SSS多読通信 第508号 (2025/9/18)

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1931. SSS多読通信 第508号 (2025/9/18)

お名前: くいめい
投稿日: 2025/9/23(13:51)

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        SSS多読通信 第508号 (2025/9/18)
        ~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】今号のお薦め本  「Jon Klassen の世界を味わう」特集(くいめい)
【2】SSSコラム 「新しいチャレンジ」         (トオル)
【3】SSSニュース「The Milne Innovation Awards(ミルン革新賞)
           を古川が受賞」    (SSS英語多読研究会)
【4】編集後記                   編集:くいめい
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【1】今号のお薦め本  「Jon Klassenの世界を味わう」特集 (くいめい)
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 Jon Klassen の絵本は、読み終わったあとに不思議な余韻が残ります。
 彼自身が文も手がけた作品と、Mac Barnett との共作を合わせて紹介します。
……………………………………………………………………………………………
■ How Does Santa Go Down the Chimney?  YL1.0-1.5  391語
……………………………………………………………………………………………
 サンタはどうやって煙突を降りるのでしょう? いろいろな可能性を
想像してみましょう。

[url:https://www.amazon.co.jp/How-Does-Santa-Down-Chimney/dp/1529517141/ref]

……………………………………………………………………………………………
■The Wolf, the Duck, and the Mouse   YL1.0-1.5   492語
……………………………………………………………………………………………
オオカミに飲み込まれてしまったネズミがおなかの中で見たものは?

[url:https://www.amazon.co.jp/Wolf-Duck-Mouse-Mac-Barnett/dp/1406377791/ref]
……………………………………………………………………………………………
■ The Rock from the Sky        YL1.5-2.0   551語
……………………………………………………………………………………………
 空から落ちてくる岩をめぐる5つの短い話。ユーモアと不安が混じり合った
なんとも不思議な絵本です。

[url:https://www.amazon.co.jp/Rock-Sky-Jon-Klassen/dp/1529503973/ref]
……………………………………………………………………………………………
■The Three Billy Goats Gruff       YL1.5-2.0   835語
……………………………………………………………………………………………
 「三びきのやぎ」をMac BarnettとJon Klassenのコンビが
トロルの視点からユーモラスに描きます。

[url:https://www.amazon.co.jp/Three-Billy-Goats-Gruff/dp/0702319031/ref]

……………………………………………………………………………………………
■The Skull               YL1.5-2.0  1,885語
……………………………………………………………………………………………
 チロル地方の民話をもとにJon Klassenが描く少女とガイコツの不思議なお話。

[url:https://www.amazon.co.jp/Skull-Tyrolean-Folktale-Jon-Klassen/dp/1536223360/ref]
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【2】SSSコラム 「 新しいチャレンジ」       (トオル)
……………………………………………………………………………………………
 こんにちは、トオルです。みなさん、新しいことにチャレンジしていますか?
今回は私の新しいチャレンジについて書いてみようと思います。

 25年前の話なのですが、私の会社の社長がフランス人に代わって、グローバル化
が突然、押し寄せてきました。当時、英語ができなくても仕事はできていたので
英語で仕事する意識は全くありませんでした。しかし、英語で仕事することが
求められ、プレゼンテーションや技術論議を英語で行うことが必要になりました。
TOEICの勉強が身近だったので、TOEICの勉強をしようとしたのですが、全く頭に
入らず、TOEICの点数はなかなか上がらずで困っていたときに出会ったのが、
「多読」でした。多読で薄い本を1冊1冊読み終わることで達成感と本の冊数、
つまり、単語数を数えていくことで、英語力が積みあがっている感覚があって、
夢中になって英語の本、GRを読みました。ペンギンとか、オックスフォードとか、
読みやすい、読みにくいなどと多読仲間とワイワイ話しながら、楽しいことを
思い出します。そんな感じで多読をしてから、英語が身近になって、それから
アメリカの大学と共同研究をする機会にも恵まれましたのはとてもラッキーでした。

 20年以上の長い間、グローバルに仕事してきて、英語を使う仕事をやって
きましたが、「英語を使わない」新しい仕事にチャレンジしています。
英語は使わないのですが、1つ1つ積み上げるのは多読と変わらないので、楽しみを
見つけてチャレンジして、1人前の仕事ができるようになりたいと思います。

 英語を使わないので、多読に関するコラムを書くネタが出てこないことを
考えると、今回のコラムを最後の多読通信のコラムとしようと思います。

Happy Reading and Good Luck with Your New Chanllenge !

今までコラムを読んでいただいて、ありがとうございました。

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【3】SSSニュース「The Milne Innovation Awards(ミルン革新賞)
           を古川が受賞」     (SSS英語多読研究会)
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 私事で申し訳ありませんが、The Extensive Reading Foundation
は通例、国際多読学会と訳されていますが、正確に訳せば
国際多読財団という方が近いと思いますが、そこが、多読教育の革新に
貢献した個人に、The Milne Innovation Awards(ミルン革新賞)を授与
しています。
The Milne Innovation Awards | The Extensive Reading Foundation
過去5人
2010 - David R. Hill
2011 - Robert O’Neill
2013 - Richard R. Day
2017 - Thomas N. Robb
2023 - Marc Helgesen
が受賞していますが、YLの考案、YLと語数の一般への公開、SEGでの多読
教室での実践が評価され、日本人として初めてミルン革新賞を受賞しました。

2025 - Akio Furukawa, CEO of SEG (Scientific Education Group). who has made multiple impacts. 1) making ER logistically doable at scale in Japan: 2) providing a practical, learner-oriented leveling system (YL) that works across publishers, 3) building and sharing the book/word-count infrastructure needed to run ER libraries, and (4) demonstrating a high-fidelity ER model at SEG (SSR, teacher-guided choice, listening integration) that others could copy or adapt.
最新の、YLと語数表は、
2025-09_Booklist_Web_Middle_Size.pdf
で公開しています。今回の受賞もみなさんのおかげだと思っています。
地道なことでも、長く続けていれば、見ている人からは評価される
ということですね。
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【4】編集後記                      (くいめい)
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今月からカズオ・イシグロ原作の『遠い山なみの光』が公開されています。
それにあわせて英語の原作を読み始めました。
映画と本、両方で楽しみたいと思います。
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          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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