[掲示板: 〈過去ログ〉PBの掲示板(ネタバレ可) -- 最新メッセージID: 1182 // 時刻: 2024/11/25(05:45)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
922. Re: おとなのための世界史クラブ 〜 男性だってロマンス本
お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2007/4/15(00:07)
------------------------------
パピイさん、やりましたね! まりあ@SSSです。
〉昨年のタドキスト大会での多大な影響で、今年になってからヒストリカルロマンスを読むようになりました。
〉題して
〉「大人のための世界史クラブ 〜 男性だってロマンス本」
〉 サブタイトル「パピイのPBロマンス本 100万語通過報告」です。
あのときの冗談がついに現実に! それにしても
11冊はすごい("-")
〉■ (ヒストリカル)ロマンス本の面白さ
〉多読を楽しく続けるには面白い本を選ぶことが一番ですが、ロマンス本がこれにあたるとは予想だにしませんでした。
〉和書、翻訳でなら絶対と言っていいほど読まない分野の本ですが、洋書となると話は別のようです。
〉どうして、面白いと感じたのか、ちょっと考えてみました。
〉えーっな展開から始まるという理由もありますが、登場人物が少なく設定がわかりやすいのも理由のひとつですね。
登場人物の数は、読みやすさと重大な関連がありますね。
とくに、少しずつしか読む時間がない場合には、
「この人なんだっけ?」がなくなって続けやすい("-")
〉ですから、知らない単語がいくつもあっても、流れに乗れれば、どんどん読み進め、「飛ばしている」感じがあまりなく、
〉きちんと読んでいるような気になってきます。(どなたかの報告にも同じ感想がありましたよね)その結果、
〉ディテールまで結構わかり、それがとってもうれしいし、楽しく読めています。
私は最近、世界ツアーに出かけたティーンアイドルが経験する
様々な出来事を綴った、完全ミーハー知性0というシリーズを
読んだのですが(まもなく書評します)、「読んでいて知性を
使わない英語は、知らない単語を苦痛なく飛ばせる」法則を
発見しました!
児童書って、最近日本で出る大人の本などよりよほど人間性の
奥深いところを描いていたり、第一に、「アメリカ・イギリスの
子供がこれを読めるのよね」という意識があって、「飛ばさなくては
いけない自分」に、無意識の敗北感みたいなものがあるんじゃないか
と思いはじめて...
〉そうそう、大事なことを忘れていました。
〉私は、GRの古典で、ジェーン・オースティン他を相当読んでおり、ヒストリカルの用語でもGRレベルなら
〉ほとんどわかります。また、久子さんの「ヒストリカル ロマンス 初心者の方へ」投稿を読んで、事前に専門用語を
〉知っていたことが役に立ったことも付け加えておきます。
最近発見したLady Grace Mysteries(これもこれから書評頑張ります)
ヒストリカルの準備に良いと思います。
ヒストリカルは要するに『大奥物語』みたいなものだから、
御台様・お部屋様・上臈・中臈...といった用語が出てきますが、
このシリーズでは女王の侍女・貴族の侍女その他諸々の階級名
なんかが覚えられます。
GRや児童書のレベル6まで読めても、一般的なペーパーバックまで
まだ少し狭間があります。ここを埋めるのにちょうど良いものと
いうと、ロマンスや、ミステリだったらコージーミステリとか
女性向きとされているものが圧倒的。ちょっと女性有利なのが
現状かと思います。
男性陣も思い切って飛び込んで、パピイさんに続いて貰うと、あと
半年後にはペーパーバックリーダー大増殖となるでしょう。
なにブックカバーさえあれば、通勤電車の隣の人に覗かれても
大丈夫ですよ(笑)
Happy Reading!
▲返答元
▼返答