名編集者に感謝とHolesのsの持つ意味

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257. 名編集者に感謝とHolesのsの持つ意味

お名前: 道化師
投稿日: 2003/10/28(17:53)

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こんばんは、ペギー編集長。道化師です。

話は、サッカー談義から少しずれるのですが、
ちょっと真面目に、ペギーさんに感謝の辞を述べたいと思います。

先日、津田沼のオフ会の時に、
「他の皆さんにも読みやすく参加しやすい形で書いたら?」
って言う、有り難い助言を貰ったんですね。
(本当に、有り難いと思いました。皮肉な意味は一切入っていません。)
でも、その時には、「ある日天才少女は・・・」
を書いてしまっていたんですね。
それで私自身も、「はてどうしたものか?」と思っていたんです。
いっそ削除しちゃおうかな?って思ったりもしました。
あんな風に正面切って、書いてたんじゃ、
誰でも話題に入り辛いですよね。
そうしたら、今回、私の投稿をペギーさんが読みやすい形に、
それも以前の書き込みと関連づけながら、編集して下さった。
私の能力の及ばない所です。
本当にペギーさんに感謝です。

〉どうお受けし ようか、考えているR2-D2ペギー双葉山です。

本当に見事な受け方をされました。
きっと世に出回る名作と言われる本も、
陰に名編集者がいるんだろうなって、実感できた体験でした。
(決して私の書いたことが名作にあたるとか、そんな不遜な意味ではありません。
 ただ、あんな読みにくい駄文も上手い編集に合うと、
 ここまで解りやすくなるもんなんだぁって感激したって事を言いたいだけです。)

〉・私の場合、
〉 児童書に目覚めさせてくれた、タドキストとしての私の大恩人(本)なので、
〉 足を向けて寝られない。(方向を確認したことはないが)
〉 ということで思い入れが強すぎ、あんまり冷静に分析できないんですね。

私は、大分に足を向けて寝られなくなりました。

〉〉■サッカーのストーリーは凡庸?
〉 書き始めた動機が、「面白い子供向けの本がなかったから」ということなんで、
〉 こう書いたら面白い、という計算というか勝算があるんでしょうね。

きっと最初のwaysideschoolを書いた時にはあったのでしょうね。
でもそこから先は、サッカーの作家魂みたいなものが、
「描きたいものを描く」に傾倒していったと思います。

〉 話は変わりますが、holesの邦題は、「穴」より「掘るぜ!」の方が
〉 よかったんじゃないかな〜

「Holes」→「ホールズ」→「ほーるず」→「ほるず」→「ほるぜ」→「掘るぜ」
なるほど。(駄洒落の解説は洒落にならんなぁ)
私もそう思います。「穴」そのものに意味があるのではなくて、
「掘る」と言う作業に意味があるわけですから。

(ただ、私的にはHolesを単にローマ字読みにして、
「掘れ!」の方が駄洒落っぽくていいかもと思いました)(笑)

だから原題も「Hole」ではなく、複数形のsが付いたのだと思います。
日本の出版社が複数のsを軽く見過ぎたような気がします。
「穴」ではなく「穴々」とする事で、単なる静的な物としての穴ではなく、
そこに動的な継続する運動、つまり「堀続ける作業」をイメージしたのだと思います。
同じような例に確か映画のエイリアンが
第2作目では原題では複数形のsが付いた「エイリアンズ」だったと思うのですが、
単にエイリアンが複数登場すると言うことではなくて、
第1作の恐怖が何倍にもなるという恐怖を感じたのを思い出しました。

最後にもう一度、ペギーさんありがとう。
(もし、東京に来る事があったら、飲み放題でおごっちゃいますよー)


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