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1856. SSS多読通信 第481号 (2023/6/9)
お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2023/6/11(23:37)
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SSS多読通信 第481号 (2023/6/9)
~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】100万語通過報告 5/9~6/4
【2】今号のお薦め本 「色にまつわるお話」 (かのん)
【3】SSSコラム (古川)
【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記 編集:かのん
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【1】100万語通過報告 (5/9~6/4)
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この期間の100万語通過報告はありませんでした。
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【2】今号のお薦め本 「色にまつわるお話」 (かのん)
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ことしは例年よりはやい梅雨いりということで、傘の出番が多くなる季節に
なりました。雨がまったく降らないのも困るとはいえ、空も町も灰色の雨に煙っ
てしまうと、すかっと晴れた青空が恋しくなりますね。
ということで今回は、ゆううつな雨に負けない、いろんな色にまつわるお話を
集めました。
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■The Red Book YL0.0 3語
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学校へ向かう女の子が雪の中から赤い本をみつけます。
本のなかでは男の子が砂から赤い本を拾う姿が描かれています。
本を手にとる自分と本の中に描かれる男の子、その2人をめぐるふしぎな交流
が始まります。
タイトルだけの文字のない絵本です
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009154]
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■Red, White, and Blue The Story of the American Flag YL1.5 1,129語
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アメリカの国旗、星条旗。
星条旗がどのようにして国旗として選ばれたのか、アメリカの歴史とともに
描かれます
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002688]
……………………………………………………………………………………………
■Red Leaf, Yellow Leaf YL3.5 290語
……………………………………………………………………………………………
風でとばされたカエデの種が地面に落ち、冬がすぎ、春になり…。
めぐる季節とともに成長してゆくカエデを美しいコラージュで描きます
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004224]
……………………………………………………………………………………………
■Harold and the Purple Crayon YL0.5 675語
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ある夜、ハロルドは月の照る中を散歩したくなりました。ところが月はどこに
もありません。そこでハロルドは手にしたむらさき色のクレヨンで月を描きま
した。それから散歩するための長く伸びる道を描き、その道を歩き出します。
ハロルドの描くシンプルな絵で、冒険がはじまります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002164]
……………………………………………………………………………………………
■Little Blue and Little Yellow YL1.9 274語
……………………………………………………………………………………………
Little Blue と Little Yellow はとっても仲良し。ある日、Little Blueが
Little Yellow`の家にいきますが、だれもいません。あちこち探すと、Little
Yellow がいました。ふたりがおもわず抱き合うと・・・
色をテーマにした楽しいお話です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001622]
……………………………………………………………………………………………
■Color Zoo YL0.5 30語
……………………………………………………………………………………………
表紙をめくると一面、みどり。次のページはむらさきのページのまんなかが
星のかたちで切り抜かれていて次の赤いページがみえています。
さらにすすむと Tiger の顔。ページのまんなかはまるく切り抜かれていて、
ページをめくるとちがう動物になります。
まる、さんかく、しかく、シンプルな色と形でさまざまな動物になる、楽しい
しかけ絵本です
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003477]
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【3】SSSコラム (古川)
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コロナの影響で、SEGの社会人ブッククラブも一時閉鎖を余儀なくされ、それを
きっかけに利用者は激減してしまいました。
一方、多読の広がりで、公立図書館にもORTを始めとする、多読図書がかなり
整備されるようになりました。
そのような状況を総合的に判断して、SEGの社会人ブッククラブは2024年2月末で
休止させていただくことになりました。
今まで、読書指導会に講師として協力していただいた、多くのタドキストの方
に感謝したいと思います。
なお、SEGの多読教室は、今後も続けていきます。
(古川)
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【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
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日本多読学会の年会が、3年ぶりに対面で実施されることになりました。
日時:2023年10月8日(日)9:00-17:00(詳細は未定)
場所:東京御茶ノ水ソラシティ [url:http://plaza.solacity.jp/]
参加方法、詳しいプログラムについては、後日発表されるとのことです。
基調講演を、古川昭夫が行うことになりました。教育の現場で多読指導は広がっ
て来ていますが、生徒に丸投げ、あるいは、先生がすべてを管理のどちらかに偏っ
ている「指導」が多く、そのために、多読が本来もっている力が十分に発揮でき
ていないのではないかと感じています。
多読は、生徒と先生の思いが一つになるとき、最大の効果を発揮します。押し
付けではなく、放任でもなく、生徒が読めるレベルの本で、生徒が興味をもつも
のを探し出し、提供するのが本来の多読指導です。その想いを、基調講演で少し
でも多くの先生方に伝えたいと思っています。
(古川)
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【5】編集後記 (かのん)
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今回のおすすめ本は色にまつわるお話、というテーマをお届けしましたが、
ここでも色に関するお話です。
手元にあった『ヨーロッパの伝統色』という色辞典をぱらぱらと読んでいた
ところ、Apple Green の説明に「日本ではほとんどのリンゴは赤いが、ヨーロッ
パではアオリンゴの色が一般的で、赤い色はアップル・ファロー(Apple-fallow)
つまり、リンゴの休閑地といわなければならない」という記述がありました。
一方、wikipedia の Apple の項では「The skin of ripe apples is red,
yellow, green, pink, or russet, though many bi- or tri-colored
cultivars may be found」とあります。つまり、赤がいちばん多いと思われます
が、日本のようにリンゴといえば圧倒的に赤があたりまえ、というのとは違うの
かもしれないですね。
また、日本ではリンゴといえば大きなサイズが喜ばれますが、欧米ではひとり
で食べきれるくらいの小さめのサイズもよく食されている、なんてネットの記述
も見かけました。
りんごと Apple 同じものだと思っていたのに、ある国の人は大きくて赤いリン
ゴ、ある国の人は小さめの青いリンゴなど、イメージする色やサイズが違うのだ
とするとなかなか面白いなぁ、と思いました。
自分にとってのあたりまえがほかの人にとってはぜんぜんあたりまえではない
そんなふうに認識の違いを発見したりするのも楽しいですね。
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多読通信、次号もお楽しみに!
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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