Re: つれづれなるままに、古文・漢文多読

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/24(03:17)]

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1398. Re: つれづれなるままに、古文・漢文多読

お名前: たこ焼
投稿日: 2007/4/30(23:37)

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こんばんは、たかぽんさん。たこ焼ッス。


〉うすうすご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、このごろ、日本の古文をよく読んでます。(いわゆる漢文もちょっと。)


おおーっ! 素晴らしい!
実は、僕も古文・漢文にはとても興味があるんだけど、
なかなか読み進めなくって・・。


〉古文たって、百人一首とか、古今和歌集とか、竹取物語とか、平家物語とか、なんですけど。
〉(昨日から、論語もちょこっと読み始めた。)


おっ! 平家物語! う〜む、趣味があいますなぁー。(^^)
あとそれから、平安の頃に書かれた物語たちも
いつかは読んでみたいなー、と思っているんすよ。


〉素材としては、語句解説と、現代語訳がついたやつで読んでいます。


僕が持っている素材もそんなやつです。


〉「それのどこが多読やねん!」と思われるかなーと思うのですが、これが自分では多読的で。

〉なんといいますか。できるだけいいかげんに読んでます。これは何々詞のなんたら活用、ってのは無視。(笑)
〉これは何のことかな、と気になった語句の解説だけ読む。古文は音を楽しみながらじっくり読んで、
〉現代語訳は、「話がわからないストレス」解消ていどに、サーッと読む。

〉同じ日本語なので、こういうのもありかなと思います。(文法解説は日本語じゃないと思うけど。(笑))
〉漢文も、「漢文という名の日本古典」を読んでいるという気持ちなので、まぁこれでもいいかなと。
〉(将来的には中国語として読みたいと思ってますが。)


なるほど、なるほど。参考になるー。
僕もそーしてみよッと。


〉このような読み方は、昔はできなかったです。
〉文法的に分析して、完全に理解しないと、と思ってしまって。
〉いいかげんに流し読みすることができなかったですねー。それでは読んだことにならない!なんて思って。
〉結果、古文を読むのがとてもおっくうになってしまって、あんまり読まなかった。
〉元も子もないってやつです。。。


古文の文法、大ッ嫌い!!! ほんとに嫌い!!! 好かん!!!

高校時代、助動詞の変化や助詞とか、まーったく覚えなかった。
意地でも張っていたのか、浪人してからも覚えなかった。
定期試験・共通一次や二次試験も適当にごまかしてたなぁ。

それでも、なんだか古文自体は憎めなくって・・・。
試験とは関係なしに、方丈記や更級日記とかを適当に読んで楽しんでいたことがあったんですが、
文法的に分析して、完全に理解しないと、ダメなんだと思ってしまって。
いいかげんに流し読みなんて、それでは読んだことにならない!なんて思って。
結果、古文を読むと、文法になじめないという劣等感を刺激されてしまって、あんまり読まなかった。
元も子もないってやつです。。。


〉今のように、いいかげん読みができるようになったのは、英語多読のおかげです。
〉あっ、「とにかく読む」だったら、できるじゃないか!と気づかせてくれた。
〉当たり前のことなんですけどね。コロン、ブスッ!の卵だった。


古文文法にしろ、英語文法にしろ、
あまり気にせず、「とにかく読む」でいけばいいってことか。


〉 滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ

〉た・た・な・な・な・な ですか。面白いことするなぁ。
〉「流れる」「聞こえる」って、滝が流れてる、滝が聞こえてる、ような言葉使ったりして。(縁語射撃ってやつ。)
〉この歌にちなんで、この滝跡を「名こその滝」というらしい。粋だねぇ〜。

〉って思っても、思わなくてもいいし、とりあえず読むといいんですよね。読みたかったら。
〉そういうことを気づかせてくれたのが英語多読。


なるほどねー。
変にこだわりを持つんじゃなくって、
その時その時のその人にとっての自然体で反応していけばいいんやねー。


〉ちなみに、語数は数えてません。(笑)


