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お名前: たこ焼
投稿日: 2005/2/24(00:05)
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SSS多読通信 第70号 (2005/02/24)
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【1】今週の100万語通過者(02/14-02/20)
【2】今週のお薦め本 「Cowboy 特集」
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS ニュース
【5】編集後記 「2種類の英語脳!?」
※SSSコラム、今号はお休みいたします。
編集:たこ焼
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【1】今週の100万語通過報告者 (02/14-02/20)
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今週の100万語通過報告は5名でした。おめでとうございま〜す♪
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■Dobbs Ferryさん・・子供達に英語を教えてあげられるようになれば
酒井先生の本を図書館で見つけたというDobbs Ferryさん、その後さっそく、
Step Into Readingの1冊を読まれ、以後は、中古で購入したSSSのGRセットを
中心に多読を進められました。これからやりたいことは、映画を英語字幕でみ
たり、ハリーポッターの原書やStar Warsの未翻訳小説を読むことだそうです。
「私は熱しやすく冷めやすい性格なのですが、半年を過ぎてもまだ冷めません。
今後も続けられそうです」と仰っていますが、実は、たこ焼も似たような性格
なんですよー。(^^)そのような性格でも続けられる多読って、いいですよね〜。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4830]
……………………………………………………………………………………………
■Sakiyukaさん・・「多読を広めたい!」との熱〜い想い
98万語の時点で、「何が何でも明日(2月14日)、100万語達成するぞ〜!!」と
思われたSakiyukaさん、2月14日の22時46分に念願の100万語通過で〜す。以前
には「もう多読なんかしない!」とソッポを向いたこともあるらしいのですが、
その後、「多読しかない!!」と確信され、なんとブッククラブを運営される
ことに!スゴイですね〜。「多読を広めたい!!という気持ちには拍車がかか
りました。言葉だけではなく、それぞれの国の文化や生活習慣を自然に楽しく
感じられる多読を、世の中に広げないわけにはいきません」と仰っています。
バレンタインデーにちなんだ「愛の告白」がなんとも羨ましい、ご報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4831]
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■マコトちゃん・・お勧めのダールにも挑戦したい
去年の4月から多読を始められたマコトちゃん、途中で何ヶ月かの中断があり
ましたが、その後再開され、とうとう100万語を達成されました。GRのレベル
0、1から読み出され、「Oxfordのステージ2あたりから読むのが苦しくなって
きた」らしいのですが、Oxford Reading Tree (ORT)などやさしい本に戻って
みたら問題解決!「前投げていた本が意外とスムーズに読めるようになった」
そうです。「まだ英語力がついた実感は持てませんが、次の200万語に期待し
ながら読み続けていこうと思います」と仰っていますが、どうぞご安心くだ
さい。その期待は裏切られませんよ♪とたこ焼が保証いたしま〜す。(^^)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4856]
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■ponnさん・・かなり感動しています
学生時代から英語に対する劣等感をお持ちだったというponnさん、『HOLES』
を通過本にしての100万語達成です。最初の50万語は2ヶ月で通過という
ハイペースだったのですが、その後一気にペースが落ちたそうです。原因は
「GRレベル4まででは、読書として楽しめなくなったから」だとか。しかし、
「そこで思い切って『The Saga of Darren Shan』に手を出すとそれが面白く、
無事に越える事が出来ました」と述懐されています。「ペーパーバックへの
道のりは長そうですが、いつかはたどり着ける事を信じて」と仰っていますが、
おそらく、思ったほど長い道のりではないかもしれませんよ♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4862]
……………………………………………………………………………………………
■ますみさん・・夢のようです
酒井先生の『快読100万語』が多読との出会いですというますみさん、途中
何度も挫折を繰り返して「私には100万語なんて、夢の夢」などと思われた
こともあったそうです。しかし、「ORT、LLLから始め、段階的多読を続けて
いくうちに、読む速度も読む体力もつき、予定していたより早く達成する事が
できた」そうです。多読仲間との交流もとても楽しく、「私の100万語は、
みなさんのお陰」と感謝のお言葉。「私の目の前に、713冊記したボロボロ
になった2冊の多読手帳があります。私には、どんな高価な物よりこの手帳が
宝物です」と仰っています。うんうん、よくわかりますよ、そのお気持ち〜。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4864]
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【2】今週のお薦め本 「Cowboy 特集」
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サムライ・・は、日本人の象徴としてよく使われるイメージですよね。では、
アメリカ人の象徴には何が使われるのかな〜?と思った時、たこ焼のこころに
ふと浮かんだのがこの「Cowboy」なんですね。そこで、「Cowboy」に関係する
本をいくつか集めてみましたー。
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■(1) Cowboy Up! (Rookie Reader B) YL0.5 44語
■(2) Cowboy Small YL0.5 272語
■(3) Cowboy Roy (All Aboard Reading 1) YL0.5 488語
