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お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2005/2/3(00:36)
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SSS多読通信 第67号 (2004/02/03)
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【1】今週の100万語通過者(1/24-1/30)
【2】今週のお薦め本 特集「キツネ本」
【3】今週の掲示板ダイジェスト
【4】SSS コラム 「電話の英語はいつになっても難しい」(マリコ)
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
編集:かのん
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【1】今週の100万語通過報告者 (1/24-1/30)
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今週は珍しく、100万語通過の報告はありませんでした。次号をお楽しみに!
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【2】今週のお薦め本 「キツネ本」特集
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野生動物の中ではキツネはお話によく登場します。それだけ身近な動物なの
ですね。今回はキツネ本の特集です。
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■The Gingerbread Boy (Puffin Easy-to-Read 2) YL1.5 400語
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子どもがいないおばあさんはジンジャーブレッドで男の子を作ります。オー
ブンを開けたら中からぴょーん! 男の子はおばあさんの家から逃げ出します。
どこでキツネがでてくるのかって? それは読んでのお楽しみ。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002719]
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■One Fine Day YL1.7 680語
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おだやかに晴れたある日、森を散歩してのどが渇いてしまったキツネは、森
のはずれで薪を集めていたおばあさんのミルクをたいらげます。怒ったおばあ
さんはキツネのしっぽをとりあげてしまいます。「わたしのミルクを返してく
れたらしっぽを返してあげるよ」 キツネはミルクを探しにでかけます。
しっぽを失ったキツネくんの姿はなんともあわれですが、イラストはあたた
かく、ほっとしたいときにおすすめの1冊です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004551]
……………………………………………………………………………………………
■Fox All Week (Puffin Easy-to-Read 3) YL2.5 1,000語
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月曜日の朝、外は雨。こんな日に学校へ行ってもつまらない。Fox くんは、
喉が痛いと学校を休みますが…。ぬけめないようで実は不器用な Fox くん。
小話7編が収録されています。
小学校に通うFoxくんの家庭や学校生活を描いたほのぼのとしたお話。8冊
シリーズのなかの1冊です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002561]
……………………………………………………………………………………………
■Fantastic Mr Fox YL3.8 9,145語
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ロアルド・ダールの本です。Boggis, Bunce, Bean のいじわる農夫3人は近
くに住む父さんキツネがだいきらい。父さんキツネをとらえようと様々な罠を
しかけますが、父さんキツネは彼らをまんまと出し抜き、家族を守ります。い
ざというときに頼りになる父さんキツネは素敵です。
毒気の強いお話もあるダールですが、このお話は毒気控えめ。見慣れない単
語はありますが、挿絵がほぼ全ページにあるので、わかりやすく感じます。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001526]
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【3】今週の掲示板ダイジェスト
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■ 学校で happyhopeさん
多読開始1年になる中学生のお子さんが、学校で外国人の先生の話を「言って
いることがわかった」と報告した、という happyhope さんの投稿です。お子さ
ん本人が「3ヶ月前とは違った進歩を感じた」そうです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=2537]
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■ TOEICに於ける「タドキスト・フェノメノン」 ペギー双葉山さん
TOEIC2度目の受験をしたペギー双葉山さん。回答をするときの手ごたえから、
多読による受験英語アンラーンについての投稿です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=121]
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■ 絵本報告 その30 アトムさん
いつも楽しい語り口調で絵本を紹介してくれる、アトムさんの絵本報告。つい
に報告2周年、30回目を迎えました。今回は「お誕生日特集」です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=631]
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■ 再読時のYLについて ありあけファンさん
何度も再読をしている作品はYLがだんだん低く感じられるようになる。YLが低
くなる感覚を数値で示すと? この体感YLとパンダ読み(自分が現在、主に読
んでいるレベルより1レベル以上、YLが低い作品を読むこと)について、あり
あけファンさんが自分なりの定義を提案されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yl&num=717]
