[掲示板: 〈過去ログ〉PBの掲示板(ネタバレ可) -- 最新メッセージID: 1182 // 時刻: 2024/11/24(11:03)]
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お名前: 道化師
投稿日: 2003/9/18(18:18)
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と、言う訳で、やって来ました、道化師です。
(ここから読んだ方、意味不明ですみません。
タドキストの広場からの移行です)
さて、マービンの1巻では、
「自分は、さらわれた王子なのかも知れない」
ってマービンが思う所から話が始まる訳ですが、
そう彼が思う根底に
「妹は一番末っ子で、両親のお気に入りだし、
兄は、何事につけスマートで、クールだ。
それに較べ、僕だけ赤毛だし、
家族には赤毛なんて誰もいないし、
なんか僕だけ他の家族と違うよなぁ」
と言う彼の気持ちがある事が、
カメレオンの将軍との独白の中で書かれていたと思います。
この1巻でのマービンの読み取るべき気持ちは
「王子かも知れない」って言う夢の気持ちではなく、
「僕は、本当は家族ではないかも知れない」
と言う漠然とした疎外感だと思うのです。
もっとも、この気持ちが自我に目覚め始めた子供が
家族との関係の中で誰でも一度は感じる物と言う事は、
マービン君には解らない事ですが。
お話の結末は、「僕は王子なんかじゃなくて、僕の家族は今の家族なんだ」
と言う現実を受け入れる所で、終わりますが、
「家族となんか違う」と言う疎外感が解消した事にはなっていません。
この自我の目覚めによる疎外感が、2巻では友達からの疎外感となり、
これまた自我の目覚めによる自己主張をした事を原因とするイジメで、
(それまでは、クラスで一番のタフな奴に言い張ったりしなかったのに)
表立って現れます。
確かに、話の中でイジメは厳然として存在するのですが、
イジメ自体以上に、それまで仲良くしていた親友二人の態度に
疎外感を感じて、マービンは色々思い悩む訳です。
この疎外感の悩みは、ずっとマービンの中にくすぶっていて、
5巻では、母親との約束を破った事をしかられて、
素直に「ごめんなさい。約束を忘れた僕が悪かった。」と謝れずに、
「なんで僕だけこんなに怒られるんだろう、
だって僕は大統領と話したから、その事に夢中で忘れたのに・・・」
と言うアンフェアだって言う気持ちを抱える事になると思うのです。
こういう流れの中で7巻で、
「あんな急な坂道、怖い、絶対怪我する、嫌だな」
って悩み続けてるマービンの恐れや不安を
父親も母親も相手にしてくれず、理解してくれないで、
「僕は一人だけだ」って言う思いが極限に達するのだと思います。
坂道に向かって一人で行くマービンの姿は、
この疎外感の象徴だと思うのは考えすぎでしょうか?
でも、誰も来て来れなかった坂道に家族だけは来てくれます。
そして、家族だけはマービンを心配し、彼の勇気を認めてくれます。
この時、「僕の事を理解してくれるのは、家族なんだ」
と、今迄のマービンの疎外感が一気に解消するのだと思うのです。
と以上が、みちるさんのご質問に関する私の読解なんですが、
いかんせん、英語力が乏しい中での読解なので、
独りよがりの感想だったら、ごめんなさいです。
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お名前: オシツオサレツ
投稿日: 2003/9/18(20:47)
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道化師さん、はじめまして。
カメレオンって、以後の巻ではたしかでてこないですよね。
このあたりも、だんだんマービンがそういうものに頼らなくても
問題を解決していけるようになるということなのかな
と思いました。
それとも、Sackarがただ忘れているだけだろうか、、、。
物語のなかの小物に弱いオシツオサレツでした。
(なんか気になるのよね。)
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お名前: 道化師
投稿日: 2003/9/18(23:11)
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オシツオサレツさん、こんばんは。道化師です。
いやぁー、アイドルのオシオサさんからレスが入るなんて、感激です!!
(こういう事書くから、マリコさんに道化師は、意地悪だ、策士だって
言われるんだよなぁー。)
さて、私もマービンは、3ヶ月前に一度読んだだけなので、
細かい記憶が定かでないのですが、
〉カメレオンって、以後の巻ではたしかでてこないですよね。
〉このあたりも、だんだんマービンがそういうものに頼らなくても
〉問題を解決していけるようになるということなのかな
〉と思いました。
ヒジキスの時に、カメレオンの将軍を見つめながら、
「女の子になるのかな?」とか、マービンが考えてたように記憶してますから、
3巻くらいまでは、登場してたと思うのですが。
うーん、私のマービンは、今6人目の旅に出ているので、
確かめようがないんだなぁ。
〉物語のなかの小物に弱いオシツオサレツでした。
〉(なんか気になるのよね。)
私も、7巻に出てくる、それまでマービンが乗っていたと言う、
ブレーキの無い自転車って言うのが気になって仕方ありませんでした。
Julieさんが調べてくれて、問題解決しちゃいましたがね。
ではでは。
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"道化師"さんは[url:kb:220]で書きました:
〉オシツオサレツさん、こんばんは。道化師です。
〉いやぁー、アイドルのオシオサさんからレスが入るなんて、感激です!!
〉(こういう事書くから、マリコさんに道化師は、意地悪だ、策士だって
〉 言われるんだよなぁー。)
えっ、ぷっつんアイドル、スキャンダルで半引退中って!?
