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1766. SSS多読通信 第451号 (2020/12/10)
お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2020/12/13(20:57)
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SSS多読通信 第451号 (2020/12/10)
~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】100万語通過報告 (11/17~12/6)
【2】今号のお薦め本 「冬の夜に読みたい1冊」 (かのん)
【3】SSSコラム 「この1年を振り返って」 (まりあ)
【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記 編集:かのん
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【1】100万語通過報告 (11/17~12/6)
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この期間の100万語通過報告はありませんでした。
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【2】今号のお薦め本 「冬の夜に読みたい1冊」 (かのん)
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12月7日月曜日は二十四節気の大雪(たいせつ)でした。紅葉もそろそろ終わ
り、本格的な冬にむかって季節がすすむ頃ですね。
名古屋で暮らしていると、雪の季節はまだまだ先という感覚ですが、冷え込ん
だ夜はあたたかい部屋で、雪の絵本を広げるのもいいですね。
もう、何度もご紹介している本たちばかりですが、やっぱりこの季節には手に
とりたくなる名作だと思うので、すこしだけおつきあいくださいませ。
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■ The Snowy Day by Ezra Jack Keats YL1.0 317語
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目が覚めると窓の外は一面の銀世界。朝ごはんのあと、あたたかなまっ赤な
コートと帽子をかぶり、ピーターは白銀の世界にでかけます。
踏みしめる新雪の感触、さくさくという音、雪を冷たさや音、感触まで全身
で思いだせる、そんなすてきなキーツの絵本です。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002840]
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■ Snow by Uri Shulevitz YL0.5 155語
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どんより重い灰色の空の下で、厚いコートを着込んで寒さに首をすくめるよ
うに歩く大人たち。そこへひとひら、ふたひらと雪ひらが舞い落ちます。男の子
とわんこはおおはしゃぎ。
雪空に迷惑顔の大人たちとはしゃぐ男の子、自分はどっちだろうなんて考えて
しまいます。でもね、この絵本に描かれる明るい白銀の世界もいいけれど、町の
うえに広がるどんよりとした灰色の空がなんとも美しいと思うわたしは大人に
なっちゃったってことなのかな(笑)
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004030]
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■ Buying Mittens By Nankichi Niimi YL1.7 1900語
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雪の積もった冬の日、子ぎつねの小さな手は雪のつめたさにまっかになって
しまいます。おかあさんぎつねと子ぎつねはあたたかい手袋を買いに人間の村に
でかけます。
ふだんは住む世界が異なるきつねの世界と人の世界。人の世界に近づくことは
危険と思うおかあさんぎつねは不安いっぱいのまま、子ぎつねをおつかいに送り
出します。さて子ぎつねは人の住む村でどんな経験をするのでしょうか。
昭和18年に29歳で早逝した新見南吉の童話「手袋を買いに」の英語版です。
新潟生まれのイラストレーター黒井健が子ぎつねの経験する雪の日をやわらかく
美しく描きます。冬の夜に静かにじっくり味わいたい1冊です。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013606]
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【3】SSSコラム この1年を振り返って
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2020年は新型コロナウィルスに振り回された1年でしたね。
知ってはいるけれど、本に出てくるどこか遠い世界の言葉、という印象だった
pandemic、epidemic、quarantine などの単語が一気に身近な日常語になって
しまいました。パスポートと航空券さえあればいつでも自由に行かれると思っ
ていた海外への渡航も不自由になり、事実上の鎖国状態になるなんて昨年まで
誰が予想していたでしょう?何もかもが2019年とは様変わりしてしまった今年、
来年がどんな年か?を予想することは難しく感じます。オリンピックなんて本
当に開催されるのでしょうか?
見通しの効かない霧の中を歩くような日々ですが、とにかく手洗い・うがい
マスクで自衛して生き延びるしかありませんね。外出自粛が要請される時勢に
読書は最適の趣味です。せっせと読んで、積読本の消化に努めることを2021年
の目標にしたいと思いますー300冊以上あるから絶対無理なんですけどね(笑)
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【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
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■読書指導会再開の延期のお知らせ
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読書指導会、12月を目処に再開を検討していましたが、コロナ肺炎の感染が
拡大しつつある状況ですので、3月末まで中止します。
アドバイスを早めに求めたい方は、掲示板
[url:http://www.seg.co.jp/sss/bbs/]
を利用してご相談ください
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【5】編集後記 (かのん)
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さて、12月にお届けする今回の多読通信は、雪の絵本をご紹介したわけですが、
実はもう1冊、ご紹介したい本があったのです。それは、70歳代で本格的に絵を
描き始め、アメリカではグランマ・モーゼスと親しまれた、アンナ・メアリー・
ロバートソン・モーゼスのクリスマス絵本です。残念ながら入手がむずかしいよ
うでご紹介を断念したわけですが、ネットで調べていたところ、すてきなニュース
を見つけました。
『生誕160年記念 グランマ・モーゼス展』と銘打ち、来年2021年春の
大阪 あべのハルカス美術館を皮切りに、名古屋・静岡・東京・広島と1年をか
けて5会場で美術展が開催される、とのこと。
冬の本のことを調べていたら、雪の消える春の楽しみに出会ったわけです。
ご興味のある方はぜひ、こちらのサイトをチェックしてみてくださいね。
[url:https://www.grandma-moses.jp/]
それではみなさま、ちょっと早いですが、よいお年を!
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多読通信、次号もお楽しみに!
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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