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1790. SSS多読通信 第462号 (2021/11/11)
お名前: メイ
投稿日: 2021/11/12(17:58)
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SSS多読通信 第462号 (2021/11/11)
~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】100万語通過報告 (10/11~11/8)
【2】今号のお薦め本 「Brian Flocaの絵本」 (メイ)
【3】SSSコラム 「時代遅れ、なのかな」 (近眼の独眼龍)
【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記 編集:メイ
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【1】100万語通過報告 (10/11~11/8)
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この期間の100万語通過報告はありませんでした。次号へのご報告をお待ちして
おります。
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【2】今号のお薦め本 「Brian Flocaの絵本」 (メイ)
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今回はこれまであまり話題に上らなかったBrian Flocaの絵本をご紹介します。
船や汽車など乗り物の絵が得意で、そのメカニズムを図鑑のように詳細に美し
く描いています。それに加え、周囲の情景や人々の関わりなども含め、その時代
の空気感まで伝わってきます。また、動物の絵もすばらしく、AviやMacLachlan
の絵本の無くてはならないエッセンスとなっています。
お好みに合いそうなものがあったら覗いてみてください。
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■Lightship YL1.6~2.0 354語
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Lightshipとは灯台の代わりをする船のことです。普通の船は航行するのが身
上ですが、この船は海の1点に留まっていなくてはなりません。霧が濃くなると
大きな音で汽笛を鳴らして警告し、マストのライトを点灯して他の船の安全を
守ります。乗組員の日々の地味な働きがそれを支えていることにも気づかされ
ます。
[url:https://www.amazon.co.jp/Lightship-Brian-Floca/dp/1416924361/sss-22]
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■Keeping the City Going YL1.8~2.3 611語
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コロナ禍のNew Yorkの街は以前の賑わいを失い、人々は家に閉じこもり、通
りにはほとんど人影がありません。でも窓から見ていると、ちゃんと動いてい
る車や人がいます。ゴミの収集、荷物の配達、バスや地下鉄、清掃車、消防車
やパトカー、そして医師や看護師などの医療従事者… 夜の7時になると人々は
楽器や音の出るものを持ち、窓辺に来て音を鳴らし、拍手をして医療従事者や
エッセンシャルワーカーに感謝を伝えます。人々が繋がり、津々浦々に感謝の
輪が広がっていきます。
[url:https://www.amazon.co.jp/Keeping-City-Going-Brian-Floca/dp/1534493778/sss-22]
……………………………………………………………………………………………
■Moonshot:The Flight of Apollo 11 YL2.0~2.5 1,462語
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1969年、アポロ11号が月に着陸し、宇宙飛行士が実際に月面を歩行しました。
その打ち上げから帰還までを描いた絵本です。多くの人の貢献と技術の粋を集
めたロケットが人々の夢を乗せて出発します。宇宙船の中の衣食住に関わる日
常も描かれ、月への旅がリアルに感じられます。歴史的な月面着陸の感動が素
直に伝わってきます。
[url:https://www.amazon.co.jp/Moonshot-Richard-Jackson-Atheneum-Hardcover/dp/1534440305/sss-22]
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■Locomotive YL2.8~3.5 2,573語
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開拓時代のアメリカ西部を横断する大陸横断鉄道が1869年に開通しました。
何もない大平原にスコップやつるはしにより線路が作られ、いよいよ列車が走
ります。蒸気機関車のかま焚き、運転手、車掌などの役割や列車内で売られる
品物など、当時の旅の実情が伝わります。険しい道のりを進み、人々の夢や希
望を乗せて走った機関車が美しく力強く感じられます。2013年、Caldecotte
Medal受賞作品。
[url:https://www.amazon.co.jp/Locomotive-Caldecott-Medal-Brian-Floca/dp/1416994157/sss-22]
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■The True Gift YL3.0~3.5 6,400語
