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1309. SSS多読通信 第287号 (2011/5/26)
お名前: メイ
投稿日: 2011/5/27(09:37)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SSS多読通信 第287号 (2011/5/26) 〜読める本、読みたい本をお気楽に〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】100万語通過報告 (5/9〜5/22) 【2】今週のお薦め本特集 特集「自然とともに生きる」 (メイ) 【3】SSSコラム 「張り子のタドキスト」 (近眼の独眼龍) 【4】SSSニュース (SSS英語多読研究会) 【5】編集後記 編集:メイ ─────────────────────────────────── 【 1 】 100万語通過報告 (5/9〜5/22) ─────────────────────────────────── この期間の100万語通過者は3名でした。おめでとうございます! …………………………………………………………………………………………… ■100万通過しました。 まーさん 半年ほどの間にほぼGR一色で100万語達成です。最近はMagic Tree Houseを次 々と読み、現在14巻まで読んで10巻だけ挫折ということですから、順調ですね。 最近はgoogleのイメージ検索が楽しいとのこと、私も同感です。 この調子なら、念願のペーパーバックや『赤毛のアン』が読める日も遠くは ないでしょう。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7654] …………………………………………………………………………………………… ■ついにやりました! ちぇろっ子さん 261冊の半分をレベル0〜1の本を読んで100万語を通過されました。前半は 児童書の魅力にとりつかれ、後半はGRの読みやすさにより、グングン語数を伸 ばしたそうです。小さなお子さんをお持ちのワーキングマザーですが、通勤や 就寝前などの時間を利用して読み、本は図書館を利用したので、お金もかけず にここまで来られたとのことです。上手に工夫されましたね。 これからもHappy Reading! [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7659] …………………………………………………………………………………………… ■はじめまして 美野里さん 美野里さんは「はじめまして」ですが、すでにもう300万語ほど読まれました。 200万語までは辞書離れできなかったのが、最近は飛ばし読みできるようになっ たそうです。こうなると読書もグンと楽になり、どんどん読んでいけそうです。 8歳と5歳の息子さんたちも読んでいらっしゃるとのことで、親子いっしょに読 めるなんて、すてきですね。どうぞ楽しい時間をお過ごしください! [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=7889] ─────────────────────────────────── 【 2 】 今号のお薦め本 特集「自然とともに生きる」(メイ) ─────────────────────────────────── 3月の大地震からもう2か月半になろうとしていますが、あの日のことは鮮明 に記憶に残っています。被災したわけではないのですが、あの日をきっかけに いろいろ考えました。特に自然の力の大きさに圧倒されました。また、当たり 前になっていた便利さも自然の犠牲の上に成り立っていることをあらためて思 いました。 電気も水道も車もなければ1日も暮らせないだらしのない私なので、大したこ とはできませんが、自然を大切にしたいと思います。今できるのはプチ節電く らいですけれど。そんなわけで自然をテーマにしました。 …………………………………………………………………………………………… ■The Hidden Forest YL2.8-3.5 456語 …………………………………………………………………………………………… オーストラリアの海にもぐった男の子はジャイアント・ケルプといわれる海 藻に囲まれます。そこはまるで海の森のようで、多くの生物が生息し、生命の 神秘に満ちていました。この体験を通じて男の子の心も成長します。コラージ ュが美しく、海や海藻の質感までが見事に表現されています。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000012174] …………………………………………………………………………………………… ■Owl Moon YL0.8-1.2 747語 …………………………………………………………………………………………… 雪に埋もれた冬の森に入っていく父と子。あたりは月明かりに照らされ、一 面に銀色に輝いています。親子は何のために森に来たのでしょう?ぴりぴりす る冬の寒さや森のしんとした静けさも感じられます。疲れた心を癒やしてくれ る本です。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003072] …………………………………………………………………………………………… ■Cactus Hotel YL0.8-1.2 834語 …………………………………………………………………………………………… アメリカの砂漠に生きるサボテン。厳しい気候を生きる他の多くの生物の命 を支えています。支え合って生きる自然の豊かなサイクルが感じられる本です。 やさしい言葉と美しい絵がよくマッチしています。 [url:http://www.amazon.co.jp/Cactus-Hotel-Owlet-Brenda-Guiberson/dp/0805029605/sss-22] …………………………………………………………………………………………… ■Red Sings from Treetops: A Year in Colors YL1.2-2.5 681語 …………………………………………………………………………………………… 季節を色で表現した詩です。音も香りも色で捉えられ、季節の移ろいや躍動 感なども感じられます。童話風の絵は色彩がすばらしく、詩と絵のハーモニー が楽しめます。2010年Caldecott Honor Book。 [url:http://www.amazon.co.jp/Red-Sings-Treetops-Year-Colors/dp/0547014945/sss-22] …………………………………………………………………………………………… ■The Big Wave YL3.5-4.5 11,334語 …………………………………………………………………………………………… Pearl Buckの日本を舞台とした作品。山で農業をするキノと海辺に住む漁師 の息子ジヤは幼馴染でした。ある日、大津波がやってきて、ジヤの家は流され、 大切な家族も失ってしまいました。絶望のどん底に沈むジヤ。それを支えるキ ノ。悲しみを抱えながら生きる人間の強さが描かれています。 