SSS多読通信 第78号 (2005/4/21)

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294. SSS多読通信 第78号 (2005/4/21)

お名前: ポロン
投稿日: 2005/4/21(05:51)

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        SSS多読通信 第78号 (2005/4/21)

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【1】今週の100万語通過者 (4/11-4/17)
【2】今週のお薦め本 「作家 James Marshall 特集」   
【3】今週の掲示板ダイジェスト (4/11-4/17)        
【4】SSS コラム  「20世紀の英国貴族を垣間見る」     (Kian)
【5】SSS ニュース 
【6】編集後記
                            編集:ポロン
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【1】今週の100万語通過報告者  (4/11-4/17)
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今週は、100万語通過の報告はありませんでした。次号をお楽しみに!

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【2】今週のお薦め本  「作家 James Marshall 特集」
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今週は、幼年〜低学年向けに数多くの作品を生み出した James Marshall をご
紹介します。作家であり画家でもある彼の作品は、ユーモラスでとぼけた味わ
いがある上に、オチも効いています。挿し絵の動物たちはとても表情豊か。見
ているだけで何を考えているのかわかるほどです。
……………………………………………………………………………………………
■George and Martha             625語  YL1.2-1.6
……………………………………………………………………………………………
7冊ある"George and Martha"シリーズの第1巻。カバの仲良しふたりが主人
公の、ほのぼの心なごむ絵本です。まじめな George と気の強い Martha の楽
しい掛け合い。とにかく絵を見て下さい!滑稽ぶりに吹き出しそうになります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009228]
……………………………………………………………………………………………
■Goldilocks and the Three Bears      750語  YL1.2-2.2    
……………………………………………………………………………………………
民話「三匹のくま」も、この作者の手にかかったらこんなにユニーク!女の
子 Goldilocks とクマ達の表情がたまりません。コルデコット賞オナーブック。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008664]
……………………………………………………………………………………………
■Fox on the Job (Puffin Easy-to-Read Level 3)   940語  YL1.4-1.8
……………………………………………………………………………………………
"Foxくん"シリーズの1冊。いい格好しいのFoxくん、女の子たちの前で自転車
を派手に乗り回しますが、壊してしまいます。新しい自転車を買うためにさま
ざまな仕事に挑戦しますが…。何をやっても失敗ばかりのFoxくんが可笑しい。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002560]
……………………………………………………………………………………………
■Wings: A Tale of Two Chickens       767語  YL1.5-2.5
……………………………………………………………………………………………
James Marshallの絵の特長がよく表れた絵本。にわとりの Harriet と Winnie
は、仲良しだけど性格は正反対。ある日、ずる賢いキツネが Winnie をさらっ
て行きます。ところが Winnie は、キツネに食べられそうだとも気がつかない
能天気さ。残された Harriet は?
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009227]
……………………………………………………………………………………………
■Rats on the Roof and Other Stories    4700語  YL2.5-3.2
……………………………………………………………………………………………
ねずみ退治のため、猫の求人広告を出す犬夫婦のお話など、短編7話が入って
います。どれも弱い者が強い者をくじくストーリーで、胸のすく痛快さ。作者
らしいユーモアもいかんなく発揮されています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007793]
……………………………………………………………………………………………
■Swine Lake                1600語  YL3.5-4.5
……………………………………………………………………………………………
James Marshall の文章に Sendak がイラストを描いた傑作絵本。おなかをす
かせた狼が街を歩いていると、おいしそうなブタのバレエ団の看板が目に飛び
込んできました。しめしめと舌舐めずりしながら劇場へ入っていった狼でした
が……。オチも最高の愉快なストーリーです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005345]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト  (4/11-4/17)
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■最初の壁を乗り越えるには?  レオナさん
もともとペーパーバックを読んでいたというレオナさんの25万語報告。20万語
を超えたあたりで最初の壁に突き当たったそうです。目標のThe Lord of the
Ringsを読み続けてはいるものの、時にはパンダ読みさえ疲れる、という状況
に、多読の本質がわかるいいアドバイスが寄せられました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=t&id=20749]
……………………………………………………………………………………………
■10万語突破報告  雫さん
10万語も英語が読める自分に驚いている、という雫さんの報告です。『Fly
Away Home』では、日本語を読むのと同じように物語に入り込む感覚があった
そうです。この調子で、これからも楽しんでくださいね!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=8067]
……………………………………………………………………………………………
■中3の娘さんの50万語報告  めだかさん
中2の11月から多読を始めためだかさんのお嬢さんが、50万語を通過したとい
ううれしい報告です。教科書や塾の長文問題が読みやすくなったという効果も
実感しているとのこと。今までに読んだ本のリストは必見です!これからも、
親子で Happy Reading!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=2681]
……………………………………………………………………………………………
■70万語通過報告  シビさん
SSS-3Aセットを中心に読んでいるシビさんの報告です。おもしろかった本の感
想は、同じくらいのレベルを読もうという方の参考になりますよ。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=20753]
……………………………………………………………………………………………
■肩の力が抜けて600万語  happyhopeさん
Deltora Questシリーズを15冊読んだら、PB(ペーパーバック)でも何でも読
める気がしてきた、というhappyhopeさんのはずむような600万語報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5337]

