SSS多読通信 第99号 (2005/10/13)

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444. SSS多読通信 第99号 (2005/10/13)

お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2005/10/13(01:00)

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        SSS多読通信 第99号 (2005/10/13)

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【1】今週の100万語通過報告者      (10/3-10/9)
【2】今週のお薦め本  白いイメージの本特集
【3】今週の掲示板ダイジェスト       (10/3-10/9)
【4】SSSコラム 「知ってもらうことの必要性」 古川
【5】SSSニュース 
【6】編集後記                   編集:近眼の独眼龍

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【1】今週の100万語通過報告者  (10/3-10/9)
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 今週の100万語通過報告は1名でした。おめでとうございます!
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■ りょうじいじさん  52年ぶりの英語で、100万語通過報告!
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初投稿で100万語通過の報告をして下さったりょうじいじさん。 52年ぶりに英
語を始めて、SEG BOOK SHOPの SSS推薦多読セットだけで、100万語を通過され
たとのこと。通過本では、涙をこらえて読了、ほんとうに良かったですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=3044]
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【2】今週のお薦め本   白いイメージの本特集!
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今週は99号ということで、白("百" − "一"で"白")のイメージを持つ本をいく
つか選んでみました。駄洒落っぽい選び方ですが、これはこれで面白いものに
なったように思います。いかがでしょうか?
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■The Snowman (SIR Early)           100語  YL0.2
……………………………………………………………………………………………
この語彙・総語数で、どうしてこういう世界を作れるんだろう?って思います。
白い、淡い、そして暖かい物語です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001260]
……………………………………………………………………………………………
■White Death (OBW1)        7100語  YL2.0
……………………………………………………………………………………………
白って潔白のイメージがありますね。でも、白い粉となると、場合によっては
麻薬のイメージもあります。この二つのイメージが織り成すサスペンス。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000316]
……………………………………………………………………………………………
■The Coldest Place on Earth (OBW1)  6300語  YL2.1
……………………………………………………………………………………………
既に何度も取り上げられている、タドキストの間ではとても評判のいい本。タ
イトルを見ただけで、一面まっしろなイメージですよね。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000315]
……………………………………………………………………………………………
■Nate the Great and the Snowy Trail      1891語  YL2.5
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夏生まれのNate君への誕生プレゼントを雪の中に落としたって?どうしてそれ
をNate君が探すことに? もっともやさしいPBと言われているNate the Great
シリーズの一冊。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004425]
……………………………………………………………………………………………
■The Man from Nowhere (CER2) 8448語  YL2.5
……………………………………………………………………………………………
白から雪・氷を連想しますか? 砂漠の一面の砂も、やはり白。その砂漠から
さまよい出てきた男、いったいどうしたんでしょうか?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000013]
……………………………………………………………………………………………
■Fly Away Home (PGR2)      11000語  YL2.6
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既にあちこちで何度か取り上げられていて、でもまだ何度でも薦めたい本。
グースたちも、それをサポートする飛行機も、私の中では真白です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000698]
……………………………………………………………………………………………
■The Snow Goose and Other Stories (PGR3) 12000語  YL3.2
……………………………………………………………………………………………
3話入っているのですが、タイトルにある冒頭の"The Snow Goose"は、なんと
も切ない、そしてとても素敵なお話です。白い白いSnow Gooseが、主役ではな
いのに、私の頭に焼き付いています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000768]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト  (10/3-10/9)
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■多読でクラシック♪                    fiddleさん
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趣味のクラシック音楽にちなんで、やさしい多読用の本を紹介して下さってい
ます。こういうふうに、自分の趣味を活かして本を開拓するのもいいですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-game&c=e&id=470]
……………………………………………………………………………………………
■90万語通過、でも350万語を超える未読本?    アルムおんじさん
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100万語を目前にして、不思議なほど平静だとおっしゃってます。
でも、いいのかな?350万語の未読本を抱えて。 きっと笑顔で、それがいいん
ですよと答えてくれそうな、そんな投稿です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=21585]
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■やり直しだから?肩の力が抜けました       めりい・ぽぴんずさん
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いろいろ事情があって、多読を一度は諦めたそうです。でも、また機会を得て
再開。二度目だからか肩の力がぬけた感じだそうです。多読に挫折はないんで
すね。きっと中休みがあるだけ。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=8389]
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■あぁ、こどもって素晴らしいな              Lop-Earedさん
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結婚、出産などで、二度の中断を経て、お子さんと一緒に再開。1歳3ヶ月の
お子さんの反応がいい。こどもが欲しくなっちゃうぞ。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=3055]
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■内職って言葉、まだ生きているんですね       うさぎのしっぽさん
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90万語通過のうさぎのしっぽさん。英語の授業中に内職で英語多読ですって?
えらい!とは、おおっぴらには言えませんが。でも、英語で数学や化学を学び
たいなんて、素敵ですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=21623]

