SSS多読通信 第32号

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111. SSS多読通信 第32号

お名前: Julie
投稿日: 2004/5/27(07:50)

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        SSS多読通信 第32号 (2004/05/27)

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【1】今週の100万語通過者(05/17-05/23)
【2】今週のお薦め本   「思わず笑っちゃう本」特集
【3】今週の特選投稿
【4】SSS コラム     「沖縄高専訪問記」
【5】SSS ニュース
【6】編集後記
                          編集:Julie
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【1】今週の100万語通過報告者  (05/17-05/23)
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 今週の100万語通過報告は3名でした。おめでとうございま〜す♪
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■cipo さん
 100 万語のお祝いに赤ワインを持ったキムタクが夢に出てきて英語でお話し
したという cipo さん、音楽との関わりで脱力する技術の大切さを書いてくだ
さっています。「今まで、効率のわるい勉強法で小さな島から飛び立ったもの
の、海の途中で、ぽいぽいと溺死していた小鳥たちの時代は終わり、これから
はみ〜んなが一本の枝を持って、悠々と自由自在にどこまででも飛んでいける
ようになるのではないでしょうか」素敵な描写ですね〜♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3613]
……………………………………………………………………………………………
■翁家さん
 米国駐在経験もありさまざまな英語学習を重ねた翁家さんですが「『英語で
きない病』の根本治療とはならず、あたかも対症療法の様で、しかも『応急手
当』程度にしかならなかった」とおっしゃいます。『快読!100 万語』に出合
い、「この方法は本物だ。日本にいて、毎日英語に無理なく接するには、この
方法しかない」という確信を強めていった翁家さんが「いつか私もアメリカ人
になれるかも?」と思うまでの報告です。要チェック♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=3618] 
……………………………………………………………………………………………
■おーたむさん
 「100万語通過したこともとてもうれしいのですが、何よりも1年以上楽しく
続いていることがうれしいです」というおーたむさんは、コミックで通過され
ました♪「あの本がおもしろい、これがいいと本の話が出来るのが私にとって
続けていけるコツなのかもしれません」多読の道は、本当に人それぞれ。楽し
んで続けているおーたむさんの姿が素敵です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=t&id=3623]
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【2】今週のお薦め本 「思わず笑っちゃう本」特集
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 「おバカ系」をこよなく愛するみなさん、おまたせいたしました! 最初に
断っておきますが、笑いのツボは人それぞれ。合わなかったらごめんなさい。
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■Tuesday          総語数 12 語    YL0.5
……………………………………………………………………………………………
幻想的な水彩画が夜の神秘の世界へいざないます。細かく書き込まれた絵が再
読のたびに笑いを誘います。サイレント映画のような「間」のある絵本。
芸術系。カエル好きのあなたも、そうでないあなたもどうぞ。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003981]
……………………………………………………………………………………………
■Adam Sharp シリーズ    総語数 2,800 語   YL2
……………………………………………………………………………………………
タキシードを着て小学校へ通うスパイの物語。オマエはほんとに小学生かって
いう老け顔をお楽しみください。007 のノリです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004470]
……………………………………………………………………………………………
■Indoor Pirates, The    総語数 10,000 語   YL3.4
……………………………………………………………………………………………
海が嫌いな海賊が、陸にあがっても海賊生活を続けます。続編あり。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004221]
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■June 29, 1999       総語数 395 語    YL4 〜 5
……………………………………………………………………………………………
Tuesday と同じ David Wiesner の作品です。まじめくさった文章はややレベル
高めですが、絵本なので絵だけでも楽しめます。精緻な絵をお楽しみください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005405]
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【3】今週の特選投稿
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■「TIMEは、高嶺の花か!?」という Yoshi さんの投稿です。

「今で多読を始めて、500万語くらいもう読んだことになりますが、多読三原
則に従って、TIMEも辞書をまったく引かない、面白くない記事は読まないとい
うようにして読んでると、読めるんです、ほんとに気持ちいいくらい。
(ちょっとオーバーか...!?)」

TIME といったら、難しいことで英語学習者の腰をひかせるので有名な雑誌では
ありませんかっ! 最近の TIME 誌は、イラスト、写真、図解が多く、絵本のよ
うな効果があると Yoshi さんは言います。

「生の英語だから、タドキストにとってはなじみの単語がかえって多いように
思われます。学生の時は、大学受験の後でもあり、生の英語にふれていなくて、
いきなり TIME だったので、知らない単語ばかりだったのだろうと推測されま
す。だからかえって多読してるほうが″なじみの語彙″に出会うのが当たり前
なんですね」うむむ。……あなたも TIME 読めそうな気がしませんか?

TIME 5 月 24 日号は、特に写真が多くて読みやすいそうですよ〜♪
(でも、Yoshi さん 500 万語読んでらっしゃるからなあ……)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=11945]
……………………………………………………………………………………………
■ハ・ハ・ハリーポッターが!!!
 ど・ど・ど・どうしたっと思いきや「読めちゃった!」というじぶたさんの
報告です。首を伸ばして読んだキリン本だったのに読めちゃったという、驚き
と感激が伝わってきます♪ Magic Tree House シリーズで先に魔法系の言葉を
読んでいたのがとても助けになったそうです。おめでとうございます♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-report&c=e&id=1966]
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■世界史クラブ活動報告 ORT 編(上)
 趣味の広場に「世界史クラブ」が発足していたのをご存知ですか。ako さん
が、Oxford Reading Tree にみられる世界史ネタをまとめてくださいました。
こういう切り口で読む ORT も面白いですね〜♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-game&c=e&id=159]
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【4】SSS コラム(古川さん)
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沖縄高専訪問記