◆その他、footprintさんの1000万語報告、ゆきんこさんの650万語報告、
秋男さんの近況報告、キナガさんの読書リストつき200万語+1報告、Julieさん
の650万語報告と、今週は読み応えのある報告が盛りだくさんです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=v&num=200]
……………………………………………………………………………………………
■リスニング素材のおすすめは? 
絵本の朗読が聴けるサイトにアクセスしたものの、絵本レベルの音でさえ理解
できないことにショックを受けたというまゆろうママさん。みなさんのおすす
めリスニング素材は?という質問に、さまざまな答えが寄せられました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=t&id=1903]
……………………………………………………………………………………………
■池袋絵本の会報告
4月16日に行われた池袋絵本の会の報告です。参加者のみなさんの返信に、絵
本の紹介があります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=6649]
…………………………………………………………………………………………… 
■【Hanahou 倶楽部】第2回の活動報告
洋書絵本の会 Hanahou 倶楽部の活動報告です。13冊の絵本紹介があります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=6647]
……………………………………………………………………………………………
■Graded Readers Award 2005 の投票依頼
第2回タドキスト大会のパネラーでもあった Julian Bamford さん達が中心と
なって、学習用GRのベスト図書を選んでいるというお知らせです。みなさん
もノミネート本を読んで投票しませんか。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=292]
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【4】SSS コラム  「20世紀の英国貴族を垣間見る」     (Kian)
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 先日、知り合いに薦められて久しぶりに和書を読みました。これが、絵本に
浸りきりだった最近の私の多読生活を一変させてくれそうな大ヒット本でした。
『ミットフォード家の娘たち—英国貴族 美しき六姉妹の物語』 
(メアリー・S・ラベル 粟野真紀子・大城光子訳)

 訳者の後書きによれば、日本人で「ミットフォード家」と言われてぴんと来
る人は相当のイギリス通だけだろうが、イギリスでは年配の人は誰でもその名
前を聞いたことがあるそうです。
 1904年から1920年生まれのミットフォード家6姉妹の人生を丁寧にたどった
このノンフィクションですが、6姉妹を取り巻く人物の多様なこと!歴史や社
会情勢に詳しくない私でも知っているチャーチル、ヒトラー、ケネディ家等の
名前がゴロゴロ出てきます。しかし、それ以上に面白いのが、この6姉妹の生
き方です。6人のうち、2人はファシストで1人はコミュニスト。ベストセラー
作家が2人、他の姉妹もほとんど本を出版していることからも分かるように、
強烈な個性のぶつかり合いが全編通して繰り広げられます。また、日本人庶民
の私には信じられないような貴族(それでも貧乏貴族らしいのですが)の暮ら
しぶり。とにかく、何もかもが面白い本でした。