、、、こんなのりだからだめなんだな。
それにしても、道化師さん。
オシオサ、何かに縛られるのは大の苦手ですので、
ほんとにアイドル云々はご勘弁願います。
〉さて、私もマービンは、3ヶ月前に一度読んだだけなので、
〉細かい記憶が定かでないのですが、
はい、私も同じようなものです。
それに今児童書はちょっと、、っという気分です。
でも、Sacharはいずれ全部読むつもりですので、
マービンは道化師さんの見方を参考にまた読みます。
きっと読後感も違うでしょう。
〉〉カメレオンって、以後の巻ではたしかでてこないですよね。
〉〉このあたりも、だんだんマービンがそういうものに頼らなくても
〉〉問題を解決していけるようになるということなのかな
〉〉と思いました。
〉ヒジキスの時に、カメレオンの将軍を見つめながら、
〉「女の子になるのかな?」とか、マービンが考えてたように記憶してますから、
〉3巻くらいまでは、登場してたと思うのですが。
〉うーん、私のマービンは、今6人目の旅に出ているので、
〉確かめようがないんだなぁ。
そうだったかもしれません(←読んで確かめろよ!すみません)
〉〉物語のなかの小物に弱いオシツオサレツでした。
〉〉(なんか気になるのよね。)
〉私も、7巻に出てくる、それまでマービンが乗っていたと言う、
〉ブレーキの無い自転車って言うのが気になって仕方ありませんでした。
〉Julieさんが調べてくれて、問題解決しちゃいましたがね。
Sacharは策士ですからね、何が読みのヒントになるかわかりませんよね。
〉ではでは。
ではでは。
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お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/9/18(23:58)
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道化師さん、こんにちは。
さっそくありがとうございます!
1巻は、私はもう少し違った風に受け止めたのですが、
とても詳しい説明に、なるほどと思いました。
今度読むときには、そういうところに注目して読んでみたい
と思います。
2巻で、いじめ以上に二人の親友の態度に・・・というのは、
そうかもしれませんね。
いじめに目がいきすぎてよく見えていなかったようです。
今度は、二人との関係に注目して読んでみたいです。
(関係ないけれど、この間読んだgossip girlが、まさにそんな
シチュエーションでした。あれと同じかな・・・。)
5巻の場面は、すっかり忘れていたようです。
これは確認してみたいです。
7巻はそんな風に受け止められたのですね。
疎外感なのかなぁ・・・。
確かに、自我の目覚めの頃だからこそ、「ひとりぼっち」という感覚は
あるのかもしれませんね。。
やや、Marvinから離れるかもしれませんが、個人的にはSacharがこだわって
いるのは「Freak」なのだろうなと思うんですよね。
「Freak」は広い意味で、嫌われ者だったり、変わった人だったり、・・・・
それこそ奇形の意味もあるのかなぁと。
そして、「Freak」の受け入れというのを書いているのではないかなと。
究極的には「Wayside School」シリーズで、これは「Freak」がそのまま
100%受け入れられるユートピアな世界のように思うのです。
で、Marvinですが、
1巻は、家族の中でも一人見た目が違うMarvin。多分それはずっと気になって
いたことなのだと思います。(それを疎外感というのかもしれませんが。)
そこに、夢の世界が重なって、僕は王子なのではないかと思う。
そして、僕は王子かもしれないけれど、僕は僕の家族でいることを自分で
選ぶと決めた。それは、違うかもしれない自分を受け止めることができた
ということなのだろうなと。
そういう意味で、疎外感が残るという印象はなかったです。
テーマという書き方は好きではないですが、あえて書くなら「自分を受け
入れること」がテーマなのかなと。
2巻は、Marvinの成長というよりは、暗から明への転換になった妹の一言が
すべてのような印象がありました。
「Freak」ってほんとに「Freak」なの?というような。
この辺は、「Bathroom」にも通じるような気がするのですよね。
Marvinにしてみると、変だとか駄目だとか思っているようなことでも、
ほんとはそうではないんだなというのを知った物語なのかなと。
この受け止めは、いろいろなところにでてきますね。
そういう意味では、自分だけと思っていたことでも人も一緒なんだと
思えたときのように思うのですよね・・・。
なので、「疎外感」というのとは、ある意味逆の感想を持ってしまったのでした。
そうなると、そこから5巻、7巻へは結びつきにくくて・・・。
うーん、何だかまとまりつかないのですが。
同じ本でもいろいろな受け止め方があるものですね。
でも、道化師さんのご説明にはとっても納得しました。
今度読むときは、Marvinの自我と疎外感を感じながら読んでみたいと思います。
ほんと、ありがとうございました♪
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お名前: 道化師
投稿日: 2003/9/22(02:28)
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みちるさん、今晩2回目のこんばんは、道化師です。
〉7巻はそんな風に受け止められたのですね。
〉疎外感なのかなぁ・・・。
〉確かに、自我の目覚めの頃だからこそ、「ひとりぼっち」という感覚は
〉あるのかもしれませんね。。
私の疎外感という用語が、少し乱暴だったかも知れません。
みちるさんの「ひとりぼっち」の方が、近い感じかな。
長い言葉で言うと、ずっとマービンの中で描かれているのは、
「どうして、僕の気持ちが理解されないんだろう」って言う感覚だと思います。
自我の目覚めって、言うのは、解り易く書けば、
きっと、他者には理解されない自分だけの思いを持つ自分に気付く事なのでしょうから。
〉やや、Marvinから離れるかもしれませんが、個人的にはSacharがこだわって
〉いるのは「Freak」なのだろうなと思うんですよね。
みちるさんの書かれている事は、よく解ります。
多様な個人個人の個性って事ですよね?