 4月26日、沖縄高専の多読授業の見学にいってきました。沖縄高専は、那
覇から高速バスで約1時間の名護市の辺野古地区にこの4月に開校しました。
海が見える丘の上に立っています。この辺野古の沖合に、米軍のヘリポートの
基地を作る計画があることは、新聞報道等でご存じかと思います。
 沖縄高専では、校長先生の意向で、全科目で「検定教科書を使わない」授業
をおこなうことを目指しています。英語では、検定教科書を使わずにどのよう
な教育を行うかを、新川教授と青木助教授が話し合った結果、SSS方式の
多読をとりいれた授業が行われることになりました。
英語の授業は、
 月曜日3時間目 英語1
 水曜日1時間目 実用英語
 金曜日1時間目 英語1
と、1回100分の授業が週3回あります。英語1の授業が多読で、実用英語
の授業が多聴となっています。
 私が行った4月26日は、新川先生の多読の授業の第1回目と、青木先生の
授業の第2回目でした。ここでは、新川先生の1回目の授業の様子を報告しま
す。
 クラスの人数は40人強。前半50分は、多読手帳の付け方など、授業の進
め方の説明を行われたそうです。私が見学にいったときは、ちょうど、1クラ
スを4〜7人に9つのグループに分け終わったときでした。私も本を配るのを
手伝いながら、ORT1、2、3を一斉に読んでもらいました。
 みんな絵をみたり、隣の子と感想を言いあったり、先生に感想を言ったりし
ながら、和気あいあいとした雰囲気の中で楽しそうに読んでいます。この50
分で、多い子は、24冊、少ない子でも、10冊以上のORTを読み終わりま
した。
 多読授業に向いている先生とそうでない先生は授業の様子を一目見ればわか
ります。沖縄高専では、生徒達は、みな、先生方に遠慮なく「これは面白い!」
「これはいまいち」などと、屈託無く話しかけていて、それに、先生方が軽妙
に答えていました。先生と生徒の距離が近いことは、多読が成功するための大
きな鍵です。生徒と先生、生徒と生徒の間のコミュニケーションが自然にとれ
ているのを見て、「これは必ず成功する」と確信しました。
 授業見学後、本の整理をへとへとになるまで、お手伝いし、3人で飲みにいっ
たのですが、そのビールの美味しかったこと! これからも、沖縄の海と、沖
縄高専のかわいい子ども達の姿を見に、ときどき遊びに行こうと思っています。

追記:無事、全員が ORT5 をクリアしたそうです。アンケート結果でも、つま
らないといった生徒は誰もいなかったとか。新川先生は、ORT、ICR、SIRなど、
毎回、160 冊以上の本を教室に持ち込んで、ゆっくりゆっくりとレベルを上げ
ているとのことです。また、青木先生のクラスも、次の授業からは、ORT6、7
に進むとのこと。やさしいものをいっぱい読ませておけば、後でレベルを上げ
るとき、非常に効果が高いと予想されます。これからも順調に授業が進んでい
くことを願っています。そして、辺野古の青い豊かな海も守られますように!
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【5】SSS ニュース
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■SSS書評検索システムについて(2004.05.14 ver.0.8)
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 新しい書評検索システムの紹介ページができました! ここでは、新しいシ
ステムの概要を説明しています。画面ごとに構成され、各ボタンや欄の意味が
わかります。はじめて使うときの足がかりにしてください。
[url:http://www.seg.co.jp/sss/shohyou/shohyou.html]
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■SSS書評検索システムが、より完成度を高めるため現在も作業中
……………………………………………………………………………………………
 旧書評データを新書評システムに移行させる作業は、ソフト会社、事務局、
タドキストのボランティアにより、現在も必死に続けられています。
 ご自分が登録したデータをご覧になって、移行ミスがあると思われた方は、
どうぞご遠慮なく、SSS運営の広場の方に登録してください。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=11883]
 書評検索の方法に、旧システムと異なるところがあります。タドキストの
成雄さんが簡単な解説を書いてくださって、現在−その4−になっています。
変更箇所のみでなく、毎回全文をのせてくださっているので、最新の記事を
読んで頂けば、過去記事を読む必要はありません。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=11945]
 読書記録を間違えて入力したときの回避策も、タドキストのひつじさんが
まとめてくださっています。あったまいい〜♪
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-admin&c=e&id=442]
……………………………………………………………………………………………
■新しい多読「100万語! 」本、好評発売中です!
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 『いっぱい読めば自然に身につく 親子で始める英語100万語!』
古川昭夫・伊藤晶子 著 協力 SSS英語学習法研究会
日本実業出版社 価格 税込 1470円
ISBN: 4534037570

この数年の間に、新しく発見・出版された本の情報も盛りだくさんです♪
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534037570/sss-22/]
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【6】編集後記(Julie)
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掲示板、講演会、読書相談会を上手に活用しよう!

 初めて担当させていただきました。みなさんの 100 万語報告、どこを削って
もそのひとの大切な 100 万語報告でなくなってしまうような気がして、想いの
詰まった報告をしっかり読ませていただきました。奇しくも、Yoshi さんの
TIME 報告と同じ週で、多読を続けた先に見えてくるものを垣間見たようです。

 みなさん書かれているのが、多読を続けて行く元気をもらう掲示板の存在です。
悩みを書くだけで気持ちが軽くなった、ブッククラブに行くのが楽しみで多読
が続いた、停滞気味だったけど読書相談会で人に会ったら読みたくなった、そ
んな声を耳にします。反面、掲示板にはまると多読が進まない、とも(笑)。
上手に活用して楽しい多読生活を続けましょうね♪
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次号の担当は、sumisumi さんです。

         今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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