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お名前: メイ
投稿日: 2005/1/27(09:33)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SSS多読通信 第66号 (2004/01/27) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】今週の100万語通過者(1/17-1/23) 【2】今週のお薦め本 特集「楽しく読めるやさしいシリーズ」 【3】今週の掲示板ダイジェスト 【4】SSS コラム 「風まかせに」(sumisumi) 【5】SSS ニュース 【6】編集後記 「電話がこわかったころ」(メイ) 編集:メイ ─────────────────────────────────── 【1】今週の100万語通過報告者 (1/17-1/23) ─────────────────────────────────── 今週の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございます! …………………………………………………………………………………………… ■vitaminMさん 楽しんで読んで100万語通過! 洋楽好きから英語が好きになり、TOEFLなど「お勉強」をがんばった時期もあ ったとか。『親子で始める英語100万語』でSSSと出会い、「私のやり直し英語 にはコレしかない!」と思って多読を始められました。30万語程度で 「読むぞ!」という構えが取れ、100万語の現在は長い本を数日に渡って読む のが苦にならなくなったそうです。 これからも絵本好きのお子さんといっしょに楽しい読書、続けてください。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4764] …………………………………………………………………………………………… ■saaさん 100万語快読!! 酒井先生の著書『快読100万語』を読んで、目からうろこが落ちたという saaさん。レベルにこだわらず、面白そうと思うものを中心に読まれています。 I Can Readから始め、小学生のころ日本語で読んだ本を楽しむこの頃です。 「辞書をひかずにたくさん」と言われたお父様の言葉が納得できてよかった ですね。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4778] …………………………………………………………………………………………… ■シルクロードさん 100万語読めました! 仕事で読めない期間があっても楽しんで読み、シャーロック・ホームズや レイモンド・チャンドラーを読めたときはうれしくて感動されたそうです。 いつかは、仕事関係の専門書や翻訳されているミステリー、名作などを原書で 読みたいというシルクロードさん、その日は案外近いかもしれませんね。 これからも、たくさんの発見をし、世界を広げてください。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=4780] ─────────────────────────────────── 【2】今週のお薦め本 特集「楽しく読めるやさしいシリーズ」 ─────────────────────────────────── 多読をしていてよかったことのひとつは、やさしくても楽しい本がたくさん あるのを知ったことです。今週はこれまであまり話題になっていなかったシリ ーズから、それぞれ1冊ずつご紹介します。 力のある作家が多いので、シリーズによってまったく違う雰囲気が楽しめる のではないかと思います。お好みに合わせてどうぞ。 ………………………………………………………………………………………… ■Puppy Mudge シリーズより Puppy Mudge Takes a Bath YL0.3 102語 …………………………………………………………………………………………… Henry & Mudgeのジュニア版。Mudgeが子犬で登場します。泥んこ遊びが 大好きなMudgeをお風呂に入れるお話。Mudgeのかわいい表情に心がなごみ ます。英語を始めたばかりでも楽しめるでしょう。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008742]…………………………………………………………………………………………… ■Piggins YL2.1 1567語 …………………………………………………………………………………………… ブタのPigginsはキツネのReynolds夫妻の家の執事。登場人物(?)はすべて 動物です。Reynolds家のパーティーの席で、夫人ご自慢のダイヤのペンダント が消えてしまいます。犯人は・・・? 絵が美しく鳥獣戯画のような趣の独特な 絵本です。Pigginsの本は他に2冊、出ています。(内1冊は入手困難) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008101] …………………………………………………………………………………………… ■Meg Mackintosh シリーズより Meg Mackintosh and The Case of the Missing Babe Ruth Baseball YL3.1 2700語 …………………………………………………………………………………………… 両親が留守の間、兄のPeterといっしょにおじいちゃんの家で過ごしている Meg。