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【4】SSS コラム 「電話の英語はいつになっても難しい」 (マリコ)
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先週多読通信の編集後記に、電話での英語は難しいという話がありました。
対面での会話ならかなり会話を進めていくことができるようになっていても、
受話器をとった時に英語が聞こえてくるとドキドキして、しどろもどろになり
ます。
電話では、理解の助けとなる表情やジェスチャーなど、言葉以外の手段が使
えないことや、瞬時に適切な応対が求められるために大きなプレッシャーを感
じることなどが、電話の英語が難しくなる理由だと思います。
また、電話がかかってきた時点では話される用件についての予備知識がない
というのも対応が難しくなる理由の一つと言えるかもしれません。これは、
SSS式多読でいう「辞書より常識」に関連づけることができそうです。
SSS式多読で物語を読んでいる時は、多少単語がわからなくてもそれまでの
話の流れから内容が理解できますが、テスト問題や教科書のように、前後関係
の情報がないままある一部だけを取り出された文章では、単語がいくつかわか
らないだけで、なかなか内容や場面をイメージできないことがあります。これ
をSSS式多読では「辞書より常識」という言葉を使って説明しています。わから
ない単語があっても、辞書を引く必要はなく、その前後関係やその文を理解す
るための背景となる常識的な知識があれば内容が理解できるというわけです。
電話の英語が難しい理由を考えていて、この多読でのエピソードを思い出しま
した。
かなり英語の本が読めるようになった人でも、何の脈絡もなく出てきた短い
文章が理解しにくいのと同じように、リスニングに自信がついてきた人でも、
突然かかってくる電話の英語は格段に難しく感じられるのだと思います。
電話では「挨拶」と「取り次ぎ」のワンパターンの応対が落ち着いてできれ
ば、第一段階クリアという感じでしょうか。次に予約やキャンセルなどこちら
の言いたいことが言えるようになれば、電話での英語にも自信を持てるように
なるかもしれません。しかし、そんな状態になったとしてもやっぱり電話での
英語は極力避けたいなぁというのが、個人的な気持ちです。
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【5】SSS ニュース
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■掲示板ユーザ登録について
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いままで全掲示板からユーザ登録が可能でしたが、「SSS掲示板・総合案内」
からのみユーザ登録画面が表示されるよう、変更になりました。
これに伴い、ユーザ登録の案内が詳しくなり、初めての方にも分かりやすくな
りました。投稿したいけどユーザ登録の仕方が分からない…と困っていた方は、
ぜひご覧ください
SSS掲示板・総合案内
[url:http://www.seg.co.jp/sss/bbs/index001.html]
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■第3回上野国際子ども図書館ツアーオフ 2月12日(土)
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東京・上野の図書館へ行って楽しい絵本を読もうという企画です。
図書館では自由行動です。あらかじめ読みたい絵本を蔵書検索して、
司書の方に探してもらうこともできます。(幹事:Julieさん)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=211]
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■『多読ブックガイド』 資料提供募集
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SSSが中心となって、多読用洋書をほぼ網羅するガイドブックを作ります。
レベル0からレベル5以上まで、各レベル1000冊以上の本の語数と
一言コメント、また、各レベルごとに特選本を紹介するので協力者を求めて
います。特に、何かのシリーズをコンプリートされている方は、コメント・
解説をお願いしたいので、ぜひご協力下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=193]
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【6】編集後記 (かのん)
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多読をすすめるうちにいつのまにか増えてくる本たち。多読を始めた頃、す
でに本棚は和書でいっぱいだった我が家では、洋書は箱に詰めたり家のあちこ
ちに分散させて収納したりしていました。だから、ある本が読みたくなると、
箱詰めしてあるものをひっぱりだしたり、家じゅうを探しまわったり。書店な
らあそこのあの本棚にあるとわかっているのに、家にある本はどこにあるのか
わからない。これってけっこうストレスが溜まっていました。
先日、思い切って和書を整理し、洋書を一箇所にまとめました。いつか読み
たいと学生の頃から少しづつ買っていた本、多読を始めた頃に読んでダンボー
ル箱入りしていたGR、掲示板を読んで目標本として買った本たちが書棚にずら
りと並びました。整理する中で、そろそろ読みどきになっている本を発見でき
たのも収穫のひとつです。
本を並べなおした書棚の前に小さな椅子を1脚置きました。気の向くままに
本をとりだし、お気に入りの椅子に座って本を読む。すきま時間読書が中心な
ので、実際にはそこで読むことは多くないのですが、ささやかな読書の楽しみ
がまたひとつ増えました。
明日は立春。暖かくなったら新しいことを始めたくなりますね。みなさんは
どんな春の準備をされていますか。
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次号の担当は minami さん です。
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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利用して発行しています。
申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm]
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発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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