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Patricia McLachlan著。LilyとLiamは仲の良い姉と弟です。クリスマスを祖
父母の農園で過ごそうと楽しみにやってきます。農園には白い牛がいますが、
以前いたロバがいなくなって寂しそうです。感受性の強いLiamはこの牛を放っ
ておけず、何とかしようと奔走します。そして起きるクリスマスの奇跡。心あ
たたまる物語です。動物や風景を描いた絵が心にしみます。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000023328]
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■Ragweed (Poppy and Friends #1) YL3.8~4.5 33,756語
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Avi著。野ネズミのPoppy Seriesの第1巻。この巻ではRagweedというネズミ
が両親や大勢のきょうだいに別れを告げ、外の世界を見にいくという設定です。
初めて見る都会・・・ そしてネコという恐ろしい生き物を知ることになります。
勇気や思いやりなどを大切にする児童書の王道を行く物語。ネズミの可愛さや
風景を描いた絵に想像力をかきたてられます。
[url:https://www.amazon.co.jp/Ragweed-Poppy-Avi/dp/0380801671/sss22]
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【3】SSSコラム 「時代遅れ、なのかな」 (近眼の独眼龍)
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COVID-19が少なくとも日本では落ち着いてきたので、先月半ばあたりから、
しばらくオンラインでの活動ばかりだったものが、実際に会って話したり作業
したりすることが増えてきました。
私自身は、IT系の仕事ですのでほとんどオンラインでできますし、在宅勤務
も気に入っています。通勤という普通はほとんど無駄な時間を費やさなくても
よいし、通勤だけで疲れますしね。ネットを使っての打ち合わせなど、頻度こ
そ今ほどではないにしても、もう20年くらい前からやっていますから、慣れて
いる方でしょう。それに大半の仕事に関しては、在宅勤務の方が効率が良いと
も思っています。
それでもやはり実際に人に会いたい。特に多読仲間と会って本の話や雑談を
したいと強く思います。もちろんZoomなどでも話したりしていて、それなりに
楽しいのですが、でもなんだか物足りない。
それに、基本的には嫌なはずの通勤も、まったくなくなってしまうと、少し
寂しいものです。特に私は多読の中心は電車の中で紙の本を読むことだったの
で。家でPC画面で本を読んだりしても、どうにもうまくいかないんですね。
今使っている4代目のKindleも、主に仕事関係の書籍を読むのに使っていて
楽しみの読書は紙の本。そしてできれば、実際に人と会ってその話をしたい。
紙の本、実際に会って話すことを好む。時代遅れなのかな。
ともあれ、ここ半月の間に3回ほど実際に人と会って、本や多読について話
したので、ちょっとすっきりとしています。あ、そうそう、何度か実際に会っ
たことのある方とのZoom、これは楽しいです、時代遅れの私でも。
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【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
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多読授業見学を再開します SEG多読教室
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SEGは、コロナ対策で、多読授業見学をすべてお断りしておりましたが、緊急
事態宣言も解除され、現在は落ち着いた状況ですので、少人数(3名以下)の
グループ・個人に限り、多読授業見学を再開します。
SEGの多読クラスの授業見学を希望される方は、
[url:https://www.seg.co.jp/tadoku/kengaku.htm]
を読んで頂き、早めに申込みください。なお、感染状況が拡大する局面では、
許可をだせない場合、あるいは、一度だした許可を取り消す場合がありますこと
をあらかじめご了承ください。
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【5】編集後記 (メイ)
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行きたかった海外へも行けず、何かと制限の多い日々を過さざるを得ず、残
念な日々を過していました。でも、ついに我慢ができず、あまり人がいかない
場所を探して小さな旅をしました。地元の美術館などにも立ち寄り、久しぶり
にゆっくり絵や彫刻を楽しみました。最近、美術館は予約制になるところが増
えてきたようですね。この秋は予約を取って、美術館巡りをしようかな、とね
らっているところです。
コロナにはおとなしくしていてほしいですね。皆さま、お元気で。
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多読通信、次号もお楽しみに!
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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場合があります。ご了承ください。
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