〉「Freak」は広い意味で、嫌われ者だったり、変わった人だったり、・・・・
〉それこそ奇形の意味もあるのかなぁと。
ただ、私個人としては、この「Freak」と言う言葉には、少し抵抗感があります。
Freakが単独に使われると、まず第一に「奇形」が想像されてしまう。
日本語で言うと、「釣りきち」とか「虎きち」なら、あまり抵抗感が無くても、
「きちがい」と単独で使ってしまう時に感じるような居心地の悪さです。
まっ、そんな言葉へのこだわりはさておき、
〉そして、「Freak」の受け入れというのを書いているのではないかなと。
〉究極的には「Wayside School」シリーズで、これは「Freak」がそのまま
〉100%受け入れられるユートピアな世界のように思うのです。
様々な個性が受け入れられるユートピアなんですね。
この本は未読ですが、Julieさんが明日貸してくれるそうなので、
楽しみに読みたいと思います。
〉2巻は、Marvinの成長というよりは、暗から明への転換になった妹の一言が
〉すべてのような印象がありました。
〉「Freak」ってほんとに「Freak」なの?というような。
〉この辺は、「Bathroom」にも通じるような気がするのですよね。
〉Marvinにしてみると、変だとか駄目だとか思っているようなことでも、
〉ほんとはそうではないんだなというのを知った物語なのかなと。
〉この受け止めは、いろいろなところにでてきますね。
〉そういう意味では、自分だけと思っていたことでも人も一緒なんだと
〉思えたときのように思うのですよね・・・。
〉なので、「疎外感」というのとは、ある意味逆の感想を持ってしまったのでした。
Bathroomの中で、主人公とカウンセラーがモンスターにされていく過程を
話し合う場面がありますよね?
まず、誰かが相手が私と同じGOODを持っていないと言う、
相手への理解の可能性を遮断する事で、相手をモンスターとして扱い、
それが周りの人に広まって、みんながモンスターとして扱うようになって、
扱われていた自分も自分はモンスターかも知れないと思うようになって、
自分がモンスターであるかのように振る舞ってしまう、と言う話です。
これはBathroomの主人公の立場なのですが、
マービンの場合、学年がBathroomより小さいんですよね。
だから、このモンスター過程の前段階にマービンはまだいて、
「他人って、自分とは違うんだ」って言う事を気付く段階だと思うのです。
まだ、自分が他人とは違うとは、思わされていない。
他人が自分とは違うから、自分の思いを理解してくれないんだ
と思っているのです。
でも、他者にも自分と同じ思いがある事を知って、
他者への理解を深めて行くって流れだと思うのです。
だから、マービンとBathroomって、他者理解の方向が、ベクトルの向きが、
丁度反対になっているんだと思います。
〉同じ本でもいろいろな受け止め方があるものですね。
特にサッカーは色々な受け止め方が出来るように、技巧を凝らしていますもんね。
作者の地の文では、決して価値観や、判断を書かない、内部の思いは、
主人公のものしか書かない、結末や肝心な事実の価値判断に付いては、
台詞と行いの叙述に努めて、常に、その解釈をニュートラルな状態にして、
読者の解釈に委ねる、でもその解釈がある一定の方向に行くように、
ミスリードするような伏線を貼って置いて、それをひっくり返す、とか、
かなり計算尽くな感じです。
だから、まるで反対の感想も成立するんだと思います。
ではでは。
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お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/9/30(18:38)
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道化師さん、こんにちは。
〉私の疎外感という用語が、少し乱暴だったかも知れません。
〉みちるさんの「ひとりぼっち」の方が、近い感じかな。
〉長い言葉で言うと、ずっとマービンの中で描かれているのは、
〉「どうして、僕の気持ちが理解されないんだろう」って言う感覚だと思います。
〉自我の目覚めって、言うのは、解り易く書けば、
〉きっと、他者には理解されない自分だけの思いを持つ自分に気付く事なのでしょうから。
ふむふむ。。
〉〉やや、Marvinから離れるかもしれませんが、個人的にはSacharがこだわって
〉〉いるのは「Freak」なのだろうなと思うんですよね。
〉みちるさんの書かれている事は、よく解ります。
〉多様な個人個人の個性って事ですよね?
否定されてしまう個性でしょうか。「他の人のとは違う」というボーダーを
ひいてしまうものなのかな。
ネタバレの91からのスレッドの122にもちょっと書いたのですが、他の人との
境界線というのが、作品にはかなり関わって来るんじゃないかな・・・と。
〉〉「Freak」は広い意味で、嫌われ者だったり、変わった人だったり、・・・・
〉〉それこそ奇形の意味もあるのかなぁと。
〉ただ、私個人としては、この「Freak」と言う言葉には、少し抵抗感があります。
〉Freakが単独に使われると、まず第一に「奇形」が想像されてしまう。
〉日本語で言うと、「釣りきち」とか「虎きち」なら、あまり抵抗感が無くても、
〉「きちがい」と単独で使ってしまう時に感じるような居心地の悪さです。
〉まっ、そんな言葉へのこだわりはさておき、
でも、やっぱり「Freak」なのだと思います。
Bathroom、Angeline、Dogs、Waysideなどを読んだあとだと。
他の言葉ではなく。
実際にこの言葉が使われているというのも含めて。
とりあえず、Waysideシリーズ終わったら、ご感想聞かせてくださいね。
〉Bathroomの中で、主人公とカウンセラーがモンスターにされていく過程を
〉話し合う場面がありますよね?