 この本を読み終わって私が買った本。そう、お分かりですよね(笑)?
『The Mitford Girls-The Biography of an Extraordinary Family』です。こ
の面白いノンフィクションの原書と思うと、わくわくします。そして、さらに、
ミットフォード姉妹の2人のベストセラー作家の本も買ってしまいました。長
女Nancy Mitfordの『The Pursuit of Love』と『Love in a Cold Climate』、
五女Jessica Mitfordの『Hons and Rebels』です。どうやら『Love in a Cold
Climate』と『Hons and Rebels』は、翻訳されていないようで、思わずニンマ
リしてしまいました。書評を上げるのには1年くらいかかりそうですが(笑)、
のんびり楽しもうと思っています。
 
 一冊の本を翻訳と原書の二度楽しめるのも多読の嬉しいところだし、一冊の
本からどんどん楽しみが広がっていく読書っていいですね♪

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【5】SSS ニュース
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■英語多読100万語応援フェアのお知らせ
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英語で本を読む楽しさを味わいながら、英語の力をのばしませんか? 個人
部門と教室部門があります。英語100冊読書記録のコピーと100冊多読の感
想(または多読指導レポート)を送付して応募すると、抽選で洋書セットが
当たります。詳細はこちらをご覧ください。

[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/2005-100mango-fair.html]
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■『Active English』5月号発売中   特別連載第2回です!
……………………………………………………………………………………………
『Active English』5月号(アルク)に「100万語多読」特別連載の2回
目が掲載されています。タドキスト、酒井先生からのメッセージが満載です。
今号は、多読を楽しんでいる方々のインタビューが読み応えあります。
[url:http://www.alc.co.jp/ae/index.html]
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■SSS多読セミナーのお知らせ
……………………………………………………………………………………………
6月4日(土)杉並区永福 アルク本社地階・イベントホール
お申込は予約が必要です。詳細はこちらをご覧ください。
[url:http://www.alc.co.jp/event/05/0604e/]
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■『子ども英語』5月号に多読の記事が出ています!
……………………………………………………………………………………………
子どもに英語を教える先生と親のための月刊誌『子ども英語』5月号(アル
ク)に「英語の基礎力を「多読」で育てる」(SEG代表、SSS英語学習法研
究会会員 古川昭夫さんのインタビュー)が掲載されています。
[url:http://www.alc.co.jp/kodomo/mokuji.html]
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■Happy Reading!読書記録手帳(児童英語教室用多読手帳)
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こども多読手帳ができました!! サイズはA5版で、従来の多読手帳より
一回り大きく、お子さんが記入しやすいレイアウトとなっています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/teaching/kids/sub8.html]
※英語教室販売用、個人販売用と申込み方法が違いますのでご注意ください。
……………………………………………………………………………………………
■SEG Bookshopが新しくなりました!
……………………………………………………………………………………………
個人用セット購入ページにショッピングカート方式が導入されて、ますます
買い物しやすくなりました。新しいセットも加わりました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-library&c=e&id=46]

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【6】編集後記                  (ポロン)
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 気持ちのいい季節になりました。みなさん、今度のGWはどのように過ごされ
ますか。我が家は例年どおり、2泊3日のキャンプの予定です。
 アウトドアで過ごすのは楽しいものです。テントを設営し、山や川で体を動
かして遊んだあとは、火をおこしてバーベキュー。夜空の下、ランタンの炎に
照らされて、ビールをぐいっとあおりながら食べるお肉の味は格別です!
 早く休んだ翌朝は、鳥のさえずりとともに目を覚まします。まだみんなが寝
静まっているうちに起き出し、ひんやりと澄み切った空気の中で、ゆったりと
本を読むのです。この時間は、私ひとりの至福のとき。ときどきページから目
を離し、朝の光がまっすぐ差し込んでくるのに目を向けます。
 さぁ、今度のキャンプにはどの本を持っていこうかな。自然の中で読むのに
ぴったりの本があれば、教えてくださいね!
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 次号の担当は 古川さん です。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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 利用して発行しています。
 申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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    発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]
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