[掲示板: 〈過去ログ〉PBの掲示板(ネタバレ可) -- 最新メッセージID: 1182 // 時刻: 2024/11/24(00:49)]
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お名前: すけさやママ
投稿日: 2003/12/13(15:47)
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DKCさん、こんにちは。
するどい突っ込みを受けて、いつも狼狽している可哀想なSKMです。
〉いつも、2児の母でありながら、奇怪な時間に書き込まれている
〉SKMさんを不思議に思っているDKCです。
妖怪みたいな言い方しないでくださいよぉ・・・!
「朝2時起きで何でもできる」(って本知ってます?)を実践して
いる勤勉な?タドキストなんです(昼間は読めないから)。
子どもたちを寝かしつけながら、夜7時頃寝ちゃうんです。
だんなさまは帰ってきてもひとりぼっちなんですけど・・・。
夕飯さえあれば(冷めてても)文句を言わない、
理解あるSKPさまです(本心は不明。でもどうせ帰り遅いし)。
毎日愛妻(悪妻?)弁当でフォローしてますので、夫婦円満^^
・・・って、ネタばれの広場で、私生活をバラしてどうする?!
これもみんな道化師さんの突っ込みのせいだあ。
「DKCさんは、やっぱりいじわるでした」ってマリコさんに
言いつけちゃいますよー。
せっかく私もDプロジェクト応援してあげようと思ってたのに。
ぶつぶつぶつ・・・。
バナナさーん、何とか言ってやってくださーい!
(・・・しまった、BNNさんもいじわるだった。
でも、今回は味方してくれそうな気がする・・・)
とまあ、この話はこの辺にして、本題のほうへ。
〉と、するとこの作品を一押ししてる私は不真面目ですね。(笑)
「一押ししてなくても不真面目です。」(ウソ)(笑)
〉ホームズファンと言う人は、この話を読んで憤慨される人が多い
ようですね。
そうでしょうね。
〉この作品の好き嫌いは、元のホームズ物を、どう読んでるかで決
まると思います。
〉俗にホームズファンと言う人は、ホームズ物を推理小説(ミステリー)、
〉いや、その原型の探偵小説として読んでいるんだと思うんですね。
〉確かに、その要素はとても大きい。
そう思います。
〉でも、その反面、コナン・ドイルがホームズを書いた当時は、
〉まだ推理小説と言うジャンルが確立されていなくて、
〉他の要素も入っていると思うのです。
ふむふむ。
〉それが、犯罪小説(クライム・ノベル)の部分です。
〉犯罪小説とは、人が如何に犯罪を犯して行くか、
〉その動機(心理)、手口、結末に焦点を当てた小説で、
〉犯人が誰であるのかに焦点をあてた推理小説とは
〉同じ「犯罪」を描いていても、若干趣を異にします。
どういうふうに?
〉ホームズ物の舞台となる19世紀末のロンドンは、
〉世界の中心都市として、現在のニューヨークのようなイメージの方が、
〉現在の歴史在る都市としてのイメージより近いのだと思います。
〉だから、現在のニューヨークを舞台にした犯罪を描くと、
〉「マフィア、ドラッグ、セックス」と言う退廃的な世界が描かれますが、
〉ホームズ物もこれに近い読み方も出来ると思うのです。
そうなんだ。
〉私もホームズ物は全部読みましたが(勿論、翻訳で!)
〉短編の中のいくつかと、特に長編はこの傾向が強いと思います。
〉それにコナン・ドイル自身も心霊現象にに凝ったりと、
〉「怪しい物」が好きだったようで、
〉意図して「犯罪小説」にしていたのかも知れません。
なるほど。
〉この点、同じイギリスでもアガサ・クリスティはハッキリと
〉推理小説となっていて、犯罪小説の要素は少ないですね。
〉究極で言えば、クリスティの小説だと別に殺人と言う犯罪でなく
ても構わないのです。
〉一見不可能に見える事が起きて、それを鮮やかに謎解きしさえす
れば良い。
〉例えば「誰も居ないはずの部屋で、鈴が鳴った。どうしてか?」
で良いのです。
なるほどそうかもしれない。
〉でも、ホームズの小説は、そう言う訳には行かない。
〉あくまで犯罪が必要だと思うのです。
〉多分、このGRの元になった作品の著者も、
〉「犯罪小説」としてホームズを読んだのだと思います。
〉だからこの作品も明らかに「犯罪小説」になっている。
〉SKMさんやBNNさんの「スッキリ」しない感は、
〉「推理小説」を読むつもりが、
〉「犯罪小説」を読まされてしまった所にあるのだと思います。
そうかー。最後まで読んで一応「ホームズが悪者」っていうのは
分かったのですが、それでもすっきりした気分にならなかったの
は、そういうことだったのかもしれないですね。
ありがとうございます。
〉と、こんな事を書いたからと言って、
〉SKPさんの憤慨が治まる訳では無いのですが・・・。
そうですね、多分(笑)。
それにしても、
未熟な弟子が師匠に教えを乞おうとお近づきするたびに、
どうしてピシッと手をお打ちになるのでしょうか・・・
もしかして破門・・・
〉ではであ。
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