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475. SSS多読通信 第105号 (2005/11/24)
お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2005/11/24(12:23)
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SSS多読通信 第105号 (2005/11/24)
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【1】今週の100万語通過者(11/14-11/20)
【2】今週のお薦め本 「日系アメリカ人特集第2弾」
【3】今週の掲示板ダイジェスト(11/14-11/20)
【4】SSS コラム 「オランダ便り その4」
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
編集:Julie
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【1】今週の100万語通過報告者
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今週の100万語通過報告は4名でした。おめでとうございます!
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■ちんちょさん
「子どもにやらせる前にちょっと試してみようと思ったのですが、自分がどっ
ぷりはまっていました。」親が楽しんで英語読書している背中を見て育つお子
さんは、きっと何かを吸収していることでしょう♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5522]
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■takuakiさん
「英語多読は、無条件に楽しく、次の本が早く読みたいという気持ちで続いて
います。」絵本の回覧とご自分で購入された本、ブログ仲間の励ましで100万
語を通過されたそうです。多読を続けるコツは、本の確保と仲間ですね!!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5528]
……………………………………………………………………………………………
■けいこさん
世界で一番タドキスト人口密度の高い大分から、またしても100万語通過者が
出ましたよ!「特に『分からないところはとばす』技は天下一品だと自負しま
す。」……ま、まいりました(笑)。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5530]
……………………………………………………………………………………………
■うさぎのしっぽさん
「長かったようで短いこの旅路(笑)」が紹介されています。Cam Jansenシリ
ーズに触れた投稿は、初めてではないかなあ。ぴょんぴょんと200万語へ飛ん
で行ってくださいね♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=5546]
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【2】今週のお薦め本 (日系アメリカ人特集第2弾)
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日系アメリカ人の作品は、日本人として共感できるところも多く、異文化の中
でのカルチャー・ギャップが楽しくも切なく読めます。第1弾はこちら。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=141]
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■Music for Alice 総語数 1,389 YL1.5
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ある日系アメリカ人女性の人生を描いた絵本です。表紙の女性の顔を見てくだ
さい。人生のさまざまな苦労を乗り越えたシワの刻まれた顔が輝いてます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010110]
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■How My Parents Learned to Eat 総語数 1,301 YL1.5
……………………………………………………………………………………………
お父さんは米国人、お母さんは日本人。神戸で出会った二人のなれそめは?
ほのぼのと可笑しい絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010299]
……………………………………………………………………………………………
■Kira-Kira 総語数 44,201 YL5.7
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昨年度のニューベリー賞受賞作。1950 年代、ジョージア州に住む日系三世の
姉妹の物語。泣けます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009136]
ペーパーバック版が今月発売予定。予約受付中です。
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/141691045X/sss-22/]
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■Under the Blood-Red Sun 総語数 55,329 YL6.5
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日本軍がハワイの真珠湾を攻撃したとき、ハワイで暮らしていた日系人一家を
中心に描きます。泣けます。筆者は白人系の元ジャーナリスト。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010300]
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■Shizuko's Daughter 総語数 58,064 YL7
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著者の自伝的小説。神戸を舞台に、母が自殺してしまった後の、娘が成長する
姿を描きます。日本人の著者が英語で書きました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010260]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■ちょっともんもんとしてます。 やゆさん
楽しく読めていて読む力も語彙も増えていると思うのだけど、文法的なこと
が自分の中に蓄えられているのか。気になり始めたら読むのもぎこちなくなっ
てしまってという悩みに、体験談が寄せられています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=21888]
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■1000万語通過報告 パピイさん
読んだ本のうち、8割4分がGR。ゆっくりじっくりレベルを上げていった報告
です。精読についての考察は、なるほど!です。おめでとうございます!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=7022]
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■1000万語通過です。 みゅうさん
Dickensが読みたくて多読をはじめ「3年かかってまずは目的が達せられた」
そうで、おめでとうございます!本の紹介がたくさんあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=7035]
