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お名前: バナナ http://www.geocities.jp/mkawachi30s/
投稿日: 2003/10/16(20:12)
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SSS多読通信が第2号です。 担当:しおさん 校正:バナナ 発行日:2003/10/16 発行数:751部 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SSS多読通信 第2号 (2003/10/16) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行:SSS英語学習法研究会 http://www.seg.co.jp/sss/ …………………………………………………………………………………………… 第2号担当のしおです。 金木犀の香りが爽やかな季節になりましたね。秋の夜長にお薦めの本の紹 介など、今週も皆様の楽しい多読生活のお役に立つ情報をお届けします。 …< 目次 >……………………………………………………………………………… 【1】SSSニュース+特選投稿 【2】今週のお薦め本 注目の作家/息をのむ美しさの絵本 【3】編集者コーナー …………………………………………………………………………………………… ─────────────────────────────────── 【1】SSSニュース+特選投稿 ─────────────────────────────────── ■鳥取オフ会報告 ・10月8日(木)鳥取県倉吉市で、鳥取県・島根県合同のオフ会が開かれ ました。めぐぽんさん、ハルキストさんと古川の3名参加のこじんまりと した会でしたので、食事を楽しみながら各自のお勧めの本や、多読をどう やったら普及できるかなどについていろいろな話ができました。 今後も、SSS運営委員会メンバーの地方出張などにあわせて各地でオフ 会を開いていきます。ぜひ、うちの地元でもやってほしいというかたは、 遠慮なく、sss@seg.co.jpへご連絡ください。(あきお) [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2118] …………………………………………………………………………………………… ■講演会&読書相談会予定 ・10月18日(土)大分コンパルホールにてマリコさん出席の読書相談 会&懇親会があります。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2089] ・10月25日(土)千葉津田沼の丸善津田沼店にて講演会&読書相談会が あります。酒井先生とSSSのまりあさんが参加します。 ・他にも大阪・福岡と予定中。 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html] …………………………………………………………………………………………… ■特選投稿−たこ焼さん『被告人「停滞」の弁護』(タドキストの広場より) ・GRを手に取っても「なんだか気が乗らない」あるいは「読んでいてもな んだかつまらない」ことがあります。「もっと高いレベルが読めるはず・ ・」「いやいや低いレベルをたくさん読まなくては・・・」「一日何語、 毎週何万語、ひと月に何十万語・・」などと気持ちは空回り。 ・100万語に立ちはだかる、そんな「停滞」。だけど「停滞」って本当に 悪者なのでしょうか?というたこ焼さんの投稿は、「停滞」に悩む方々に とてもお役に立つと思います。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=t&id=6423#a6423] ─────────────────────────────────── 【2】今週のお薦め本 注目の作家/息をのむ美しさの絵本 ─────────────────────────────────── ・今週は5冊の本をご紹介します。 ─────────────────────────────────── ■まずは「新本紹介の広場」で話題になったJudy Blumeの作品から2冊です。 あなたもJudy Blumeをもっともっと読みたくなるかも! …………………………………………………………………………………………… Tales of a Fourth Grade Nothing(著者:Judy Blume) ●読みやすさレベル:4.0 ●語彙レベル:? ●お勧め度:★★★★★ ●総ページ数:120 ●総語数:24000 僕Peterは小学校4年生で、両親と2歳半の弟Fudgeとニューヨークのセントラ ルパークの近くに住む。ある日、友達の誕生パーティでゲームに勝って、小 さな亀を贈られるところから物語が始まります。 この後、Fudgeにまつわるさまざまなトラブルに巻き込まれる。こんな弟なん かいなければいいのに!とにかく、Fudgeはすさまじい。はらはら、どきどき させられます。弟ばかりが注目を浴びて僕はいつも脇役だというところから、 この本のタイトルがつけられています。 Judy Blumeを読んでみたいという気になると思います。(ターボー) [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S100504] …………………………………………………………………………………………… The Pain and the Great One(著者:Judy Blume) ●読みやすさレベル:1.4 ●語彙レベル:? ●お勧め度:★★★★★ ●総ページ数:32 ●総語数:900 6歳の弟"The Pain"と8歳のお姉ちゃん"The Great One"は、お互い相手に文 句いっぱい。お姉ちゃんは弟のほうが両親に可愛がられていると思うし、弟は お姉ちゃんのほうが可愛がられている思う。自分が子供だった頃の気持ちがよ みがえってきて、クスクス笑いながら読める絵本です。(しお) [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102871] ・弟妹のことを"the pain","Little sister,what a pain!"なんて表現してい る本やドラマによく出会います。やっぱり兄弟は永遠のライバル? だけど相手がいないとなんだかつまらないんですよね。 ─────────────────────────────────── ■Andrew Clementsは"Jake Drake"シリーズ(読みやすさレベル2.0〜3,0)、 "Frindle"(読みやすさレベル3.0)が掲示板でも人気の作家です。もう少し 上のレベルにも素晴らしい作品がありますので、その中からお薦めの2冊を ご紹介します。 …………………………………………………………………………………………… The School Story(著者:Andrew Clements) ●読みやすさレベル:4.5 ●語彙レベル:? ●お勧め度:★★★★★ ●総ページ数:196 ●総語数:27000 12歳の少女Natalieは自分が書いた小説を親友のZoeに見せます。Zoeはこの 小説は傑作だと確信、本を出版すべきだとNatalieを説得します。