〉まず、誰かが相手が私と同じGOODを持っていないと言う、
〉相手への理解の可能性を遮断する事で、相手をモンスターとして扱い、
〉それが周りの人に広まって、みんながモンスターとして扱うようになって、
〉扱われていた自分も自分はモンスターかも知れないと思うようになって、
〉自分がモンスターであるかのように振る舞ってしまう、と言う話です。
〉これはBathroomの主人公の立場なのですが、
〉マービンの場合、学年がBathroomより小さいんですよね。
〉だから、このモンスター過程の前段階にマービンはまだいて、
〉「他人って、自分とは違うんだ」って言う事を気付く段階だと思うのです。
〉まだ、自分が他人とは違うとは、思わされていない。
〉他人が自分とは違うから、自分の思いを理解してくれないんだ
〉と思っているのです。
〉でも、他者にも自分と同じ思いがある事を知って、
〉他者への理解を深めて行くって流れだと思うのです。
〉だから、マービンとBathroomって、他者理解の方向が、ベクトルの向きが、
〉丁度反対になっているんだと思います。
そうか、Marvinは、モンスターを知らなかったけど、モンスターになってしまって、
もう一度戻ってきたんですね。
それは、切ないな。。
でも、ふと思ったのですが、モンスターを知った時期って、自分の中では幼稚園
くらいでした。8才くらいまで、そういうことを知らなかったというのは、ある意味
幸せなのかも。
でも、モンスターの下りが書けるだけで、Sacharってすごいって思います。
これをみんな心の底から知っていたら、きっと多くの悲しいことや切ないことが
少なくなるのにね。悲しいニュースを見るたびに、そんな風に思います。
ほんとうに、ご丁寧なレスありがとうございました。
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お名前: プリン
投稿日: 2003/9/20(12:27)
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"道化師"さんは[url:kb:217]で書きました:〉
道化師さん、みなさん、こんにちは。
はじめまして。
突然ですみません。プリン@70万語です。
掲示板への書き込みは「どきどき」もので
あまりしないのですが、
ついこの間、Marvinを全部読み終わったところで
とても感激したので「一言」と思って。
割り込みですみません。
タドキストの広場からずっと読ませていただきました。
(おかげさまで、掲示板でずっと気になっていた
「ヒジキスト」の意味がやっとわかりました)。
道化師さんのマービン評を
「そーかー、いろんな読み方があるんだな」って
感心して読ませていただきました。
何だか深〜いですね。
私はそこまで深く考えて読んでいませんでしたが、
とにかく、全巻通して
いろいろと考え、悩むマービンを支える
温かい、家族のまなざしと、
そして、子供の気持ちを同じ目線で、気持ちで
考えてくれる素敵なノース先生の存在を
感じていました。
その温かい家族のまなざしが
1巻目で
マービンが最後の血液検査を
受けるのを止めさせたのかな、と。
そして、2巻目では
いじめられているマービンを心配して
家族がいっしょになって考えてくれたことで
解決の糸口が見つかったのではないか、
そして、5巻では
あまり気に留めていないのではないか
と思われていた家族だけが
見にきてくれてくれていたということ。
そして、それはマービン自身が決めた
ことだから意義があるのだということ。
それを家族が応援してくれたということ。
などなど、すべての巻について書きたいのですが、
書いていると長くなってしまいそうなので。
とにかく
マービンはいつも家族によって
救われているなと思ったのですね。
こんな家族っていいなって思いました。
そして、ノース先生。
いいですねえ。
本はいろいろな読み方があっていいと思います。
このシリーズはおもしろくて
一気に読んでしまいました。
掲示板がなければ
このシリーズに出会えませんでした。
舌足らずなのですが。
個人的な感想でした。
失礼しました。
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お名前: 道化師
投稿日: 2003/9/22(16:17)
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プリンさん、はじめまして。道化師です。
〉突然ですみません。プリン@70万語です。
〉掲示板への書き込みは「どきどき」もので
〉あまりしないのですが、
そんな事言わず、あっちこっちに横から後ろから割り込みましょう。
思わぬ所から、更に多読を楽しむコツが転がりこんで来ますよ。
〉ついこの間、Marvinを全部読み終わったところで
〉とても感激したので「一言」と思って。
〉割り込みですみません。
読んで感動した後って、その本について、語りたいですもんね。
〉タドキストの広場からずっと読ませていただきました。
〉(おかげさまで、掲示板でずっと気になっていた
〉「ヒジキスト」の意味がやっとわかりました)。
ヒジキストクラブご入会おめでとうございます。
それで、成功しましたか?
〉道化師さんのマービン評を
〉「そーかー、いろんな読み方があるんだな」って
〉感心して読ませていただきました。
〉何だか深〜いですね。
「深い」と言うより、こんな風にも読める可能性があるぞぉって、
言う感じですよ。
だから皆さんそれぞれの読み方が、その可能性を広げていると思います。
〉私はそこまで深く考えて読んでいませんでしたが、
〉とにかく、全巻通して
〉いろいろと考え、悩むマービンを支える
〉温かい、家族のまなざしと、
〉そして、子供の気持ちを同じ目線で、気持ちで
〉考えてくれる素敵なノース先生の存在を
〉感じていました。
これが、一番素直な感じ方ですよね。
〉その温かい家族のまなざしが
〉1巻目で
〉マービンが最後の血液検査を
〉受けるのを止めさせたのかな、と。
「血液検査を受けるのを止める」「自分を受け入れる」「現実を受け入れる」と、
言い方は、色々ですけれど、とにかくその為には、プリンさんの言うとおり、
「家族の暖かい眼差し」が不可欠ですよね。
〉そして、2巻目では
〉いじめられているマービンを心配して
〉家族がいっしょになって考えてくれたことで
〉解決の糸口が見つかったのではないか、
あのノース先生まで「公衆衛生に問題のあり」なんて言いだしたんですから、
家族の応援がなければ、救われなかったですよね。
〉そして、5巻では
〉あまり気に留めていないのではないか
〉と思われていた家族だけが
家族があまり気に留めていないように、
読者に感じさせる所が、サッカーの巧妙な所です。
〉見にきてくれてくれていたということ。
そのサッカーの巧妙な叙述にかかって、ここで読者は感動するんです。
でも、家族が気に留めてないなんて、
何処にも書いてないんですよ。
「そう。頑張れ。お前になら出来るよ」って言ってるんです。
それなのに、何故、読者は家族にも気に留めて貰えない可哀相なマービンて、
感じてしまうのでしょう?ホントにサッカーは技巧を凝らします。
〉そして、それはマービン自身が決めた
〉ことだから意義があるのだということ。
〉それを家族が応援してくれたということ。
〉などなど、すべての巻について書きたいのですが、
〉書いていると長くなってしまいそうなので。
ホント、色々書きたくなる本ですよね。
〉とにかく
〉マービンはいつも家族によって
〉救われているなと思ったのですね。
〉こんな家族っていいなって思いました。
〉そして、ノース先生。
〉いいですねえ。
〉本はいろいろな読み方があっていいと思います。
まだまだ、いろんな読み方のいろんな発見があるかもしれませんね。
きっとまたどなたかが、新しい発見を書いてくれるでしょう。
〉このシリーズはおもしろくて
〉一気に読んでしまいました。
〉掲示板がなければ
〉このシリーズに出会えませんでした。
掲示板によると、サッカーも、まだ他にも色々、感動本があるようです。
私も、掲示板で、新しい本と出会えるのが楽しみです。
ではでは。
------------------------------
道化師さん、お返事ありがとうございます。
プリンです。
〉ヒジキストクラブご入会おめでとうございます。
ありがとうございます。
〉それで、成功しましたか?
