SSS多読通信 第275号 (2010/11/25)

[掲示板: SSS News -- 最新メッセージID: 1901 // 時刻: 2024/6/29(10:36)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1262. SSS多読通信 第275号 (2010/11/25)

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2010/11/25(09:32)

------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        SSS多読通信 第275号 (2010/11/25)

        〜読める本、読みたい本をお気楽に〜

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】100万語通過報告 (11/8-11/21)       
【2】今号のお薦め本 「Thanksgiving特集」         (acha758)
【3】SSSコラム  「Output」            (近眼の独眼龍)
【4】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記                     編集:acha758

───────────────────────────────────
【1】100万語通過報告 (11/8-11/21)
───────────────────────────────────
この期間の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございます!
……………………………………………………………………………………………
■ 初めまして              pokopuさん
……………………………………………………………………………………………
はじめまして!の掲示板にも、100万語達成の報告がありましたのでご紹介
します。停滞やお休みをしながらも、タドキスト仲間の経験談が励みとなって
続けてこられたそうです。多読は仲間と情報交換しながらだと、一段と楽しく
なりますよね。これからもぜひ掲示板やオフ会などで交流を続けて下さい☆
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=e&id=7775]
……………………………………………………………………………………………
■ YL0〜1で100万語通過しました          じぇいさん
……………………………………………………………………………………………
5年前、GRから多読を始めたじぇいさんは、何度も途中でダウンされたのに、
CTPと100Eを音つきで読むということに目覚め、YL0〜1をなんと6000冊以上
読んで100万語を通過されました!100万語でこんな冊数読んだ人、かつていた
でしょうか??レベル上げにこだわらずに、楽しんで読まれている様子がなに
よりです。上昇ムードでこれからもいろいろな本を楽しんで下さいね♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7613]
……………………………………………………………………………………………
■ やりました             後ろの寝太郎さん
……………………………………………………………………………………………
 Someday Angelineで100万語通過された後ろの寝太郎さん。思ったより達成感
がないそうですが、前より確実に読めるようになっていると感じられたそう。
多読の効果の感じ方は、本の選び方と同じで人それぞれですが、気がついたら
昔よりも楽に、昔よりも楽しく読めるようになっていた、という人が多いかも
しれません。面白いpodcastを発掘したら、また教えて下さいね!
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=7615]