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まず最初の3冊は、Cowboyが主人公のやさしい絵本です。
(1)は、Cowboyくんのイラストがやたらとカワイイので、ご注意くださいね。
(2)は、名作絵本「スモールさんシリーズ」の中の1冊。イラストが素朴で、
なんだか懐かしい雰囲気が魅力的。(3)の主人公は、自転車の練習に励む姿が
健気です。う〜ん、それにしても、「Cowboyは自転車に乗らない」というのは、
どうやらアメリカでの一般常識のひとつのようなのです。面白いですねー。
(1) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003094]
(2) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008924]
(3) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002629]
……………………………………………………………………………………………
■(4) Cindy Ellen: A Wild Western Cinderella YL2.5 1898語
■(5) The Cowboy and the Black-Eyed Pea YL4.0 1333語
■(6) Puss in Cowboy Boots YL4.0 2200語
……………………………………………………………………………………………
次の3冊は、有名なお話をCowboy化したパロディ絵本です。
(4)は、『シンデレラ』のパロディ。とってもチャーミングなCowgirlがいい
ですね。「ガラスの靴」の代わりに、このお話では○○○○なんです。(5)は、
『エンドウ豆の上のお姫さま』のパロディ。一般には「ワイルド!」と思われ
がちなCowboyですが、実はかなり繊細なのでしょうか?(笑)(6)は、『長靴
をはいた猫』のパロディ。このイラストの猫、なかなかハンサムでカッコイイ
です。
(4) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008928]
(5) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008929]
(6) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008925]
……………………………………………………………………………………………
■(7) Cowboy (Eyewitness Series) YL4.5 15437語
■(8) Cowboys of the Wild West YL7.5 13243語
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最後の2冊は、Cowboyに関するノンフィクションです。
(7)は、テーマ別図鑑シリーズの1冊。豊富なカラー写真に、詳しい解説が
付いています。(8)は、本格的なノンフィクション。19世紀後半のCowboyの
実像について、当時の白黒写真を多数交えて物語っています。
(7) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008927]
(8) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008926]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■シャドウィングの報告
シャドウィングを始めて約2ヶ月というgreenorangeさんから、具体的にどん
な風にやっているのかについての報告です。特に、「初めの一歩を踏み出す方
の参考に・・」という視点で、丁寧に解説されています。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=1776]
……………………………………………………………………………………………
■ただただ聴く・・
バナナさんのリスニング報告に触発された秋男さんの報告です。ご自分の「音」
との関わり方、「映画」を中心にすえた方法について、詳しい解説があります。
「どういうことを言ってるんだろう」などと意味を考えず、ただただ聴く・・
のだそうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-shadow&c=e&id=1786]
……………………………………………………………………………………………
■うれしい変化を感じながら・・
naongさんの300万語通過の報告です。この100万語の間に読まれた本の
紹介がたくさんあります。400万語に向けて、「気負わずに読んでいけたら
いいなーと思ってます」と仰り、肩から力が抜けたご様子です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5007]
……………………………………………………………………………………………
■大人になったなぁ・・(笑)
はやけいこさんの300万語通過の報告です。「ここまできて一番良かったと
思うのは、気負いがなくなったことです」と仰っています。お薦め本の紹介の
他に、聴くことや書くこと、再読について、ご意見が書かれてあります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5022]
……………………………………………………………………………………………
■夢心地のロマンス小説
久子さんの750万語通過の盛りだくさんな報告です。ロマンス小説の読みや
すさの理由は、「恋愛はいつの時代、どこの国でも、そんなに大差ないから」
だそうです。ロマンス小説の紹介を拝見していたら、うふ、たこ焼もなんだか
ちょっと読みたくなっちゃいましたー。(笑)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=5033]
……………………………………………………………………………………………
■いたばしボローニャ子ども絵本館ツアー
ツアーに参加したみなさんから、ユニークな絵本や、インパクト勝負の絵本、
印象に残った絵本などについて報告がありました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=6321]
……………………………………………………………………………………………
■SSS大阪絵本の会 第34回 活動報告
今回も絵本の紹介がたくさんありました。うーん、楽しそう〜♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=6326]
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■好きな文体ありますか?
