未
読本をかなり増やしてしまいました。といっても、まだ2エリエール(*注)に
満たないので、名だたるエリエーラーの皆さんには「未熟者が!」と一喝され
そうですね。
 最近は編み物をしながらお茶を飲む「ニットカフェ」というのがあるとか。
来年は周りにたくさん買い込んだ本を積み上げ、気の合った仲間とお茶を飲み
つつ静かに本を読み、間でちょっとおしゃべりをするというのをやってみたい
などと、片づけもそっちのけで夢見るこの頃です。
 年末にあたっての心がけ。お掃除よりは夢を! おせちよりは本を!
          Happy Holidays!!

(*注)エリエールは未読本を測る尺度で、福岡地方発祥。未読本を平積みし、
脇にエリエールの箱を縦長(最長辺を使用)に置いて測る。
●故事来歴などは以下参照。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-talk&c=e&id=419]
●写真はこちらです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/midokubon-fukuoka-2005.html]
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次号の担当はかのんさんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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