[掲示板: 〈過去ログ〉PBの掲示板(ネタバレ可) -- 最新メッセージID: 1182 // 時刻: 2024/11/23(10:41)]
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お名前: fiddle
投稿日: 2004/9/17(21:53)
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Ernieさん、Skipperさん、marinさん、はじめまして、
fiddleと申します。
職人さん、こんにちは。
Ernieさんが知りたがりの病に苦しんでいらっしゃる(?)ようなので
おせっかいながら出てきました。
marinさんが他の掲示板で説明なさっているのは
タドキストの広場
19579. Re: The Monkey's Paw(これもネタばれ注意!!)
です。(リンクの張り方が分からなくてごめんなさい)
私はOBWは読んでいないのですが、むか〜し、
「オーソン・ウェルズ劇場」というTV怪奇ドラマシリーズで「猿の手」を見たのを
思い出しました。
原典はProject Gutenberg
http://www.gutenberg.org/
で読むことができますよ。
邦訳は、創元推理文庫『怪奇小説傑作集1』に入っています。
私としては、このお話が怪奇小説の傑作と言われるのは、
最後に息子の姿を出さないからではないかという気がします。
お金が欲しいと願う→息子が死んで賠償金が入ってくる
息子が生き返って欲しいと願う→玄関のドアにノックの音
この二つは、因果関係があるようなないような、
猿の手の霊験のせいなのか、偶然なのか
よくわからない曖昧な書き方がされています。
お父さんは、自分の心が作り上げた墓から生き返った息子の姿に
恐怖しているわけです。
そこで、お母さんが息子に会いたい一心なのに対し、
お父さんの気持ちは、3なのかなー、と。
いつもActivityは全然見もしないのですが、
Ernieさんが問いかけてくださったおかげで、
いろいろ考えるきっかけが出来ました。
読むばかりでなく、こうしてあれこれ考えるのも楽しいですね。
いい機会を作ってくださってありがとうございました!
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