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【4】SSS コラム 「知ってもらうことの必要性」      古川
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 英語話者の英語教師を中心とするJALT(Japan Association for Language
Teachers:全国語学教育学会)の大会で、酒井先生、神田さんと共に、私も決
してうまくはない、身の丈にあった英語で、「100万語多読」の発表をして
きました。
社会人英語学習者や、GRの出版社には、SSSの多読は、かなり知られる
ようになってきました。今回も、いくつかの出版社と有益な意見交換ができま
した。しかし、残念ながら、英語の先生達には、日本人でも外国人でもまだま
だあまり知られていないことを実感させられました。
 JALTに参加している外国人の英語の先生には、多読を授業の一環としてとり
いれている人もかなりいます。しかし、一般的に、「多読は課外に宿題として
課すもの」という認識なので、その先生達も、年間10〜20冊、年2万語〜
5万語程度の「多読」でほとんど満足してしまっているのです。
 授業時間内に、実際に本を読んでもらう時間を作り、生徒の読みを個別に観
察し、適切なアドバイスをすれば、そして、1年限りの授業ではなく、継続的
な指導をすれば、多読の効果は質的に変わるのですが、そのことを実践してい
るのは、今のところ、多読学会やSSSの掲示板に集まっている英語教師に限
られているようです。
 100万語方式の多読は、日本でも、外国でも、先生方には、まだ、ほとん
知られていないのです。まずは、もっと知ってもらう必要があると痛感しまし
た。
 酒井先生をはじめとする、英語の先生にいろいろな場で発表してもらうこと
ももちろん大事ですが、生の学習者の声を多くの教師に知ってもらうことも、
それと同様に大事です。SSSの多読は、掲示板と書評システムを主とした英
語学習者自身の活動によって広がっていきました。実際の英語学習者の声を、
英語で世界中の英語教師に向けて発信すれば、必ずや、心ある英語教師を動か
すことができるでしょう。(実際、生徒からの発案で、授業を多読に切り替え
た英語の大学教師を知っています。)
 SSSの多読も5年を迎え、英語でも発信できる人が徐々に増えてきていま
す。かっこいい英語でなくても、多くの人が自分自身の体験を発信すれば、き
っと世の中を少しだけ変えることができるでしょう。
 来年は、そんな「文集」を作って、あちこちの学会で配ってみたいと思って
います。

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【5】SSSニュース
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■日本多読学会 研究会のお知らせ
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12月3日(土)15:00-17:00     場所 SEG(東京・新宿)
内容 「授業としての多読」高瀬敦子(関西大学/梅花高校)
参加費 1,000円  申込みは email: kanda@hiu.ac.jp へ 詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/era/Workshop/daigakubukai.htm]
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■100万語多読キャンペーン:各地講演会のお知らせ
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10月23日(日) 石川県 ・金沢勤労者プラザ         (古川昭夫)
11月 5日(土) 神奈川県・藤沢産業センター         (酒井邦秀)
11月13日(日) 神奈川県・横浜ワールドポーターズ      (古川昭夫)
11月26日(土) 宮城県 ・丸善仙台アエル店         (酒井邦秀)
 ぜひ、お気軽にご参加ください。各地詳細はこちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■第3回タドキスト全国大会のお知らせ 
……………………………………………………………………………………………
第3回タドキスト全国大会の日程は下記の通りです。
 11月19日(土)〜11月20日(日)

タドキスト全国大会用の掲示板は、こちらです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=v&num=100]

大会実行委員会より、各企画が発表され、投稿の募集が始まっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-off&c=e&id=1231]

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【6】編集後記                    (近眼の独眼龍)
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 最近ちょっと元気がないなって自分で思っていました。今号の編集をして何
故だか分かっちゃいました。ここのところ、ちょっとネットの環境の問題で、
あまり掲示板にアクセス出来ていなかったんです。これが、原因。
「そんな人が編集をしているのか!」とお叱りを受けるかな?他の編集者の
助けを借りてなんとかしてますので、お許しを。
 実は多読もしにくい状況なんですが、こちらは大丈夫。少しくらい間があい
ても、ちゃんと復帰できることは、もう何度も確認済みですからね。もっとも
まったく読まないとストレスが溜まるので、細々と1週間に5千語くらいだけ読
んでいますけれど。昨夜も読みました。
 で、今号の編集のため、掲示板にもアクセスしたし、元気がでたぞぉ!
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次号の担当は いづこさん です。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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