これは・・・、子供の柔らかい体があれば
できるのかもしれないけど・・・、
ここまで固まってしまっては・・・!
うーん。
〉「深い」と言うより、こんな風にも読める可能性があるぞぉって、
〉言う感じですよ。
〉だから皆さんそれぞれの読み方が、その可能性を広げていると思います。
〉あのノース先生まで「公衆衛生に問題のあり」なんて言いだしたんですから、
〉家族の応援がなければ、救われなかったですよね。
それにしても、あの発想はおもしろかったですね。
「皆やってるでしょ!」っていう。
〉家族があまり気に留めていないように、
〉読者に感じさせる所が、サッカーの巧妙な所です。
〉そのサッカーの巧妙な叙述にかかって、ここで読者は感動するんです。
〉でも、家族が気に留めてないなんて、
〉何処にも書いてないんですよ。
〉「そう。頑張れ。お前になら出来るよ」って言ってるんです。
〉それなのに、何故、読者は家族にも気に留めて貰えない可哀相なマービンて、
〉感じてしまうのでしょう?ホントにサッカーは技巧を凝らします。
〉ホント、色々書きたくなる本ですよね。
〉まだまだ、いろんな読み方のいろんな発見があるかもしれませんね。
〉きっとまたどなたかが、新しい発見を書いてくれるでしょう。
楽しみです。
〉掲示板によると、サッカーも、まだ他にも色々、感動本があるようです。
〉私も、掲示板で、新しい本と出会えるのが楽しみです。
まだまだ読めるレベルが低いのですが、サッカーのもの、
読めるものから掲示板を頼りに全部読んでみたいなと思っています。
ありがとうございました。
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お名前: Julie
投稿日: 2003/9/21(17:35)
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みなさん、こんにちはー。Julieです。(^0^)
道化師さんをはじめ、みなさんの読み、興味深く読みました。
論じたくなるような話ですよね、レッド門柱って。
成長物語と考えると、1巻から読んだほうがいいかもしれません。
私も7巻の坂道を下る、あの爽快感はなんだろうと気になってました。
それまでは、上のメタファーが多かったように思います。
1巻の会場もビルの上だったし、
大統領ってトップの人が出てくるし、
校庭の旗ざおの下で鼻をあてていたりするし、
宙を見上げるよな話もあるし。
それだけに7巻で一気に駆け下りたのが印象的でした。
小さな子供にとって、親は神様ですが、だんだんそうではないことがわかってきます。親の守ってくれるぬくぬくした世界から自我が分かれて、自分で世界へ立ち向かうようになります。自立のための戦いがいろいろあって、そしてひとまわり大きくなったマービンが家族のもとに戻ってくる、そんな感じがしました。
成長物語といえば、wallball も忘れちゃいけません。(笑)
文字通り、壁にぶつかっては、はね返り、受けとめて、また壁へ向かってゆく
マービンの成長を表しているように思います。
それから、シーツやロープの中で、がんじがらめになるシーンもありました。
後ろ向きにこげば安全な自転車を卒業して、前にしか進めない、進まないと倒れちゃう自転車へのステップアップもありました。
う〜ん、面白いなあー、Sacher。
オシツオサレツさんの表現を借りると、小物が効いてる感じがします。
Happy Reading!
