SSS多読通信 第486号 (2023/11/16)

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1870. SSS多読通信 第486号 (2023/11/16)

お名前: メイ
投稿日: 2023/11/17(11:02)

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        SSS多読通信 第486号 (2023/11/16)

        ~読める本、読みたい本をお気楽に~

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【1】100万語通過報告 (10/17~11/13)
【2】今号のお薦め本 「Holiday Season」          (メイ)
【3】SSSコラム  「図書館で多読 」     (近眼の独眼龍)
【4】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記                      編集:メイ

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【1】100万語通過報告 (10/17~11/13)
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この期間の100万語通過報告はありませんでした。次号へのご報告をお待ちして
います。
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【2】今号のお薦め本 「Holiday Season」      (メイ)
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 このところ急激に寒くなり、あちこちのクリスマス・イルミネーションの
ニュースが届くようになりました。季節の変化の速さには驚かされますね。
 クリスマスの本はこれまで何度も特集しましたので、めぼしい本はほぼご紹
介済みですが、本の箱を片付けていたら、まだ、ご紹介していなかった絵本を
発見しました。クリスマスまでには、まだ間がありますが、ゆっくり準備を始
めてはいかがでしょう。
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■The Little Reindeer        YL0.9-1.2  319語
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 Ollieという小さな女の子はクリスマス・イヴの夜、ベルの音で目を覚まし
ました。音を頼りに暗い森に入っていくと、キラキラ輝くベルのついた首輪が
木の枝にひっかかっていました。首輪を探しに来たトナカイに返してあげると
トナカイはOllieを乗せて空へと飛びあがりました。雪の舞う暗い空に月が輝き
眼下には雪に覆われた森や家や畑が見えます。白と黒を基調とした絵に、少し
の赤とシルバーが効果的に使われた美しい本です。トナカイの角型のフードが
付いたOllieのパジャマもかわいいです。
[url:https://www.amazon.co.jp/Little-Reindeer-Animal/dp/1481486861/sss-22]
……………………………………………………………………………………………
■On Christmas Eve YL0.8-1.2 633語
……………………………………………………………………………………………
 クリスマス・イヴの夜、3人の子どもたちはそーっとベッドを抜け出して、階
下へ降りて行きました。階段も廊下も緑の枝と赤い実で飾られ、居間には美し
く飾られたツリーが子どもたちの目をくぎ付けにしました。戸外にはクリスマ
ス・キャロルを歌う一団があり、幸せに満ちた夢のようなクリスマスの光景が
広がります。Margaret Wise Brownの作品です。
[url:https://www.amazon.co.jp/Christmas-Eve-Margaret-Wise-Brown/dp/0060236493/sss-22]
……………………………………………………………………………………………
■A Wish to Be a Christmas Tree YL1.0-1.3 744語
……………………………………………………………………………………………
 初雪が降ると人々は郊外のtree farmにクリスマス・ツリーを選びに行きます。
木たちはみんな自分が選ばれることを望んでいました。中に1本、誰にも選ばれ
ずに長い年月が過ぎ、今は大きくなりすぎてしまった木がありました。悲しく
て涙を流す木をリスや小鳥やシカが慰めます。動物たちはいつも憩いの場を提
供してくれる木に感謝していたのです。動物たちによって美しく飾られた木は
大切なことに気がつきます。
[url:https://www.amazon.co.jp/Wish-Christmas-Tree/dp/1585360023/.sss-22]
……………………………………………………………………………………………
■The Christmas Eve Tree           868語
……………………………………………………………………………………………
 丘に植えられたクリスマス・ツリーの中に十分に育たなかった木がありまし
た。クリスマスが近づき、木たちは切られてトラックで町に運ばれました。立
派な木は教会や広場に飾られましたが、生育不良の木は売れ残り、貧しい少年
にもらわれていきました。少年はなけなしのお金でろうそくを買い、ツリーを
飾りました。アコーディオン弾きがやってきて音楽が始まり、ツリーを囲んで
人々が歌い、大勢が集まりました。数日して少年ば去り、ツリーは枯れかかっ
ていました。果たしてツリーの運命は?
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■The Legend of Papa Noel: A Cajun Christmas Story
YL1.5-2.0 1,182語
……………………………………………………………………………………………
 雪や氷に閉ざされた世界というのがクリスマス本の定番ですが、これはルイ
ジアナの湿地の奥で暮らすPapa Noelの物語です。Papa Noelはボートに乗り、
ワニに引かせて子どもたちにプレゼントを配ります。霧で視界が遮られたある
クリスマスには、人々が木を組んで松明を作り、その明るさに救われて事なき
を得ました。Cajunの文化に彩られたクリスマス物語。地域によっていろいろあ
るのですね。
[url:https://www.amazon.co.jp/Legend-Papa-Noel-Cajun-Christmas/dp/1585362565/sss-22]
……………………………………………………………………………………………
■The Year of the Perfect Christmas Tree   2,460語
……………………………………………………………………………………………
 山あいの村では、毎年、村人が順番に教会のクリスマス・ツリーを準備する
ことになっていました。今年はRuthieの家が担当です。パパは春のうちに
Ruthieを連れて高い山の上にある木を選びました。夏が来て、パパは海の向こ
うの戦争に駆り出されました。雪が舞う頃になってもパパは帰ってきません。
ママとRuthieは二人で木を伐り出し、無事に教会に届けました。ママは劇の天
使役を務めるRuthieのために苦労して衣装も準備してくれました。クリスマス
礼拝は無事に終わり、何よりのプレゼントをもらいます。パパが帰って来たの
です!Barbara Cooneyの絵が美しいです。
[url:https://www.amazon.co.jp/Year-Perfect-Christmas-Tree/dp/0140558772/sss-22]
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【3】SSSコラム 「図書館で多読」           (近眼の独眼龍)
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少しずつかもしれませんが、英語多読コーナーのある図書館が増えてきたよ
うに感じます。私の自宅か勤務先から1時間以内のところにも、多読コーナー
のある図書館が少なくとも5館あります。