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【4】SSS コラム 「オランダ便り その4」 (Kian)
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オランダの冬は長く暗く寒いので、憂鬱になる人が多いそうですが、子ども
達にとっては、楽しいイベントが続く季節でもあります。
まず、11月11日の聖マルティン祭。これは、祝う地域と何もしない地域があ
るらしいのですが、アメリカのハロウィンとそっくりなお祭です。子ども達は
夕方、手作りのランタンを持って明かりのついている家の呼び鈴を押します。
家の人が出てきたら、聖マルティン祭の歌(何種類もあります)を一曲歌いま
す。歌い終わると、家の人にお菓子がもらえるのです。ちなみに、聖マルティ
ン祭の週は、スーパーでお菓子の大安売りをしていて、私も買い込みました。
うちの子ども達は、学校でしばらく前からこのランタン作りをしていて、なか
なか楽しいものを持って帰りました。まだオランダ語の歌を上手に歌えないう
ちの子ども達ですが、仲のいい友達が「一緒に行こう」と誘いに来てくれて喜
んで出かけ、30分後、山ほどのチョコレート、ビスケット、キャンディーを持
って帰りました。そして、我が家の呼び鈴もなり続け、子ども達の楽しい歌声
をたくさん聞くことができました。ハロウィンの経験もないので、とても新鮮
で楽しい夜でした。
次は冬のメインイベント、聖ニコラス祭です。聖(シント)ニコラスとは、
シンタクラースとも言い、オランダのサンタクロースです。毎年11月中旬、
スペインからの蒸気船に乗り、シンタクラースがオランダの港に到着します。
面白いのは、お供を何人も連れていること。このお供達は、ズワルトピート
(英語ではBlack Peter)という名の通り、一見黒人なのですが、シンタクラ
ースのお手伝いで、煙突を通りプレゼントを配るので、すすで真っ黒なのだそ
うです。船から上陸したシンタクラースとズワルトピート達は、子ども達の大
歓迎の下、街をパレードします。シンタクラース上陸の街は毎年変わるのです
が、その様子は全国に生中継され、その日はオランダ中の子ども達がテレビに
かじりついて中継を見るそうです。そして、今オランダは、街のショーウィン
ドーも、学校も、シンタクラースとズワルトピートの人形でいっぱいです。
シンタクラースとズワルトピートがプレゼントをくれるのは、12月5日。こ
の日が待ち遠しい子ども達は、毎晩寝る前に、靴に人参を入れてシンタクラー
スをたたえる歌を歌います。人参は、シンタクラースが乗っている馬にあげる
のです。そして、この1年よい子だった子どもは、プレゼントがもらえるので
すが、悪い子だった子どもは、ズワルトピートに袋に入れられ、スペインに連
れて行かれるそうです。これは本で読んで知った話なのですが、うちの子ども
達はこれを聞いて、心底ビビっていました。学校の先生に「ズワルトピートに
スペインに連れて行かれるかもって、心配してる」と伝えると「今は、子ども
達が怖がるから『ズワルトピートはシンタクラースのお手伝いさん』としか、
子どもには言わないのよ!」と、たしなめられてしまいました。それにしても、
なぜスペインなのでしょう?オランダが独立したのはスペインからですから、
そのあたりと関係があるのかもしれませんね。また、先生は「ズワルトピート
は黒人差別という人がいるけど、ナンセンス!子ども達はそんなこと考えもし
ない」と言っていました。
12月25日のクリスマスも祝いますが、これは厳粛な宗教的なものだそうです。
そして、アメリカのサンタクロースの原型は、オランダのシンタクラースだそ
うです。オランダからの移民と共に、シンタクラースもアメリカに渡り、それ
がサンタクロースになったのだそうです。サンタさんが太っちょになったのは
アメリカでなので、オランダのシンタクラースは太っていないんですよ。いず
れにしても、寒い冬に子ども達に楽しい夢を見させてくれるシンタクラースと
ズワルトピート。色々な所で目にする度に、思わず顔がほころんでしまいます。
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【5】SSS ニュース
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■日本多読学会 研究会のお知らせ
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12月3日(土)15:00-17:00 場所 SEG(東京・新宿)
内容 「授業としての多読」高瀬敦子(関西大学/梅花高校)
コメンテーター:酒井邦秀(電気通信大学)
参加費 1,000円 申込みは email: kanda@hiu.ac.jp へ 詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/era/Workshop/daigakubukai.htm]
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■100万語多読キャンペーン:講演会のお知らせ
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11月26日(土) 宮城県・丸善仙台アエル店 (酒井邦秀)
ぜひ、お気軽にご参加ください。詳細はこちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
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■「今日から読みます英語100万語 台湾語版」発売
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「今日から読みます! 英語100万語!」(古川昭夫・河手真理子著・酒井邦秀
監修・日本実業出版)の台湾語の翻訳が智富出版有限公司から発行されました。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/kyokara-taiwan.html]
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■SEG Bookshopから新セットのおしらせです!
マクミランの新刊、オーストラリアの GR、はじめての児童書としてお薦め
のCorgi Pups が、それぞれセットになって新登場♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-library&c=e&id=131]
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【6】編集後記 (Julie)
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第3回タドキスト大会が今年も楽しく開催されました。実行委員のみなさん
はもちろん、思いのほか多くの方々が受付・道案内・ゴミ回収などの裏方をさ
れていたようで、そんなところが、タドキストのみんなで作る、タドキストの
タドキストによるタドキストのための「大人の文化祭」だったと感じました。
多読通信でも、初めて顔を合わせたメンバーで発表しました。せっかく書い
た文章にツッコミが入ったり、お薦め本選びに命とカネをかけている様子(爆)
を報告しましたが、やってみたいと思った方、ぜひ編集委員に加わってくださ
い。発信する側にまわると別の楽しみがありますよ♪
「あなたもできる 多読を広げる11の活動」も参考にしてください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/how-to-contribute-to-SSS.html]
大会に関わった総てのみなさん、ありがとうございました♪
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次号の担当はメイさんです。
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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