でも12歳 の女の子が出版だなんて!Natalieの母親は出版社の編集者なので、Natalieは 出版界の現実を知っており、はじめは本気にしません。しかし、強気で議論な ら誰にも負けないZoeのペースに乗せられ、2人は自分たちだけの力で本を出版 することを決めます。Natalieはペンネームを使い、ZoeはNatalieのエージェ ントを名乗って次々に驚くべきアイデアを実行していきます。この本は果たし て出版にこぎつけるのか、本をめぐって様々な人間模様が展開し、最後まで目 が離せません。(しお) [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102953] …………………………………………………………………………………………… The Janitor's Boy(著者:Andrew Clements) ●読みやすさレベル:4.5 ●語彙レベル:? ●お勧め度:★★★★★ ●総ページ数:140 ●総語数:25000 Jackは大量のチューインガムをかみ続けて巨大なベトベトの塊をつくり、学校 の机にはりつけるというイタズラをします。しかし、すぐにバレて、校長から 3週間のあいだ用務員の監督のもと学校中のチューインガムの清掃をするよう 命じられます。実はJackの父がその用務員なのです。友達に父親のことをから かわれ続けて頭にきたJackは、父親に怒りの矛先を向け、父親を困らせるため にイタズラしたのでした。結局、自分が用務員の仕事を手伝わなければならな り落ち込むJackですが、用務員室で学校中のカギをしまってあるキャビネット を発見します。Jackはカギを使って学校の探検をはじめます。 そこでJackが発見した秘密とは?父親の過去とは?Jackが父親と心を通わせて いく過程が素晴らしく、爽快な読後感です。(しお) [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102559] ─────────────────────────────────── ■長い本もいいけれど、ときどき絵本も読んでみませんか?心を新鮮な驚き で満たしてくれる美しい絵本を、最後にご紹介します。 …………………………………………………………………………………………… Dawn(著者:Uri Shulevitz) ●読みやすさレベル:0.7 ●語彙レベル:? ●お勧め度:★★★★★ ●総ページ数:28 ●総語数:127 静まりかえった湖のほとりで、老人と孫息子は毛布にくるまり眠る。やがて来 る夜明け。静謐でありながら、力強い言葉と絵が、刻一刻と変わりゆく自然の さまを表す。たった127語ながら、絵本のもつ偉大な力を教えてくれる、素晴 らしい作品。背筋がしびれるほどのインパクトを受けました。(ポロン) [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102809] …………………………………………………………………………………………… ・これからも、書評からたくさん面白い本・お薦め本をご紹介していきます。 ご期待ください! ─────────────────────────────────── 【3】編集者コーナー ─────────────────────────────────── ・SSSの掲示板では、幅広い年齢層の方が多読を楽しんでいらっしゃる様子を 報告されています。皆さんが、自分のペースで自分の好きな本を楽しんで おられる様子が素晴らしいですね。 …………………………………………………………………………………………… ■ann doughnutさんとK子さん ・ann doughnutさんは7月はじめに、K子さんは8月の終わりに100万語 を達成されています。 ▼ann doughnutさん ・「ann+K子 は かるく100歳をこえていますが、読むだけなら年齢は 何の障害にもならないようです。」 ・「気が付けば、40ねん後も高校文法でざせつするコースは変わっていな い。貧弱な畑に文法の種をまいても芽が出ないということでしょうか。た くさん読んでたくさん触れることだけがふかふかの豊かなはたけを可能に してくれそうです。」 ▼K子さん ・「英語の本をよんで泣けるなんて、思ってもみなかつたわ。100万語読 んでおもうことは、今までほんとうに読んでこなかったんだということね ー」 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=1562] …………………………………………………………………………………………… ■りんごさん ・りんごさんは小学2年生。お母さんののんたさんと一緒に多読をしていま す。 ・「わたしは、10292もじ、よみました。10292もじに、なったと きは、すごいうれしいです。8391もじのときは、読むのをやめたくな ったけれどやりなおし、つらかったときもあれば、うれしいときもあるの が楽しいから、じすうを書くのが、ますますすきになりました。 ORTもねむる前は、いつもよんでいます。(ねむいZZZときはやらない) わたしはORT(*)のおはなしがすごいおもしろいし、キャラクターも かわいいのでORTの本が大すきです。」 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=927] ・りんごさんが「つらかった」というのは、既に読んだものをまとめてカウ ントしたために記入と語数を足し算するのがつらかったとのことです。 *ORTとは"Oxford Reading Tree"の略です。Oxford Reading Treeは、英国 の子どもたちの読み書きの教科書。愉快なストーリー、楽しいイラストで 日本でも大人気のシリーズです。 ─────────────────────────────────── ◆編集後記(バナナより) ─────────────────────────────────── 多読通信への感想の投稿どうもありがとうございました。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=2108] はまこさんの「最近多読をベースにやりたいことが一気に増えてしまった ので、掲示板を読む時間が減ってしまいました・・・。だからこのタイミ ングでのメルマガ創刊は私のため?(おひおひ)と思ってしまいました (^^)。」というコメントのご期待に応えられるメルマガにしていきたいと 思います。これからもよろしくお願いします。感想・ご意見がありました ら、お気軽にお寄せ下さい。 それでは、みなさん、 H a p p y R e a d i n g ! (そうそう、次週は古川さんの担当です。お楽しみに) ─────────────────────────────────── ※問い合わせ・ご要望・ご意見他は sss-web-magazine@seg.co.jp まで ─────────────────────────────────── ※このメールマガジンは『まぐまぐ!』[url: http://www.mag2.com/] を 利用して発行しています。 配信中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm] ───────────────────────────────────
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