SSS多読通信 第72号

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254. SSS多読通信 第72号

お名前: 近眼の独眼龍
投稿日: 2005/3/10(05:34)

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        SSS多読通信 第72号 (2005/03/10)

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【1】今週の100万語通過者(2/28-3/6)
【2】今週のお薦め本  「理系ノンフィクション 特集」
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS コラム    「英語学習者に優しいSSSの多読」(マリコ)
【5】SSS ニュース 
【6】編集後記     「新たなことに出会える幸せ」
                          編集:近眼の独眼龍
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【1】今週の100万語通過報告者 (2/28-3/6)
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 今週の100万語通過報告は2名でした。おめでとうございます!
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■家猫さん
 SSSのホームページを参考に約1年かかって100万語に達したそうです。掲示
板初投稿の挨拶での100万語通過の報告でした。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=1963
……………………………………………………………………………………………
■大僧正さん
 いくつかの沈滞を経ながらも、約2年で100万語通過されました。ご自身の
経験から沈滞に陥る原因をいくつか挙げて下さっていて、とっても参考になり
ます。これからは「数字にとらわれずゆっくり行きたいですね」とおっしゃる
大僧正さんです。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4942
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【2】今週のお薦め本 理系ノンフィクション 特集
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 「理系」って文字を見ただけで、逃げ腰の方もいらっしゃるかもしれません。
でも、自然の不思議や普段使っているものの仕組みが、だんだんと見えてくる
というのは、面白い・楽しいことではないでしょうか。しかも英語で読めば、
あまりに簡単なはずで今さら人に聞けないことでも、どうどうと読めますよね。
 英語多読で英語の力をつけながら、いろいろな知識を取り入れたり整理した
りできる、一石二鳥を狙ってみませんか?
……………………………………………………………………………………………
■Bones          (Step Into Reading 2)         YL1.5    300語
……………………………………………………………………………………………
 こんなに少ない語彙と語数なのに、骨についてちょっと人に話したくなるよ
うな事実まで知ることができます。
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001282
……………………………………………………………………………………………
■Flight           (Oxford Factfiles 1)              YL1.8  2,900語
……………………………………………………………………………………………
 ライト兄弟の初飛行から、まだ100年あまりなんだなぁと、その進歩の速さ
に驚いてしまいます。人間の空や飛行へのあごがれを、しみじみと味わって下
さい。
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000482
……………………………………………………………………………………………
■Dinosaurs Alive!  (Step Into Reading-5)    YL2.5  2,843語
……………………………………………………………………………………………
 恐竜ってきくと、つい爬虫類を連想しませんか?実は鳥の方が近いんだそう
ですよ。えっ、なぜ?と思ったら、読んでみて下さいな。
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008889
……………………………………………………………………………………………
■The Human Genome                   YL4.5 16,000語
……………………………………………………………………………………………
 ヒトゲノム解読計画、みたいな言葉を新聞やTVで見たり聞いたりしたことが
ありませんか? 遺伝子とDNAとゲノム、それぞれどう違うんだか、同じなん
だか分からなかったりしますよね。ふんだんにあるカラーの図を使って分かり
易く説明してくれます。
  Essential Scienceシリーズの中の1冊です。このシリーズの本は、ほとんど
専門用語を使っていないので、ご安心を。
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008992
……………………………………………………………………………………………
■Murderous Maths                   YL5.5 29,000語
……………………………………………………………………………………………
 算数の本です。あ、逃げないで!やっと九九を覚えたくらいの子を相手にし