本って、ページ数と値段は比例してなくて薄い本でも結構な値段がします。
そこそこ長い本を楽しめるようになってからは、結構本を買ってきました。で
も多読初期に読みたい本って、10分で読めてしまうのに500円とか1000円とか
しますよね。ペーパーバックの半分くらい。多読の初期は薄い本ばかりで、買
うのはちょっとつらい。

例えばOxford Reading Treeなんて、多読としての効果はものすごく高いと
思いますけれど、読んでいる時間当たりのコストパフォーマンスとなるとかな
り悪い。

特に多読初期は、まだ自分に合う本が良く分かっていないことが多いので、
自分にとってつまらない本に出会うことも珍しくない。そういうとき、大枚は
たいて買った本だと、なかなか多読三原則の3番目=投げることができないで
すね。もしその本が図書館の本なら返すだけ。躊躇は生まれにくい。

だから、図書館に多読コーナーがあって気楽に本を選べ、気に入らないとき
には気楽に投げられるようになることは、大歓迎です。

ただどういうわけか、レベルの高めの本を増やそうとする図書館が多いよう
に感じます。本当に入り口のところ、YLでいえば0~3あたりの本をしっかり揃
えてくれると最高なんですが。

図書館で多読が当たり前になるといいなぁ。

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【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
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今月は特にありません。
寒くなってきましたが、みなさんの楽しんで多読されるよう祈っています。
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【5】編集後記                       (メイ)
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 今年の夏はあまりの暑さに、お出かけ好きの私も出かけるのを控えたほどで
す。何しろ朝から夜まで気温が下がらず、15分ほど外を歩いただけで、干物に
なりそうでした。11月になって急激に温度が下がり、激変ぶりに、あわてて衣
類を入れ替えています。毎年、こんな気候になるのでしょうか?
 戻せない状態になる前に環境にやさしい暮らしをしていきましょう。そして
ウクライナやパレスチナを思うと、平和な世界を願わずにはいられません。
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          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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