ゲド戦記!!

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761. ゲド戦記!!

お名前: Yoshi
投稿日: 2006/7/29(14:05)

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こんにちは、Yoshiです。
僕は、ファンタジーが好きで、今までと言うか、
2年前くらいちょうどSSSで多読を始めてから、
1年くらいで、ハリーポッター、ナルニア、指輪と
読み進んで、最後にゲド戦記に出会いました。
あれから、もう2年経つのですが...今でも僕の
一番はゲド戦記です。
そんなゲド戦記がジプリで今日映画公開ということで
なんとなく、投稿したくなって、書いております。
ひとりごとと思って、お時間のある方は読んでいただければ
とてもうれしいです。
僕は、この間のたこ焼きさんの京都迎撃オフでも、
ばれてしまったように、どちらかと言うとファンタジー
なんか、とても似合わない中年のエネルギッシュなおっさん
なのですが、この壮大にして、奥が深い”ゲド戦記”には
すっかり魅了されてしまいました。

ここは、ある程度ネタばれ可ということで、申し上げると、
人間の本質をここまで鋭く、そして、大地のようなやさしさを
もった心でもって、書き上げたファンタジーっていうのは、
小説ではたくさんあるにしても、ファンタジーでここまで
心に迫ってくるものは、たぶんそうないと思われます。
Yoshiは、すこし感動しいの方でして、少し大袈裟に言って
いるかも知れませんが、とにかく壮大ですばらしい物語であり、
作者ル・グインが”Catwing”で見せた、人間に対する大地の
ようなやさしさをもって書かれた、心に迫る物語なんです。
少なくとも僕はそう思います。

今回の映画化されているのは、第3巻の”THE FARTHEST SHORE”で、
翻訳では、さいはての島へと題されているものです。
最初、ゲド戦記はTHE EARTHSEA Trilogyと言われていて、実は
この3巻で終わりだった?とも言われており、実際
1巻目の”A Wizard of Earthsea”では、ゲドの少年期を
そして2巻目の”THE TOMBS OF ATUAN”では、実はゲドは
後半に登場、この巻の主人公はテナーと言う女性です。
しかし、このテナーのストーリーは、これまたすごく良いので、
特に女性ということで、女性の方は、この2巻目が一番好きと
いう方が多いです。
このときのゲドは、ちなみに青年のゲドですし、テナーももちろん
若いです。ストーリーはテナーの少女のときから始まりますし...。
そして、3巻目には、ゲドはもう中年になっており、アレンが登場
して...、そして壮絶な戦いが...。
物語は、ここで完結と思わせる感じでした。
しかし、4巻目の”TEHANU”日本語版は”帰還”がその後だいぶ経って
から出されたそうなのですが、これが僕の一番気に入っている本に
なります。4巻目では、ゲドはもう初老に近い、かなり枯れたゲドに
なって登場してきます。そしてそのゲドが生まれ故郷に帰って来るのですが
だから帰還なのですが、その姿は悲惨なものでした...、
そこに待っているいたのは、かつての〜のテナーとテルー(テハヌー)
でした。ここからは、僕は涙、涙で、ぜひ読んでくださることを期待
します。
僕の読んだのは、この4巻までですので...ここまでしか書けませんが、
もう一巻5巻目”THE OTHER WIND”(アースシーの風)があり、
このほかに外伝である、TALES FROM EARTHSEAもあります。
そして、4巻目の帰還だけは、あまりの感動に翻訳本も読んでいます。
PBで読んで、そのあと翻訳本で読んだのでしたが、どちらでも感激して
涙がでました。
この間、ファンタジー好きの会社の女の子に聞いてみたら、彼女は英語では
なしに、翻訳本で外伝含め6巻全部読んでるのですが、彼女は、1巻目の
ゲドの少年期が一番好きなのだそうです。
なんとなく年齢にもかんけいあるのかな〜と思いました。
なぜなら、僕はいま中年で初老に近い人間だから、4巻めが好きなのかな〜
って思うからです。

いろいろ書いて見ましたが、あまりたいしたこと書けなかったですが、
ゲド戦記は、ファンタジーとして、指輪と並ぶほど壮大ですばらしく、
また作者ル・グインの大地のようなやさしさで書かれた、人間の本質に
迫る物語です。
ファンタジーの苦手な人もぜひぜひ一度読んでみてください...と
誘って、間者猫さんのときと同様にフェードアウトしてみる...
では〜。


▼返答


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