「自分が好んで多読している本は内容にハマっているのか、文体が好みなのか
どっちなんだろう?」というさば猫さんの疑問です。この視点から、幾つかの
シリーズが列挙、オモシロおかしく解説されていて、とても興味深いです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=684]
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【4】SSS ニュース
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■あたらしく「児童英語と多読」ページができました!
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多読学会・児童英語グループの方がまとめてくださいました。
◆児童英語グループのみなさんより
児童英語の世界でも今、多読が大変注目されています。
実際に多読をとりいれている児童英語の先生方にアンケートの協力をお願いし
たところ、26教室からお返事いただきました。アンケートのまとめを柱として、
児童英語と多読のサイトをSSSHPからリンクさせました。
ぜひ、参考になさってください。
◆児童英語と多読
[url:http://www.seg.co.jp/sss/teaching/kids/index.html]
◆サイトマップからは、
Teaching-SSS英語教授法 → 英語教師のためのページ → 児童英語と多読
より、見ることができます。
◆日本多読学会
[url:http://www.seg.co.jp/era/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■横浜講演会のお知らせ
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◆「絵本から始める100万語多読」講演会
日時:4月17日(日) 午後2時〜
会場:フォーラムよこはま ランドマークタワー13階
横浜で、多読初心者を対象とした講演会が開催されます。
講演会は入場無料・要予約です。
詳しくはこちらをご覧ください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
……………………………………………………………………………………………
■エデュカブッククラブ ホームページ公開のお知らせ
……………………………………………………………………………………………
いよいよ3月1日、横浜にエデュカブッククラブがオープンします。
詳しくはこちらをご覧ください。
[url:http://www.educa.co.jp/sss/index.html]
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【5】編集後記 「2種類の英語脳!?」 (たこ焼)
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う〜ん・・・。いわゆる学校英語が主に作る英語脳と、SSS式多読が育てる
英語脳とは、同じ英語脳でも、もしかすると、別物なのかもしれない・・・と
たこ焼は感じていますが、みなさんは、どう思われますか?
仮にここでは、前者の英語脳を「学校的英語脳」、後者を「SSS的英語脳」
と名づけることにします。
「学校的英語脳」は、分析的で、意識に上りやすく、文法解析が得意なよう
です。ところが、「SSS的英語脳」の方は、直感的で、意識化はできないし、
文法感覚はあいまいあやふや。
さらには、「疲れやすさ」という点でもこれらの英語脳は全く異なっている
と思います。ペーパーバックのように語数がとっても多い本を読む場合には、
歴然とした差が出てくるようです。最近、たこ焼は次のような経験をしました。
SSS式多読に出会う数年前、「面白い。英語が簡単。英語の勉強にもなる」
という評判があった『The Hot Zone』というペーパーバックを、たこ焼は読み
始めたのですが、結局1週間ほどで挫折しました。「うむ、簡単な英語」とは
思ったのです。しかし、1日に10ページぐらいの計60ページまでが限界で、
全部を読み通すことなど、とてもとてもできませんでした。
ところがところがです。SSS式多読に慣れ親しんで約2年半過ぎた先日に、
このペーパーバックを再び手にしたところ、今度はすーーーーーっと読めて、
1週間で420ページを気持ちよくあっさりと読了できたのです。
あまりにも今と昔で感じが違うので、とても驚きました。英文自体は昔でも
「簡単」とは思ったのです。では一体何が違うのだろう?とあれこれと考えて
みたのですが、大きく違った点は、「疲労度」でした。
つまり、「学校的英語脳」は、一度には多量の英文を読むことが大の苦手で、
たとえこの英語脳が「簡単」と感じれるような英文であっても、すぐに疲れて
しまうのではないでしょうか。ところが一方、「SSS的英語脳」は、「簡単」
と感じれる英文なら、一度にかなりたくさん読めるという持久力があるように
思えます。
「学校的英語脳」と「SSS的英語脳」の性質が、これ程まで異なるのならば、
「同じ1つの英語脳に、性質が異なる2つの状態がある」という見方よりも、
「性質が全く異なる2種類の英語脳がある」と考えた方がスッキリするのでは
ないかとたこ焼は思ったりするのですが、うーむ、どうでしょうか?
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次号の担当は あずきさん でーす。
今 週 も H a p p y R e a d i n g 〜♪
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