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228. Re: 成長物語としての Marvin Redpost
お名前: 道化師
投稿日: 2003/9/22(16:49)
------------------------------
こんにちは、Julieさん。
〉道化師さんをはじめ、みなさんの読み、興味深く読みました。
〉論じたくなるような話ですよね、レッド門柱って。
〉成長物語と考えると、1巻から読んだほうがいいかもしれません。
きっと、作者のサッカーは、読者が読んだ後に、色々考えるように
書いてるんでしょうね。
それを、ありがちな結末をハッキリ書かないという手法を取らず、
結末を書いた上で、考えさせる所が、サッカーの上手な所だと思います。
そう、Julieさんの言われるとおり、赤い郵便受けって、
マービンの一年間の成長物語なんですよね。
季節に関する叙述はあんまり無いのですけれど、
妹の年齢とか、妹の誕生日があとどれくらいとか、そういう事で、
三年生の間の一年を通しての話って言うのが解ります。
〉私も7巻の坂道を下る、あの爽快感はなんだろうと気になってました。
〉それまでは、上のメタファーが多かったように思います。
〉1巻の会場もビルの上だったし、
〉大統領ってトップの人が出てくるし、
〉校庭の旗ざおの下で鼻をあてていたりするし、
〉宙を見上げるよな話もあるし。
〉それだけに7巻で一気に駆け下りたのが印象的でした。
いったい何のメタファーなのかが気になりますよね。
マービンの舞い上がった気持ちの象徴なのか、
自我に目覚め始めた頃の、地に足がつかない感覚を表しているのか・・・。
〉小さな子供にとって、親は神様ですが、だんだんそうではないことがわかってきます。親の守ってくれるぬくぬくした世界から自我が分かれて、自分で世界へ立ち向かうようになります。自立のための戦いがいろいろあって、そしてひとまわり大きくなったマービンが家族のもとに戻ってくる、そんな感じがしました。
各巻のエピソードで、ジグザグな成長曲線を描いているって感じですよね。
赤ん坊の時の自分だけで成立する全能感から、
幼児の母親がなんでもしてくれる母親全能感、
そこから離れて、全能感を喪失して、自我が成立して行く過程、
(こういう発達過程は、誰の分析だったかなぁ?忘れました)
この3番目の過程が、マービンの話そのものなんでしょうね。
〉成長物語といえば、wallball も忘れちゃいけません。(笑)
〉文字通り、壁にぶつかっては、はね返り、受けとめて、また壁へ向かってゆく
〉マービンの成長を表しているように思います。
行ったり来たり、ジグザグ振幅しながら成長していく。
〉それから、シーツやロープの中で、がんじがらめになるシーンもありました。
〉後ろ向きにこげば安全な自転車を卒業して、前にしか進めない、進まないと倒れちゃう自転車へのステップアップもありました。
〉う〜ん、面白いなあー、Sacher。
〉オシツオサレツさんの表現を借りると、小物が効いてる感じがします。
私は、頭を抱えて思案して一語一語書いているサッカーが、
想像されてなりません。
でも、ホントに面白い。きっとみちるさんのリスト全部、
そのうち読んじゃうだろうなぁ。
では、ハッピーリーディング!!
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265. Re: Best friends と Father-in-law
お名前: チクワ
投稿日: 2003/10/30(23:57)
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"道化師"さんは[url:kb:217]で書きました:
〉と、言う訳で、やって来ました、道化師です。
道化師さん、こんばんは。チクワでーす。
もう来ないだろうと思われていたとおもいますが突如きちゃいました〜!
バカなこと書きに・・・
まず、よそでちょっと言わせていただいた親友2人についてです。
あの2人は親友らしい動きをしていない、とのご意見、
全面的に賛成です。
うがった考え方をすれば・・・
サッカー作品で主役を張ることになったMarvinの、脇役に徹しよう
という深い友情を感じたりして・・・(いえ、この3行は冗談。)
ちょっとだけわたしなりに付け加えることがあります。実は。
あの2人(えーっと、名前、名前・・・あー、NickとStuart)のね、
区別が7巻までつかなかったー!
最終巻で、stuartのメガネがどうのこうの、とあって初めて
わかったのですけど。ま、単なる読み落しかもしれませんが・・・
ちゃんと毎巻区別できたよって方がいらっしゃったら
レスいただけますかー。(あ、もちろんお時間があればで。)
乾いた嘲笑を含んだレスでも受け止めます。
どなたかいらっしゃったら、反省して読みなおそ。
タドキスト広場時代のご指摘にあったように、あの2人はたしかに
のび太にとってのスネ夫とジャイアンではありますが、
区別がつきやすい分、読者にとってはスネ&ジャイのほうが読みやすい?
静止画でも一目みればどっちがとっちかわかりそうだし・・・
(知ってるからってだけですかねー。)
さて、もう1点、Father-in-lawについてなんですがー。
この投稿のタイトルを見た段階で、あー、あの人のことってわかった人
いましたかー。ちょっと説明不足でしたー。
Faterh-in-law in the futureってことで
Caseyちゃんのおとうさんです。あのトボケたおやじ。
「自分ちの電話番号をしっているか?」についての会話のくだり、
そこだけよくよく読み直してしまいましたよ!!!
たしかにCaseyとおとうさんは間違ったことをいっていない!
「Mar君、自分ちの電話番号知ってるの?」
「そりゃーもちろん。Cayちゃんは?」
「しらなーい。」
に対してこのオヤジまでが、
「んー、ワシもしらんなー。」 と受ける。
「宿題は火曜日いいました。」と並んで、英語ってむずかしい・・・
と思ったセリフなののでした。
(こういうことって日本語でもいいますね。(笑))
Marvin!100歩譲って、Caseyちゃんがお嫁さんになるのは
まあ、いいとして、こーゆう人が将来の義理のお父さんで、
いいのか!!!・・・小3にそういう判断はできんわなー。
・・・とかとか、思ったのでした。
読後半月以上たっても消えない思いなので、書きにきてみました。【完】
著者について
この投稿の著者のチクワさんは。アタマをCaseytailにしています。
多読するときあおむけで寝そべって読むため、真後ろのponytailでは
結び目の上にアタマがのって痛いのだそうです。
もっともいい年のおばさんなので、Caseyよりはずーっと低い位置
なのですけどね。
やっぱりとってもおバカな書き込みでした。
道化師さん、スレッドの品位を下げて、ごめんなさい。
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267. Re: Best friends と Father-in-law←待ってました
お名前: 道化師
投稿日: 2003/10/31(00:46)
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こんばんはー、ワイン飲んでへべれけ道化師でーす。
〉道化師さん、こんばんは。チクワでーす。
〉もう来ないだろうと思われていたとおもいますが突如きちゃいました〜!