───────────────────────────────────
【2】今号のお薦め本 「Thanksgiving特集」        (acha758)
───────────────────────────────────
 アメリカでは第4木曜日の今日Thanksgivingの祝日を迎えます。イギリス
から移住してきたPilgrimの人々が、先住民の人たちの助けを得て、無事生活
できるようになったことを感謝し、初めて宴を催したのが1621年。約400年
経った今家族や親戚が集まり、感謝の気持ちを伝え合う機会となっています。
そんなThanksgivingの由来やアメリカ人の過ごし方がわかる本を紹介します。
……………………………………………………………………………………………
■ Our Thanksgiving   YL0.2〜0.5   70語
……………………………………………………………………………………………
Thanksgivingの一日が描かれた絵本です。水彩のイラストでほんわかします。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003772]
……………………………………………………………………………………………
■ Let's Get Ready for Thanksgiving  YL0.3〜0.5 103語
……………………………………………………………………………………………
Thanksgivingのことがやさしい英語と写真でよくわかります。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020683]
……………………………………………………………………………………………
■ Thanksgiving (Rookie Read-about Holidays)  YL1.0〜1.2  298語
……………………………………………………………………………………………
Thanksgivingは秋の収穫を感謝する祝日。カナダの祝日、パレードの様子、
七面鳥以外によく食べられるものなども分かります。やさしい英語でちょっと
深くThanksgivingのことがわかる絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009024]
……………………………………………………………………………………………
■ The First Thanksgiving (SIR Level 3)   YL1.5〜2.5  1166語
……………………………………………………………………………………………
1620年Pilgrimたちが危険な船旅を経てアメリカにやってきて、"Indian"に
おびえながら冬を越し、そして友情を結び、感謝の意をこめて宴をひらいた
のがThanksgivingのはじまりでした。歴史が分かる、感動系の本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001352]
……………………………………………………………………………………………
■ Clifford's Thanksgiving Visit    YL0.4〜0.6  436語
……………………………………………………………………………………………
Thanksgivingの日、お母さんに会いに行くことを決心したCliffordは道路や
線路を歩いて行きますが、周りの人たちに迷惑をかけたり、自分が困ったり
してしまいます。でも、どれもこれもスケールがでっかくて可笑しいのです。
さて、Cliffordはどんな一日を過ごすのでしょうか。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020605]
……………………………………………………………………………………………
■ This Is the Turkey   YL1.0〜1.4   330語
……………………………………………………………………………………………
Thanksgvingの日、家族全員でおいしいお料理を用意して、親戚や近所の人達
もいろんなお料理を持って集まりました。さてパーティーを始めましょう!
というとき、事件が起こります。すべてのことに感謝する、温かい気持ちが、
やわらかいイラストと、韻を踏んだリズムのよい文から伝わってくる絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020604]
……………………………………………………………………………………………
■ Arthur's Thanksgiving  YL0.8〜1.2  954語
……………………………………………………………………………………………
ネズミのArthurが主人公の物語です。Thanksgivingが近づき、Arthurは劇の
監督を任されました。配役を決めるにしても、肝心の七面鳥役をやってくれる
人が決まりません。練習中もみんな勝手なことばかり言ってまとまらないまま、
劇当日を迎えてしまいます・・・。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020682]
……………………………………………………………………………………………
■ A Plump and Perky Turkey  YL1.2〜1.6  640語
……………………………………………………………………………………………
Thanksgivingも近いのに、肝心の七面鳥が最近いなくて捕まらない。向こう
からやってくるような罠はしかけられないかと考えたのが、七面鳥コンテスト。
モデルと審査員となる七面鳥を募集したところ、応募してきたのがPete。でも
この七面鳥、なかなか賢くて・・・。韻を踏んだリズムある文章が楽しいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000008879]
……………………………………………………………………………………………
■ Thanksgiving on Thursday (Magic Tree House #27) YL3.0〜3.5 6001語
……………………………………………………………………………………………
JackとAnnieは1621年、最初の感謝祭に行きます。言葉遣いから不審がられる
二人ですが、とにかく手が足りない!とパーティーの手伝いをさせられます。
でも勝手が分からずに失敗ばかり・・・。ハラハラしながら、当時の生活を
体験してみて下さい。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000002514]
……………………………………………………………………………………………
■ The Thanksgiving Surprise (Nancy Drew Notebooks #9) YL3.5 8400語
……………………………………………………………………………………………
父親の友人一家がイギリスからはるばるDrew家に泊まりに来ました。でも、
Nancyは同い年のPamelaの鼻につく態度がどうしても気に入りません。その弟
Derrickはいたずらがひどい。そして、大人がThanksgivingの準備でバタバタ
している間に、Hannahの大切な指輪が無くなってしまったのです・・・。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005083]

───────────────────────────────────
【3】SSSコラム  「Output」            (近眼の独眼龍)
───────────────────────────────────
 実は英語のOutputという言い方はあまり好きではありません。ただ、英語を
4技能、読む、聞く、書く、話すに分けることを前提としているように思える
Speaking、Writingという言い方も、4技能に分けることが嫌いなので、より
使いたくないので、現実にはよくOutputと言っています。

 私は、多聴・多読とやってきて、ほとんどOutputはやっていません。
でも、不思議なことに、なんとなく話したり書いたりするようになっています。
読んだり聞いたり感じたりすることに比べると、もっとたどたどしく、拙い
ですけれど、まぁ、なんとなく役に立ってます。

 多読などでは、多少の誤解はあるかもしれないけれど、本として楽しめて
いるならそれで充分、というのが私の態度です。日本語の本だって、よく誤解
してますから、これでいいでしょう?