あははっはははははhh


〉でも、できるだけ、たくさん読みたい。すごいな日本語はー、と、少しずつ思い始めてきたので。


うん、うん。
僕も時々思うよ、日本語ってすごいなー、って。


〉そんなわけで。
〉あ。「読破」と意気込まなくてもいいと思っています。気楽〜に。興味あるものだけ。

〉そうなると、「古文・漢文多読」なんて、意気込まなくてもよかったですねー・・・
〉いろいろ読んでる中に、古文・漢文があるってだけのことで・・・

〉そうなるとこの投稿の意味がなくなるのですが、とりあえず貼っときます。
〉ではでは〜


いろいろ刺激をうけました。
Thanks!


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1402. Re: つれづれなるままに、古文・漢文多読

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/5/2(22:54)

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たこ焼さん、こんばんは! たかぽんっ酢。

〉〉うすうすご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、このごろ、日本の古文をよく読んでます。(いわゆる漢文もちょっと。)

〉おおーっ! 素晴らしい!
〉実は、僕も古文・漢文にはとても興味があるんだけど、
〉なかなか読み進めなくって・・。

私も、どんどん読めてるかのように豪語しとりますが、実態は、ちょこっ、ちょこっ、です。
いろいろ手を出しすぎて…

〉〉古文たって、百人一首とか、古今和歌集とか、竹取物語とか、平家物語とか、なんですけど。
〉〉(昨日から、論語もちょこっと読み始めた。)

〉おっ! 平家物語! う〜む、趣味があいますなぁー。(^^)
〉あとそれから、平安の頃に書かれた物語たちも
〉いつかは読んでみたいなー、と思っているんすよ。

私も、名前聞いたことある本は、いつかは読んでみたいなー、と思っています。
まあ、ひとつひとつ。

〉〉素材としては、語句解説と、現代語訳がついたやつで読んでいます。

〉僕が持っている素材もそんなやつです。

いつでも語句解説や現代語訳に逃げられると思うと、気が楽ですよねー。(笑)
原文だけ見たければ、それでもいいし。

〉〉「それのどこが多読やねん!」と思われるかなーと思うのですが、これが自分では多読的で。

〉〉なんといいますか。できるだけいいかげんに読んでます。これは何々詞のなんたら活用、ってのは無視。(笑)
〉〉これは何のことかな、と気になった語句の解説だけ読む。古文は音を楽しみながらじっくり読んで、
〉〉現代語訳は、「話がわからないストレス」解消ていどに、サーッと読む。

〉〉同じ日本語なので、こういうのもありかなと思います。(文法解説は日本語じゃないと思うけど。(笑))
〉〉漢文も、「漢文という名の日本古典」を読んでいるという気持ちなので、まぁこれでもいいかなと。
〉〉(将来的には中国語として読みたいと思ってますが。)

〉なるほど、なるほど。参考になるー。
〉僕もそーしてみよッと。

参考になりますか? うれしいっす。
要は、「好きに読む」っていうことなんですけどね。(笑)

〉〉このような読み方は、昔はできなかったです。
〉〉文法的に分析して、完全に理解しないと、と思ってしまって。
〉〉いいかげんに流し読みすることができなかったですねー。それでは読んだことにならない!なんて思って。
〉〉結果、古文を読むのがとてもおっくうになってしまって、あんまり読まなかった。
〉〉元も子もないってやつです。。。

〉古文の文法、大ッ嫌い!!! ほんとに嫌い!!! 好かん!!!