〉バカなこと書きに・・・
ん?どんなおバカな事を書きに来たのかと思ったら・・・
〉まず、よそでちょっと言わせていただいた親友2人についてです。
〉あの2人は親友らしい動きをしていない、とのご意見、
〉全面的に賛成です。
〉うがった考え方をすれば・・・
〉サッカー作品で主役を張ることになったMarvinの、脇役に徹しよう
〉という深い友情を感じたりして・・・(いえ、この3行は冗談。)
〉ちょっとだけわたしなりに付け加えることがあります。実は。
〉あの2人(えーっと、名前、名前・・・あー、NickとStuart)のね、
〉区別が7巻までつかなかったー!
〉最終巻で、stuartのメガネがどうのこうの、とあって初めて
〉わかったのですけど。ま、単なる読み落しかもしれませんが・・・
〉ちゃんと毎巻区別できたよって方がいらっしゃったら
〉レスいただけますかー。(あ、もちろんお時間があればで。)
でもね確か、マービンはメガネかけけてるスチュワートの方がより親近感があって、ちょっと乱暴でふざける事しかしないニックは苦手って感じで描かれてますよね。でも、親しみのあるスチュワートが結構取っ組み合いの喧嘩しながらも、
ニックを、喧嘩なんてしない自分と同じような距離感の友達として受け止めてるのが、マービンにとっては、ちょっとジェラシーっぽく感じてしまってるって感じで読みましたよ。
〉乾いた嘲笑を含んだレスでも受け止めます。
カラカラカラカラ。
〉どなたかいらっしゃったら、反省して読みなおそ。
第一巻から、この友達二人に対してのマービンからの受け止め方の違いは
書いてあったと思うから、修行して出直してね。
〉さて、もう1点、Father-in-lawについてなんですがー。
〉この投稿のタイトルを見た段階で、あー、あの人のことってわかった人
〉いましたかー。ちょっと説明不足でしたー。
実はマービンの父親が義父だったなんて描写を読み落としたかと思って、
焦ってしまった・・・・いけずー。
〉Faterh-in-law in the futureってことで
〉Caseyちゃんのおとうさんです。あのトボケたおやじ。
チクワさん、ありがとう、ここを取り上げてくれて。
この下りがマービンの中で、
私が一番話したかった、サッカーの読者へのひっかけなんです。
このひっかけを読んで、
「サッカーってこういう事を楽しむ作家なんだ」って、悟ったんです。
〉「自分ちの電話番号をしっているか?」についての会話のくだり、
〉そこだけよくよく読み直してしまいましたよ!!!
〉たしかにCaseyとおとうさんは間違ったことをいっていない!
私も何回も読み直して、確かに後の落ちのようにも取れるように
書いてる所が、サッカーの狡猾な所です。
〉 「Mar君、自分ちの電話番号知ってるの?」
〉 「そりゃーもちろん。Cayちゃんは?」
〉 「しらなーい。」
〉に対してこのオヤジまでが、
〉 「んー、ワシもしらんなー。」 と受ける。
〉「宿題は火曜日いいました。」と並んで、英語ってむずかしい・・・
〉と思ったセリフなののでした。
〉(こういうことって日本語でもいいますね。(笑))
この宿題提出日問題、結局マービンは何に迷っているのかが、
お恥ずかしながら曖昧なまま通り過ぎたんです。
「宿題は火曜日に提出するようにって言われた」
と、
「火曜日に宿題を出すから、提出するように」
で迷ってたのかなぁ?
これ両方とも、英語って難しいんじゃ無くて、サッカーがわざと読者をひっかけようとしてるんだから、仕方ないんじゃないかなぁ。
(と、自分の英語力の問題にはしたくないのであります。)
〉Marvin!100歩譲って、Caseyちゃんがお嫁さんになるのは
〉まあ、いいとして、こーゆう人が将来の義理のお父さんで、
〉いいのか!!!・・・小3にそういう判断はできんわなー。
おいおい、義父の問題より先に、Caseyちゃん本人のキャラの方が、
お嫁さんにするには問題でないかい?
(そうか、チクワさん自身が、Casey系だから、この問題には気付かないのかな?)
〉・・・とかとか、思ったのでした。
〉読後半月以上たっても消えない思いなので、書きにきてみました。【完】
よくぞ書いてくれました、ウッウッウッ。
〉著者について
〉この投稿の著者のチクワさんは。アタマをCaseytailにしています。
やっぱりCasey系の女性なのですね。くわばらくわばら。
〉多読するときあおむけで寝そべって読むため、真後ろのponytailでは
〉結び目の上にアタマがのって痛いのだそうです。
あのー、オフ会参加の時もその髪型なんですか?
〉もっともいい年のおばさんなので、Caseyよりはずーっと低い位置
〉なのですけどね。
いや、Caseyくらいの位置の方が「目をつり上げて、目の周りの小皺隠し」
に有効だと思いますが(失礼しました)
〉やっぱりとってもおバカな書き込みでした。
〉道化師さん、スレッドの品位を下げて、ごめんなさい。
スレッドどころか、文学、評論、論文等々全てに於いて、
「品位」と「解ってないことをごまかしてる」は同義語だと思っていますから、
お気になさらずどんどんやって下さい。
それじゃ、また。
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270. Re: Best friends と Father-in-lawご指南多謝。
お名前: チクワ
投稿日: 2003/10/31(16:12)
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道化師さん、こんにちは。私の投稿からなんと1時間もたたない内に
ていねいなご指南をいただき、ありがとうございました。
〉こんばんはー、ワイン飲んでへべれけ道化師でーす。
・・・私、インスタント味噌汁の成分の麹でも、体の動きが
悪くなります。へべれけでキーボード打てるなんてすごひ。
〉〉ちょっとだけわたしなりに付け加えることがあります。実は。
〉〉あの2人(えーっと、名前、名前・・・あー、NickとStuart)のね、
〉〉区別が7巻までつかなかったー!
