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113. SSS多読通信 第33号 (2004/06/03)
お名前: sumisumi http://bookshelf.hacca.jp/
投稿日: 2004/6/3(01:51)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ SSS多読通信 第33号 (2004/06/03) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】今週の100万語通過者 (05/24-05/30) 【2】今週のお薦め本 海賊! 【3】今週の特選投稿 【4】SSS コラム SSS多読で「英語できない病」の根本治療を 【5】SSS ニュース 【6】編集後記 編集:sumisumi ─────────────────────────────────── 【1】今週の100万語通過報告者 (05/24-05/30) ─────────────────────────────────── 今週の100万語通過報告は4名でした。 今週1周年の報告が相次いでいます。太くも細くも、長く続けられる多読の魅 力を喜びの声とともに読める100万語報告は何度読んでも飽きることがありま せんね。どうぞ皆さま、これからも、自分だけの多読を楽しんでください。 …………………………………………………………………………………………… ■みるくさん 「何でも3日坊主の私が、停滞したり、中断したりしながらでも、とりあえず、 1年間続けてこられました。(^o^)」 途中で事故にあって中断したりしながらも、1年間で150万語を読まれました。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=1691] …………………………………………………………………………………………… ■日向さん 「いつまで続くか分からへんし〜」 と、思っていたので開始日がわからないという日向さん。一周年と100万語の 喜びの声です。後日詳しいご報告があるようです。楽しみですね。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=1704] …………………………………………………………………………………………… ■きくこさん 「最初は2年ぐらいかけてゆっくりやろう、と思っていました」 ところが、だんだん面白くなってしまい、半年で100万語を読まれたそうです。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3700] …………………………………………………………………………………………… ■ナタリーさん 「多読を始めて、人生の楽しみが一つ増えた気がしています。」 学校以外で英語を学習したことはなかったというナタリーさん。今後の目標の 一つとして「ゆくゆくは19世紀ホラー小説とホームズの全作品を原書で読む」 ことをあげておられます。シャーロックホームズの全集を購入したそうです。 最近書店で中身をみてみたのですが、本当に字が細かくて分厚い本ですね。 翻訳本を読んで原文が気になったときにすでに活躍しているそうです。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3703] ─────────────────────────────────── 【2】今週のお薦め本 海賊! ─────────────────────────────────── 急に暑くなって、水が恋しい季節になりました。 我が家で最近ブームだった映画のひとつが、Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl (パイレーツ・オブ・カリビアン)でした。 映画はディズニーの子供向けエンターテイメントなので、英語はわかりやすく 楽しめます。ついつい、その後、海賊ものに手が伸びました。 …………………………………………………………………………………………… ■Pirates Ahoy! (SIR1) 300語 YL1.5 …………………………………………………………………………………………… Richard Scarryの挿絵は子ども好きのするちまちまとした遊びが満載です。 だじゃれと、可愛い海賊と、おとぼけの船長さんをお楽しみください。YLの わりに、使われている単語は難しいかもしれませんが、大体見ればわかるもの が多いです。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001313] …………………………………………………………………………………………… ■The Indoor Pirates 10000語 YL3.4 …………………………………………………………………………………………… 海賊のBlackpatchは、海が大嫌い。仲間を誘ってひいおばあさんからもらっ た家に住み始めます。ところがお金もないので、電気会社への料金も未納。つ いには、一ト月後までに料金を払わないと電気を止めるという手紙が届きます。 お金・お宝を手に入れようと、陸の海賊のドタバタ劇が始まります。児童向け 「おバカ」系。すらすら読めます。(バナナさんの書評より) [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004221] …………………………………………………………………………………………… ■Magic Tree House Research Guide: Pirates 5500語 YL3.5 …………………………………………………………………………………………… 海賊の歴史、海賊船の構造、海賊の掟と案外惨めなその日常生活、有名な海 賊の紹介と、案外知らない海賊のことに詳しくなれる本。このシリーズのお約 束で、巻末には参考書や参考サイトが記載されています。海賊って案外うまい 商売と言うわけではなかったのね...そういえば、映画での海賊たちもかなり 惨めだったかも...海賊映画を観る前、観た後にぜひ。 おなじみ、MTH の4巻目、Pirates Past Noon を読んでもっと詳しく知りた い人のために描かれている本です。MTHを読んでいなくても楽しめます。 Pirates Past Noonは、MTHの第一巻から続いてきたお話の謎が解ける完結編で すので、1巻から順に読むことをおすすめします。 [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000001786] ─────────────────────────────────── 【3】今週の特選投稿 ─────────────────────────────────── ■バナナさんの312万語報告 自分が好きな本を選ぶことが出来るSSSの多読ではありますが、「自分に はまだまだ」などとついつい思っていつの間にか好きな本を遠ざけていること も多いかも知れません。