て、数字や図形、算数に興味を持ってもらおうとしている本です。そしてその
企みは成功しているようです。そして、思わず「そうだったのか」と思うよう
なこともありますよ。お楽しみに。
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008991
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■多読でWriting能力が上がった!
 400万語報告の中で、marinさんがWriting能力の向上について書いて下さっ
ています。もちろん、いろいろ曲折はあったようです。そして本当の意味で、
「『give』=『与える』が何の役にもたたないことがわかった」ことを、記念
すべき瞬間とおっしゃるmarinさんの投稿を味わってみて下さい。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5080
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■多読がリスニングに効果絶大!
 久しぶりにアメリカに出張して、不思議な違和感を感じたという家猫さんの
報告です。でもその違和感は「雑音にしか聞こえなかったことが、ちゃんと意
味を持って聞こえるようになっ」たため。不思議で嬉しい感覚とのこと。聞く
ことに対しても多読の可能性を感じさせてくれる嬉しい報告です。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=158
……………………………………………………………………………………………
■アマゾンが作ってくれる個人向けお薦め本リスト
 アマゾンのマイページは、注文の仕方などを見て、個人向けのお薦め本リス
トを作ってくれます。そのリストネタにMOMA親爺さんが楽しく語ってくれてい
ます。あなたのリストはどうなっているんでしょう?
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=704
……………………………………………………………………………………………
■とっても多読的な多読
 カイさんの500万語通過報告です。500万語も読んだ人なんて別世界の人?い
えいえ、始めたばかりの人から、何百万語の読んだ人まで、嬉しくなる「気付
き」満載の報告です。切り取って紹介するなんてできません。どなたにも是非
読んで欲しい報告です。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5114
……………………………………………………………………………………………
■3年間にペーパーバックを200冊読破
 私たちの一つの憧れであるPBを400冊くらい読まれたというsakigoroさんの
最近3年間の報告です。実はsakigoroさんは、もう20年以上も多読なさっている
とか。こういう境地もあるのだなと、皆さんにも読んでいただきたくて。「と
りあえずの目標である1000冊を読んだら、どんな感覚になるのだろうと思うと
ワクワク」しながら、Happy Readingされているそうです。
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=715
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【4】SSS コラム 「英語学習者に優しいSSSの多読」(マリコ)
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 SSS多読には「教えない、押しつけない、評価しない」という多読指導の三
原則というのがあります。
 一般的に学校で教える先生方にとって評価することは仕事の大きな部分を占
めていることと思います。また、今の学校教育では指導と評価はペアとして、
教える側・教えられる側双方にとって当たり前のことになっています。
 ある専門学校で以前いわゆる多読を経験した方の報告で「借りた本について
は読後のレポートの提出が義務になっていて、それが苦痛だった。読んでおも
しろかったときはいいのですが、投げ出した本について『読まなかったの?』
と聞かれるのがとても恥ずかしかったから」とありました。「レポート書かな
かったの?」「読まなかったの?」という言葉は、言われた人にとっては評価
を含んだ言葉に聞こえる可能性があります。
 これがSSSの多読だったらどうでしょう。「評価しない」のだから、理解度を
測る必要もないのでレポートを書かせることはしないでしょうし、借りていっ
た本を読んでいなくても、多読三原則の一つ「つまらなくなったら後回し」の
法則から、途中でやめたからといって先生に不思議がられることはありません。
 その方の投稿は「SSSの多読は自分のペースで読める・気楽に読める・投げ
たいときに投げることもできる・というところが、私に最適な英語学習方法な
気がします」と続いていました。
 わたしも同感です。指導もされない、評価もされない、だから自分のために
読むことができます。一般的に多読は英語力をつけるのに有効だと言われてい
ますが、特にSSSの多読は、多読三原則や多読指導三原則にみられるように
英語学習者に優しいところが多くの支持を集めている理由だとこの方の投稿を
みて改めて思いました。
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【5】SSS ニュース
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■Active English (アルク)4月号(3/9発売)から連載開始!
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Active English (アルク)は4月号(3/9発売)から「100万語多読」特別
連載が始まります!。
http://www.seg.co.jp/sss/information/active-english-2005-tadoku.html