〉〉最終巻で、stuartのメガネがどうのこうの、とあって初めて
〉〉わかったのですけど。ま、単なる読み落しかもしれませんが・・・
〉〉ちゃんと毎巻区別できたよって方がいらっしゃったら
〉〉レスいただけますかー。(あ、もちろんお時間があればで。)
〉でもね確か、マービンはメガネかけけてるスチュワートの方がより親近感があって、ちょっと乱暴でふざける事しかしないニックは苦手って感じで描かれてますよね。でも、親しみのあるスチュワートが結構取っ組み合いの喧嘩しながらも、
〉ニックを、喧嘩なんてしない自分と同じような距離感の友達として受け止めてるのが、マービンにとっては、ちょっとジェラシーっぽく感じてしまってるって感じで読みましたよ。
〉〉乾いた嘲笑を含んだレスでも受け止めます。
〉カラカラカラカラ。
うー、木枯らしが吹いているようにさぶい・・・あったまりたーい・・・
〉第一巻から、この友達二人に対してのマービンからの受け止め方の違いは
〉書いてあったと思うから、修行して出直してね。
出直します。NickとStuartの名前を確かめるだけにページをめくっても、
いきおいづいて数ページ読んでしまった。たのしー修行だー。
あ、でもあのー、その描写の書き分けと、挿絵のどっちの子がNickか
Stuartかの区別も簡単なことだったんですか。あ、いかん自分の墓穴を
深めてる。自分で読みます。
〉〉さて、もう1点、Father-in-lawについてなんですがー。
〉〉この投稿のタイトルを見た段階で、あー、あの人のことってわかった人
〉〉いましたかー。ちょっと説明不足でしたー。
〉実はマービンの父親が義父だったなんて描写を読み落としたかと思って、
〉焦ってしまった・・・・いけずー。
ほ、ほほほ、そんなわたしの予想外の反応をなさってくださるなんてー。
(やったー!)
〉〉Faterh-in-law in the futureってことで
〉〉Caseyちゃんのおとうさんです。あのトボケたおやじ。
〉チクワさん、ありがとう、ここを取り上げてくれて。
〉この下りがマービンの中で、
〉私が一番話したかった、サッカーの読者へのひっかけなんです。
〉このひっかけを読んで、
〉「サッカーってこういう事を楽しむ作家なんだ」って、悟ったんです。
〉私も何回も読み直して、確かに後の落ちのようにも取れるように
〉書いてる所が、サッカーの狡猾な所です。
おー、そうだったのですか。そこまでは思い至りませんで。
ほほほ。(わらごま)
〉〉「宿題は火曜日いいました。」と並んで、英語ってむずかしい・・・
〉〉と思ったセリフなののでした。
〉〉(こういうことって日本語でもいいますね。(笑))
〉この宿題提出日問題、結局マービンは何に迷っているのかが、
〉お恥ずかしながら曖昧なまま通り過ぎたんです。
〉「宿題は火曜日に提出するようにって言われた」
〉と、
〉「火曜日に宿題を出すから、提出するように」
〉で迷ってたのかなぁ?
あ、後者のほうは気づきませんでした。私は、前者と、
「いつ提出かは、火曜日に言いました。」との間の迷いかと。
でもこの第3の解釈は、ちょっとつめたい・・・
〉これ両方とも、英語って難しいんじゃ無くて、サッカーがわざと読者をひっかけようとしてるんだから、仕方ないんじゃないかなぁ。
〉(と、自分の英語力の問題にはしたくないのであります。)
いや、だってMarvinだってわからないんだから、英語学習者の英語力って
ことではなく、で、わたしたち日本語話者でもあることで。
うーん、いい例えが・・・
張り紙で、「ここではきものをぬぎなさい」とか、
「このはしわたるべからず」とかの。うーん、
ほんとは日常会話で例をさがしたいのになー。
〉〉Marvin!100歩譲って、Caseyちゃんがお嫁さんになるのは
〉〉まあ、いいとして、こーゆう人が将来の義理のお父さんで、
〉〉いいのか!!!・・・小3にそういう判断はできんわなー。
〉おいおい、義父の問題より先に、Caseyちゃん本人のキャラの方が、
〉お嫁さんにするには問題でないかい?
〉(そうか、チクワさん自身が、Casey系だから、この問題には気付かないのかな?)
確かに、Marvin Redpost #8が、将来のMarvinの日常の流れになるっていう
ことですもんね。
〉〉・・・とかとか、思ったのでした。
〉〉読後半月以上たっても消えない思いなので、書きにきてみました。【完】
〉よくぞ書いてくれました、ウッウッウッ。
SEGBookshopでLouis Sacharセット#1を買って読んだ方、
道化師さんが待ってますよー。 ↑ いつも#1と書くのを決して忘れない。
〉やっぱりCasey系の女性なのですね。くわばらくわばら。
〉あのー、オフ会参加の時もその髪型なんですか?
〉いや、Caseyくらいの位置の方が「目をつり上げて、目の周りの小皺隠し」
〉に有効だと思いますが(失礼しました)
・・・的確なアドバイスをありがとうございました。
〉〉やっぱりとってもおバカな書き込みでした。
〉〉道化師さん、スレッドの品位を下げて、ごめんなさい。
〉スレッドどころか、文学、評論、論文等々全てに於いて、
〉「品位」と「解ってないことをごまかしてる」は同義語だと思っていますから、
〉お気になさらずどんどんやって下さい。
そーなのね。勉強になりますー。
楽しかったですー。
〉それじゃ、また。
ども、ありがとうございましたー。