最近の50万語で、「好きな本を読む」ということに ついてBreak Throughを体験したバナナさんの投稿です。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=2075] ─────────────────────────────────── 【4】SSS コラム(マリコ) ─────────────────────────────────── SSS多読で「英語できない病」の根本治療を 100万語通過報告の広場で、「今まで英語学習のために、英会話学校に通 ったり、個人レッスンをうけたり、はたまた睡眠学習と時間も費用もかけたこ とがあります。でも、『英語できない病』の根本治療とはならず、あたかも対 症療法のようで、しかも応急手当程度にしかなりませんでした」という投稿を 見つけました。 この文章を読んで、従来の英語学習法とSSS多読の関係が西洋医学と東洋医 学(正確には中医学)の関係に似ていると思いました。 日本における西洋医学は多くの研究者の努力と技術の発達により世界に誇れ るレベルに達しているのですが、同時に臓器別アプローチを主としているため 限界もあります。一方東洋医学は、人間を臓器の集まりではなく精神も肉体も 兼ね備えた一人の人間としてみることを考えの基にしています。これは全人的 な治療、またはホリスティックなアプローチといわれ、ある分野では大きな成 果を上げていると同時に、根本的な治療を可能にすることもあります。 ここで、人間を「英文全体」に、臓器を「単語」におきかえてみると、SSS 多読の特徴を示すことができます。英文を単語の集まりとしてみるのではなく、 まず本1冊を読み通し全体の内容を理解することから始めます。それによって、 個々の文や単語の意味がわかるようになります。そして全体の中に位置するこ とで意味をもつ文や単語が脳の言語野の中に蓄積され、やがてその人独自の言 葉として育つようになるのです。すなわち、英語で書かれた本を読むことによ って、書かれた国の生活や文化などを理解しながら、英語に触れているうちに、 すらすら読めるようになり、いいたいことが口からでてくるようになり、書き たい言葉が自然な文としてでてくるようになるという現象が起こるようになり ます。 このように「全体から個へ」というホリスティックなアプローチをとるSSS 多読は、時間はかかっても真の英語力をつけるための「根本治療」になりうる 可能性を持った方法であると言えるかもしれません。 ─────────────────────────────────── 【5】SSS ニュース ─────────────────────────────────── ■SSS書評検索システムが新しくなりました …………………………………………………………………………………………… 書評システムのデータ内容チェックにご協力下さい。 ご自分が登録したデータをご覧になって、移行ミスがあると思われた方は、 どうぞご遠慮なく、SSS運営の広場の方に登録して下さい。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=11883] 書評検索の方法が、旧システムと異なるところがあります。成雄さんが簡単 な解説をつくってくれました。新システムを利用される前に一度お読み下さい。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-admin&c=e&id=376] …………………………………………………………………………………………… ■新しい多読「100万語! 」本、発売中です。 …………………………………………………………………………………………… 『いっぱい読めば自然に身につく 親子で始める英語100万語!』 古川昭夫・伊藤晶子 著 協力 SSS英語学習法研究会 日本実業出版社 価格 税込 1470円 発売日 2004/05/26 ISBN: 4534037570 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/oyakode-100mango.html] …………………………………………………………………………………………… ■多読用洋書リスト …………………………………………………………………………………………… 多読用洋書リストが色分けされて見やすくなりました。 [url:http://www.seg.co.jp/sss/review/osusume.html] ─────────────────────────────────── 【6】編集後記(sumisumi) ─────────────────────────────────── 最近、掲示板ではクラブ活動が活発なようです。歴史、地理、SFなど、 好きなジャンルの情報を交換すると多読がますます楽しくなりそうですね。 掲示板でまだ話題になっていない本こそ、密かに情報を待っている人が沢山隠 れているに違いありません。現在掲示板は参加者だけでも相当な人数ですし、 読んでいるだけの人も入れると「他の人は興味ないよね」と思っている話題も 案外話す相手がいないので出ていなかっただけということは大いにありそうで す。 自分が読む本選びに関してはなるべくわがままに、自分に正直にやっていきた いものですね。 杏樹さんの「世界史クラブ活動報告ーGR編」は、今週の投稿ではありませんが 力作です。 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-game&c=e&id=148] …………………………………………………………………………………………… 次号の担当は、ぷーさんです。 今 週 も H a p p y R e a d i n g ! ─────────────────────────────────── ※ご感想・ご要望・ご意見等は sss-web-magazine@seg.co.jp まで 掲示板でのご感想・ご要望・ご意見等はこちらまで↓↓ [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108] ─────────────────────────────────── ※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 [url:http://www.mag2.com/] を 利用して発行しています。 申込・中止はこちらまで [url:http://www.mag2.com/m/0000118505.htm] ─────────────────────────────────── 発行:SSS英語学習法研究会([url:http://www.seg.co.jp/sss/]) ───────────────────────────────────
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