◆Active English4月号
特別連載★辞書ナシ、暗記ナシ、苦労ナシ!「超」多読法
http://home.alc.co.jp/db/owa/sp_item_detail?p_sec_cd=31&p_item_cd=0705041

◆酒井先生のセミナーが開催決定!
ただ読むだけのオドロキの英語学習法:「多読」があなたの英語を変える
日時:2005年6月4日(土)13:00〜17:00
会場:アルク本社地階・イベントホール(杉並区永福)
定員:100名
講師:酒井邦秀(電気通信大学助教授)
料金:4,000円(税込)
申込:下記リンクから申込みフォームをご利用ください
http://www.alc.co.jp/event/05/0604e/
※なお、この講義についてはActive English誌上にて掲載予定です。
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■「教室で読む英語100万語」、「100万語多読入門」3月末発行!
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中学・高校・児童英語・高専・大学の英語の先生方対象とした
『教室で読む英語100万語』(酒井邦秀・神田みなみ編著)
(大修館書店 ISBN 4-469-24504-6 税込1575円)
これから多読を始める英語学習者を対象とした
『100万語多読入門(CD付)』(古川昭夫・伊藤晶子著・酒井邦秀監修)
(コスモピア ISBN 4-902090-24-0 税込1890円)
が共に、3月30日頃に全国で発売される予定です。
http://www.seg.co.jp/sss/information/100mango-kyoshitsu_nyumon.html
お近くの書店でご予約下さい。
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■あたらしく「児童英語と多読」ページができました!
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多読学会・児童英語グループの方がまとめてくださいました。

◆児童英語グループのみなさんより
児童英語の世界でも今、多読が大変注目されています。
実際に多読をとりいれている児童英語の先生方にアンケートの協力をお願いし
たところ、26教室からお返事いただきました。アンケートのまとめを柱として、
児童英語と多読のサイトをSSS HPからリンクさせました。
ぜひ、参考になさってください。

◆児童英語と多読
http://www.seg.co.jp/sss/teaching/kids/index.html
◆SSSのトップページからは、直接行くことができます。
 左のコンテンツの ◇SSSご案内 の6番目にリンクがあります。
◆日本多読学会
http://www.seg.co.jp/era/index.html
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■SSS基本用語集のページができました!
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みなさまからの要望を受けて、基本用語集を作りました。
ごく簡単にしています。
◆SSS基本用語集
http://www.seg.co.jp/sss/information/sss_lingo.html
◆SSSのトップページからは、直接行くことができます。左のコンテンツの
 上から4番目にリンクがあります。
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■横浜講演会のお知らせ
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◆「絵本から始める100万語多読」講演会
 日時:4月17日(日) 午後2時〜
 会場:フォーラムよこはま ランドマークタワー13階

横浜で、多読初心者を対象とした講演会が開催されます。
講演会は入場無料・要予約です。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html
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【5】編集後記 「新たなことに出会える幸せ」 (近眼の独眼龍)
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 幼かった頃は、毎日新しいことに出くわして興奮し、また新たに何かを覚え
て、また興奮してました。いろいろな知識を蓄え、経験を経て、自分が成長し
て行くことを感じるようになります。もっと早くいろんなことを知って、大人
になりたいと背伸びもしたものです。
 ある頃から新たな出会いが減ったことに、寂しさを覚えたりするのですから、
人間は勝手です。実は自分にとって新しいことが減ったのではなくて、新たな
ことに出会う機会を作らなくなっただけなんでしょう。マンネリ化ですね。
 ところが、多読を始めてからは、またワクワクすることが増えました。これ
が、三日坊主の私が、多読を続けられている理由の一つでしょう。ノンフィク
ションが好きなのも同じ理由かな。まして、ノンフィクションを英語多読して
いれば、毎日のように新たなことに出会えています。
 多読通信の編集も今回が初めて。右往左往しながらも、またまた新しいこと
に、たくさん出会えます。
 幸せな奴です、私って。
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次号の担当は、Julieさんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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多読通信に関するみなさまのご感想・ご要望・ご意見等をお待ちしております。
 ・メール sss-web-magazine@...
 ・掲示板への投稿
 http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108
 ・多読通信アンケートフォーム
 http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を
 利用して発行しています。
 申込・中止はこちらまで http://www.mag2.com/m/0000118505.htm
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    発行:SSS英語学習法研究会(http://www.seg.co.jp/sss/)
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▼返答


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