おじいちゃんが子どもの頃、いじわるな年上の従姉妹Aliceに大切な Babe Ruthのサイン入りボールを隠され、そのままになってしまったと聞いて、 そのボールの行方を捜します。Solve-It-Yourself形式のミステリーで、 次々に表れるヒントを手がかりに、読者もいっしょに謎解きに参加できます。 さし絵も豊富で読みやすいです。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007986] …………………………………………………………………………………………… ■Anne Fineの子ども用シリーズより The Diary of a Killer Cat YL3.5 3500語 …………………………………………………………………………………………… Ellieの家の猫Tuffyの目を通して日々の出来事が語られます。Tuffyのちょっ とふてくされた態度と、一家の混乱ぶりがおかしいです。電車で読んでいた 私は、笑いをこらえるのに必死でした。 Anne Fineはこのほかにも子ども用にたくさんの作品を書いています。人間 を観察する目が確かで、ユーモアのセンスにも富む作家です。Puffin Books から、カラフルな表紙で出版されています。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002849] …………………………………………………………………………………………… ■The Adventures of McBroom シリーズより McBroom Tells the Truth YL3.7 2680語 …………………………………………………………………………………………… McBroomさんは奥さんと11人の子ども、それに家財道具をぼろ車に積み、新天 地をめざして西部へと出発します。途中に現れたやせた男に良い土地を格安で 譲ると言われ、なけなしの10ドルで買いますが、その土地というのは・・・ 奇想天外な展開で、軽妙なホラ話です。人を喰った語り口にすっかりはまって しまいました。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008743] ─────────────────────────────────── 【3】今週の掲示板ダイジェスト ─────────────────────────────────── ■"Grammar in Use" についてお教えください バナナさん 文法を学ぶのに最適と言われている"Grammar in Use"のシリーズですが、 レベルや英米語の区別などにより何種類もあるので、どれを選べばよいか迷う ことも多いでしょう。「書くこと」に興味が出てきたバナナさんのそんな疑問 に、次々に返答が寄せられています。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-english&c=e&id=101] …………………………………………………………………………………………… ■誰か助けてください!(洋書を読み始めたばかりの質問) Akiroさん Akiroさんが突き当たった問題は、洋書を読み始めた頃、多くの人が経験する 悩みです。例えば、音読してしまう、時間がかかる、本を買う費用がかかる、 など。その悩みにタドキストからアドバイスが寄せられています。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=e&id=7944] …………………………………………………………………………………………… ■質問とお願いです! マコトちゃん 「GR中心に60万語は突破したもののOBW 2で苦しくなってきたのを感じまし た。レベル0や1のGRを読み直したり『おさるのジョージ』などを読んでい ますが、レベル2か3でつまずいて克服した方 アドバイスください」との 声に応えて返答がありました。壁を感じたときの参考になりそうです。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss3&c=e&id=265] …………………………………………………………………………………………… ■児童書の邦訳・原書情報をさがす naongさん 「子どもの頃読んだあの本を原書で読みたいけどタイトルが分からなーい、 書評をあげたいけど邦訳情報が分からなーい」というときに便利なサイトの ご紹介です。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-website&c=e&id=614] …………………………………………………………………………………………… ■2005年ニューベリー賞・カルデコット賞 Julieさん 優れた児童書に贈られるニューベリー賞と絵本を対象としたカルデコット賞 の今年の受賞作品が紹介されています。今年のニューベリー賞は日系アメリカ 人の女性ということです。興味を惹かれますね。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-paperbacks&c=e&id=610] ────────────────────────────────── 【4】SSS コラム 「風まかせに」 (sumisumi) ─────────────────────────────────── 私は、最近ちょっと忙しくなってしまい、なかなかゆっくりと本を読むこと ができません。