 Outputでの私の当面の目標はというと、
1.相手をあまり待たせずに
2.相手に多大な努力をさせずに分かるように
3.失礼のない範囲の表現で
4.あまり誤解のないレベルで
内容を伝えられればいいと思っています。

これを可とすると、結構多聴多読だけでも良くなっていくんですね。
もちろんOutputの練習もした方がいいんでしょうけれど、それは上記で言えば
1.の相手をあまり待たせずに話し始めたり書き始める訓練かなと。
2.や3.、4.などは、むしろ充分に多読、多聴した方が自然に身につくの
ではないかとさえ思います。

 これでめでたしめでたしならいいんですが。少なくとも、発音は、多読だけ
では改善しませんね、困ったことに。多聴をしていると、自分が発する音が、
これは英語の音じゃないことは分かるので、自然と工夫を始めて、なんとか
相手に分かるようにしていくとは思いますが、なかなかじれったい。

 今の私の発音は、「とりあえず分かるからいいんじゃない?」とか、「単語
一つだと分からないことがあるけど、フレーズや文なら大抵分かるよ」と言わ
れるレベル。お世辞でもいいから、そして日本人にしてはという限定がついて
いいから、うまいねって一度くらい言われたいなぁ。

 個々の音を追いかける方法は、単語を辞書で理解していく方法に似て、漏れ
てしまう部分が多いような気がするし、他の人を見ていると効果がありそうな
シャドーイングは、私は好きでないときている。無理をしてやるのは、多読的
ではないなということで、今困ってます。

 いい方法、ないですかねぇ。これを飲めばピタリと直る、のたぐいにさえ、
手を伸ばしてしまいそうです。

───────────────────────────────────
【4】SSSニュース             (SSS英語多読研究会)
───────────────────────────────────
■多読関連セミナー・講演会
……………………………………………………………………………………………
●12月5日(日) SEG多読教室(東京都新宿区)
(1)初心者向け講演 11:00-12:00 やさしい洋書からの多読  古川昭夫
(2)黙読オフ    12:30-14:30 みんなで洋書を黙読三昧
(3)交流会     14:30-16:30 わたしのおすすめ紹介
■今年はタドキスト大会の形でなく、こじんまりと東京オフ会の形で行います。
※申込み方法などは、下記URLをごらんください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
■当日、13:00-14:00にSSS英語多読法研究会の定期総会を行いますので、
会員の方はご参集ください。

●12月10日(金)、11日(土) 豊田高専(愛知県豊田市)
■「多読・多聴による英語教育改善の全学展開」プロジェクト最終報告会
高瀬さん(多読学会会長)の基調講演や、豊田高専、福岡女学院の報告など
があります。
※申込み方法などは、下記URLをごらんください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/index.html]
───────────────────────────────────
■多読関連図書・記事案内
───────────────────────────────────
■朝日小学生新聞、今月は "The Red Coat" (Oxford Reading Tree Stage 3)
……………………………………………………………………………………………
朝日小学生新聞では、月1回、第4木曜日に、C'mon Tadokids を連載してい
ます。記事は絵本の紹介とその解説となっていますが、絵本とその朗読音声は
朝日小学生新聞のwebpageでもアクセスすることができます。
今月は、Oxford Reading Tree Floppy's Phonics Satgel 3から
"The Red Coat" を紹介しています。
Webの掲載は、毎月第4木曜日から、翌月の第4木曜日までの1ヶ月間です。
なお、下記で画像と音声が楽しめます。
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]

───────────────────────────────────
【5】編集後記                      (acha758)
───────────────────────────────────
"Three Cups of Tea"という本をYoung Readers Editionで読みました。筆者
のGregがK2登山中に遭難し、生死をさまよった後、命を助けられたパキスタン
の農村に学校を作るまでのドキュメンタリーです。本編もよかったのですが、
巻末にあった筆者の12歳のお嬢さんのインタビューがとても素晴らしく、一言
ひとことにうならされました。自分とは違う世界のことを知ることで、感謝の
気持ちも生まれるのかもしれません。

───────────────────────────────────

          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 週 も H a p p y R e a d i n g !

───────────────────────────────────
多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
・多読通信アンケートフォーム
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
※アンケートフォームでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う
場合があります。ご了承ください。
───────────────────────────────────
※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/を利用して
発行しています。配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
[url:http://www.mag2.com/m/0000118505.html]
───────────────────────────────────
発行:SSS英語多読研究会(http://www.seg.co.jp/sss/)
───────────────────────────────────


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.