蛇蝎のごとく嫌ったはりますね。(笑)

〉高校時代、助動詞の変化や助詞とか、まーったく覚えなかった。
〉意地でも張っていたのか、浪人してからも覚えなかった。
〉定期試験・共通一次や二次試験も適当にごまかしてたなぁ。

その貫徹ぶり、素晴らしいです。(笑)

〉それでも、なんだか古文自体は憎めなくって・・・。
〉試験とは関係なしに、方丈記や更級日記とかを適当に読んで楽しんでいたことがあったんですが、

おー。それ、すごいですね。

〉文法的に分析して、完全に理解しないと、ダメなんだと思ってしまって。
〉いいかげんに流し読みなんて、それでは読んだことにならない!なんて思って。

そうなんですよ。
「それでは読んだことにならない!」
教科書のようにじっくり読まないといけないような、ね。
本を、教科書的に読んでしまうんですよね。
やっぱり、文法勉強とテストがあると、本が教科書になってしまいますね。
古文は、教科書的に読む本、に分類されてしまう。
で、そんな読み方って、何か試験があるか、学校に行ってないと、できない。
だから、学校を出ると、古文は読まれなくなる…

意味わかんなくても、おもしろい節まわしで朗読してくれて、
こんな話なんだよーと、おもしろく説明してくれる大人がいれば、
ぜんぜん違うと思うんですけどねー。

英語と古文の文法勉強は、英語も古文も読めなくするための陰謀なんじゃないかと
疑っているほどです…

〉結果、古文を読むと、文法になじめないという劣等感を刺激されてしまって、あんまり読まなかった。
〉元も子もないってやつです。。。

元も子もないんですよね。。。
学校は、「文法をわかってから読む」という順序だからですよね。
文法がわかるまでにもうイヤになってるから読まない。。。

〉〉今のように、いいかげん読みができるようになったのは、英語多読のおかげです。
〉〉あっ、「とにかく読む」だったら、できるじゃないか!と気づかせてくれた。
〉〉当たり前のことなんですけどね。コロン、ブスッ!の卵だった。

〉古文文法にしろ、英語文法にしろ、
〉あまり気にせず、「とにかく読む」でいけばいいってことか。

ちょっと前にautonomyって言ってたんですけど、自決権というか、主体性というか、
王様(女王様)気分で読めばいいと思うんですよね。
本に遠慮するこたぁない。
何を読もうが、どう読もうが、俺の勝手だ! 誤読ぅ? 知らん! がははははは
と、ハナ肇にでもなったような気分で読めばいいと思うんです。 (例が古いな…)

〉〉 滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ

〉〉た・た・な・な・な・な ですか。面白いことするなぁ。
〉〉「流れる」「聞こえる」って、滝が流れてる、滝が聞こえてる、ような言葉使ったりして。(縁語射撃ってやつ。)
〉〉この歌にちなんで、この滝跡を「名こその滝」というらしい。粋だねぇ〜。

〉〉って思っても、思わなくてもいいし、とりあえず読むといいんですよね。読みたかったら。
〉〉そういうことを気づかせてくれたのが英語多読。

〉なるほどねー。
〉変にこだわりを持つんじゃなくって、
〉その時その時のその人にとっての自然体で反応していけばいいんやねー。

そうだと思います。
本とか、誰かに言われた「こう読まねば」に束縛されるんじゃなくて、
どこまでも自分勝手に読む。

〉〉ちなみに、語数は数えてません。(笑)

〉あははっはははははhh

数えましょうかねぇ。歌は、10倍ぐらいゆっくり読んでるので、10掛けにして。(笑)

〉〉でも、できるだけ、たくさん読みたい。すごいな日本語はー、と、少しずつ思い始めてきたので。

〉うん、うん。
〉僕も時々思うよ、日本語ってすごいなー、って。

いやー。すごいですよね。
まだちょっとしか読んでないけど、こんなに豊かだったかなーと思います。
現代人が使ってる日本語って、ほんのちょっとですね。

〉〉そんなわけで。
〉〉あ。「読破」と意気込まなくてもいいと思っています。気楽〜に。興味あるものだけ。

〉〉そうなると、「古文・漢文多読」なんて、意気込まなくてもよかったですねー・・・
〉〉いろいろ読んでる中に、古文・漢文があるってだけのことで・・・

〉〉そうなるとこの投稿の意味がなくなるのですが、とりあえず貼っときます。
〉〉ではでは〜

〉いろいろ刺激をうけました。
〉Thanks!

こちらこそ、相変わらずの絶妙な反応、ありがとうございました!


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