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1814. SSS多読通信 第469号 (2022/6/11)
お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2022/6/11(05:43)
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SSS多読通信 第469号 (2022/6/11)
~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】100万語通過報告 (5/10~6/5)
【2】今号のお薦め本 海にまつわるお話 (かのん)
【3】SSSコラム 多読授業は広がったけれど… (古川)
【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記 編集:かのん
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【1】100万語通過報告 (5/10~6/5)
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この期間の100万語通過報告はありませんでした。
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【2】今号のお薦め本 海にまつわるお話 (かのん)
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そろそろ梅雨いりという季節になりました。いっぽうで、5月下旬なのに最高
気温が30度を超える日もあったりで、ことしの夏も暑いのかなぁ・・・なんて
思ったりもします。
ということで、ひとあし早く、今回は海に関するお話を集めました。なつか
しい本もありますが、夏気分の先取りといきましょう♪
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■Flotsam by David Wiesner YL0 10語
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海辺で生き物の観察をしている男の子が、波打ち際で1台のカメラを見つけ
ます。"Melville underwater camera"と書かれたそのカメラの中をのぞいてみ
ると…
こんな拾い物を見つけられるのなら、海岸に行くのが楽しみになりますね。
絵だけでストーリーがすすむ、夏向きの絵本です
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013118]
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■Miffy at the seaside YL2.5 250語
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「うさこちゃんとうみ」で親しまれている本の英語版です。Miffyはお父さん
と海へでかけます。
こんな1日を過ごした思い出はきっとみなさんにもあるのでは? そんなこ
とを思う1冊です
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003886]
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■My Father's Dragon YL3.5 7,385語
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エルマーがとらわれの身となっているドラゴンを助け出す冒険にでかけるお
話です。
エルマーにドラゴンのことを教えてくれるのは、近所で会った年とったトラ
ネコ。旅のとちゅうでそのドラゴンと知り合って、いつか助けてあげると約束
したんですって。エルマーとネコはさっそく港にでかけ小島の近くをとおる船を
みつけ、こっそり乗り込むことにします
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001755]
……………………………………………………………………………………………
■A Message to the Sea YL5.5 43,000語
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Tomは小さな漁村に暮らしています。父も祖父も海での仕事をしていて、ふた
りとも海で行方不明になりました。それでもTomは海が好きで、いつか自分も
大海に出る仕事をしたいと思っています。
Tomはある日、メッセージを書いた紙をガラス瓶にいれて海に流すことを思い
つきます。いくつもいくつも、メッセージを書いたビンを海に流しました。
でも返事がくるとは思っていませんでした。くるとしても長い時間がかかるだ
ろうし。
でも、ちゃんと返事がきたのでした。さてどんなことが書いてあるのでしょう?
アレックス・シアラーの2016年の作品です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000025901]
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■Girl, Boy, Sea YL5.5 55,000語
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英国人の少年 Bill はモロッコ沖で嵐にあい、小さなボートでどうにか数日を
すごしたところへ、同じ嵐で漂流することになった少女 Aya を助けます。
Aya はベルベル人の遊牧民で移民船でヨーロッパに渡るとちゅうでした。
広大な海での漂流生活でふたりは飢えと渇きに苦しめられますが、そんなふ
たりを勇気づけるのは、Aya の語るアラビアン・ナイトのお話でした…
2020年イギリスの児童文学に贈られるカーネギー賞 Long List ノミネート
作品です
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000025902]
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【3】SSSコラム
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この10年間で多読を授業に取り入れる中学・高校・大学は非常に増えてき
ました。最近は、予備校でも多読クラスを始めるところも出てきています。
しかし、あくまで、「英語力向上の手段の1つ」として多読を捉えている所が
ほとんどです。そして、学校での多読指導は、コロナの影響もあって、どんど
んオンライン読書システムに移行しているようです。
しかし、多読が本当に良いところは、「読書は面白い」ということであり、
「読書の楽しさを、生徒同士、生徒と教師で共有する」ことなのです。
先生が自分で読んで面白かった本を勧める、生徒が先生から勧められた本を読
んで楽しむ、といったことの積み重ねがあってこそ、生徒は楽しんで読み続け
るし、その結果、結果的に「英語力も向上」していくのです。
英語の本の読書を楽しんでもらうのが、多読授業の醍醐味なのですが、「英
語力向上のために、成績評価を餌として、強制的に本を読ます」のでは、従来
の英語教育の枠から逃れず、決して高い効果を上げることにはつながらないで
しょう。
せっかく多読指導を英語の授業にとりいれるのであれば、指導される方が、
生徒が読むレベルの本をたくさん読んで、読書の楽しさを共有してもらえれば
と願っています。
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【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
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■多読授業見学を再開しました SEG多読教室
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SEGは、コロナ対策で、多読授業見学をすべてお断りしておりましたが、
少人数(3名以下)のグループ・個人に限り、多読授業見学を再開していま
す。
SEGの多読クラスの授業見学を希望される方は、
[url:https://www.seg.co.jp/tadoku/kengaku.htm]
を読んで頂き、早めに申込みください。なお、感染状況が拡大する局面では、
一度出した許可を取り消す場合がありますことをあらかじめご了承ください。
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【5】編集後記 (かのん)
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6月にはいり、あちらこちらであじさいの花を見かけるようになりました。
定番のブルーやピンクだけでなく、最近は白、濃い紫など、いろいろな色や形
の品種がお花屋さんの店先を飾っています。
実家の庭にも1本、あじさいがあります。木陰の奥の目立たないところに植
えてあるので、ふだんはあまり気にしていませんが、それでもこの季節になる
とちゃんと花を咲かせてくれます。
これからは傘の手放せない季節になりますが、しっとりと濡れたあじさいを
見にでかけてみるのも、いいかもしれませんね
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多読通信、次号もお楽しみに!
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
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場合があります。ご了承ください。
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発行:SSS英語多読研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/])
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