登場人物の名前が到底、日本人とは思えず、物語のいろいろなところに日本 への理解の浅さが見えるところがちょっと残念な作品です。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014224] …………………………………………………………………………………………… ■Julie of the Wolves YL4.8-5.5 35,576語 …………………………………………………………………………………………… Miyax(Julieは英語名)はカナダの先住民の少女で、幼いときに両親を失い、 13歳で親が決めた相手と結婚しますが、夫に耐えられず、家出をします。とこ ろがアラスカの大自然の中で道に迷い、食糧も尽きてしまいました。 Miyaxはオオカミの群れを観察し、コミュニケーションの方法を見つけます。 オオカミの群れに家族として受け入れられ、群れのリーダーAmaroqに守られま す。Amaroqは賢く勇敢で、一族を守る姿には崇高ささえ感じます。 人間はこの美しい自然に何をしてしまったのだろうと考えさせられる作品。 涙でいっぱいになりました。 [url:http://www.amazon.co.jp/Julie-Wolves-rack-Craighead-George/dp/0060540958/sss-22] ─────────────────────────────────── 【 3 】SSSコラム 「張り子のタドキスト」 (近眼の独眼龍) ─────────────────────────────────── 五月晴れという言葉のある時期なのに、今から梅雨のことを考えています。 もちろん、東日本大震災被災地のことも心配です。今まではあまり報道され ていなかった山間地でも、かなり地盤がゆるんでいるところがあって、危険で しょうし。 ただ、毎年のようにこの時期に考えていることは、小さなことです。雨の中 の通勤なんですね。ずっと昔、中学生くらいから、なぜか急に雨に濡れること がとっても嫌いになって。だから、雨の日の通勤、とっても嫌なんですが、そ れをいかに少しでも濡れずに、かつ楽に通勤できるかなんて考えてます。ま、 大体は上手く行かないんですが。 でも、ここ数年はちょっと考えることが変わってきました。私はほとんど通 勤時しか多読してません。だから、傘を持つ時期は、読む量がどうしても減っ てしまいます。これが、悔しい。 今年は、Kindleで読むことが多いから、余計に濡れてはマズイ。困った。は たから見れば、なんともお気楽なことで悩んでます。でも、本人にとっては、 結構真剣な悩みになるくらい、多読が生活の一部になっているんでしょう。 ちょっと嬉しいような、でも実際に困るんです、雨の日。皆さん、いい手を ご存知ですか? ─────────────────────────────────── 【4 】 SSSニュース (SSS英語多読研究会) ─────────────────────────────────── ■多読関連図書、新聞、雑誌情報の紹介 …………………………………………………………………………………………… ●朝日小学生新聞『The Rainy Day』 (Oxford University Press) …………………………………………………………………………………………… 朝日小学生新聞では、毎月1回第4木曜日に、C'mon Tadokids コーナーで、 やさしい絵本を紹介しています。絵本の内容と音声は、朝日小学生新聞の Web pageでもアクセスすることができます。 [url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm] 今月は、Oxford Project X Band 3より、小さくなったMaxの冒険を描く、 "The Rainy Day" を紹介しています …………………………………………………………………………………………… ■講演会・セミナーのお知らせ …………………………………………………………………………………………… 6/5(日) やさしい絵本からの多読 新宿 古川昭夫 6/5(日) やさしい洋書からの多読指導 新宿 古川昭夫 6/18(土)初心者向け講演 「ごく易しい本からの多読と、多聴のヒント」 新宿 繁村一義 8/7(日) 日本多読学会新人セミナー 新宿 日本多読学会 9/3(土) 日本多読学会年会 京都 日本多読学会 9/4-6 Extensive Reading Congress 京都 国際多読教育協会 ※申込み方法等、詳しくは、[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html] をご覧ください。 ─────────────────────────────────── 【 5 】 編集後記 (メイ) ─────────────────────────────────── 九州ではもう梅雨入りとのことで、最近は関東でも雨が多くなってきました。 雨のシーズンは苦手ですが、なんとか気持よく過ごしたいので、毎年、小さな 買い物をしています。きれいな傘を買った年もあり、かわいいレインシューズ を買った年もあり・・・ そういうものがあると、雨でも外に出て行くのが楽しみ になります。今年は本が濡れないよう防水のバッグにしようと探しているとこ ろです。やっぱり手元に本がないとさびしいですものね。 …………………………………………………………………………………………… 多読通信、次号もお楽しみに! 【第2、第4木曜日発行】 〜読める本、読みたい本をお気楽に〜 今 週 も H a p p y R e a d i n g ! ─────────────────────────────────── 多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。 ・掲示板への投稿 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108] ・多読通信アンケートフォーム [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html] ※アンケートフォームでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う 場合があります。ご了承ください。 ─────────────────────────────────── 多読通信の過去記事&マガジン内検索 [url:http://blog.mag2.com/m/log/0000118505] ─────────────────────────────────── ※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/]を 利用して発行しています。 配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.html] ─────────────────────────────────── 発行:SSS英語多読研究会( [url:http://www.seg.co.jp/sss/))] ───────────────────────────────────
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