けれど、作業をしながら映画を観ることは出来るので、最近は もともと好きだった洋画をテレビから録画したりレンタルで借りてきたりして 観ています。英語の小説や映画を鑑賞していると、意外なほど絵本や児童書の 名前や一節が出てきます。先日見た映画でも、主人公の妻が始めの自己紹介で 「私の好きな本は、"Harold and the Purple Crayon"です。」と言い、私も大 好きな絵本でしたので、すっかり嬉しくなってしまいました。この本を知って いると彼女がどんな感じの人なのかがよりよくわかるわけですね。 SSSの掲示板を読んでいると、自分自身はあまり関心がなかったり、好みで はなくても、あの人が好きな本、といった印象もあり、自分で読んだだけより ももっと作品にまつわるイメージが豊かになります。 また逆に、映画で海洋冒険ものを観ると、GRや絵本で海洋ものを読んでみよ うかな、と思って手を伸ばしたりすることもあり、そうして繰り返し読んだり 聴いたりでいるうちに関係語彙も定着していくようです。 こんな具合に風まかせで読んでいくうちにどんどん好奇心が広がる喜びを感 じながらできるのが多読の魅力のひとつなのでしょう。 ─────────────────────────────────── 【5】SSS ニュース ─────────────────────────────────── ■掲示板ユーザ登録について いままで全掲示板からユーザ登録が可能でしたが、「SSS掲示板・総合案内」 からのみユーザ登録画面が表示されるよう、変更になりました。 これに伴い、分かりにくかったユーザ登録の案内も詳しくなりましたので、 投稿したいけど登録の仕方が分からない・・・と思っていた方は、ぜひ、ご覧に なってみてください。 SSS掲示板・総合案内 [url:http://www.seg.co.jp/sss/bbs/index001.html] …………………………………………………………………………………………… ■第3回上野国際子ども図書館ツアーオフ 2月12日(土) 東京・上野の図書館へ行って楽しい絵本を読もうという企画です。 図書館では自由行動です。あらかじめ読みたい絵本を蔵書検索して、 司書の方に探してもらうこともできます。(幹事:Julieさん) [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=211] …………………………………………………………………………………………… ■『多読ブックガイド』 資料提供募集 SSSが中心となって、多読用洋書をほぼ網羅するガイドブックを作ります。 レベル0からレベル5以上まで、各レベル1000冊以上の本の語数と 一言コメント、また、各レベルごとに特選本を紹介するので協力者を求めて います。特に、何かのシリーズをコンプリートされている方は、コメント・ 解説をお願いしたいので、ぜひご協力下さい。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=193] ─────────────────────────────────── 【6】編集後記 「電話がこわかったころ」(メイ) ─────────────────────────────────── アメリカに行った最初のころ、電話に出るのが苦手な一時期がありました。 相手の顔が見えていればまだしも、電話でわあ〜っと言われると頭の中が混乱 し、知っているはずのこともさっぱりという状態でした。注文した品物がこわ れて到着したので苦情の電話をしたのに通じなかったり、相手の言うことがわ からないので、「もう一度、言ってください。」や「もう少し説明してくださ い。」を繰り返して、いたずら電話の相手をすっかり喜ばせてしまったことも ありました。 数々の失敗の後、きれいな英語は当分あきらめて、言いたいポイントのとこ ろだけはっきり伝えることにし、なるべくしっかり声を出すように心がけまし た。やがて、頭の方では「あ、三人称単数のSを落した」「今のは時制が」と かチェックしていても、口の方はとにかく何か言っているという風になり、電 話恐怖症は消えていきました。 失敗も必要なだけしてしまえば、そのうちどうにかなるということをこの ときに学びました。Take it easy! …………………………………………………………………………………………… 次号の担当は かのんさんです。 今 週 も H a p p y R e a d i n g ! ─────────────────────────────────── ※ご感想・ご要望・ご意見等は sss-web-magazine@seg.co.jp まで 掲示板でのご感想・ご要望・ご意見等はこちらまで↓↓ http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108 ─────────────────────────────────── ※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を 利用して発行しています。 申込・中止はこちらまで http://www.mag2.com/m/0000118505.htm ─────────────────────────────────── 発行:SSS英語学習法研究会(http://www.seg.co.jp/sss/)
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