仮説?

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/6/26(08:56)]

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969. 仮説?

お名前: 杏樹
投稿日: 2005/6/25(14:21)

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慈幻さん、macskaさん、こんにちは。

〉慈幻さん、サイト情報ありがとうございます。

私もありがとうございます。まさかハンガリー語まで発掘してくれるとは。

〉〉ただ、ざっと検索してみましたところ、
〉〉http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/6090/07.html
〉〉という、ハンガリー関係のリンク集とか、
〉〉http://www.english.radio.hu/index.php?rovat_id=1054
〉〉というハンガリーのラジオ放送局らしきサイトを見つけました。

〉行ってみました。

私も行きました。リンク集がすごい!読み始めるとずぶずぶはまって帰ってこられなくなりそうです。危険、危険〜。

〉〉「ハンガリー語」だけでなく、「ラジオ放送」というキーワードを追加
〉〉して検索してみたら、もっと見つかるかもしれません。

〉やってみたら、なかなか面白そうなところを見つけました。
〉Magyar Radio
〉http://kincsestar.radio.hu/

〉ハンガリーのサイトは音楽が色々聴けるようですが、ここでは私の好きなハンガリー民謡のメロディーが聞けました。見つけたハンガリー関係の他のサイトが英語が多い中、ここはハンガリー語ばかり。あれこれ想像しがら眺めてると面白いです。まだゆっくり探検してませんが、暫くはここで遊べそうです。

ここもおもしろそうです。
「眺めてると面白い」というのは私も同じです。見覚えのある単語がポツポツ拾えるだけで、意味はわからないんですけれど。macskaさんの理解度がどの程度なのかはわかりませんが、多読をしていると意味が完全にわからなくても楽しいということが起こります。

特に英語以外の言葉の場合、レベルに応じたやさしい本を大量に用意することが難しく、それをどう切り開いていくかが大きな課題です。
しかし、英語多読をして「わからないところは飛ばす」「わからなくても面白い本は面白い」ということを体感します。そうしますと、「わからない外国語」に対する「心理的障壁」がぐっと下がって、それが英語以外の外国語に対しても効果が出てくるのかもしれません。

外国語を眺めてるだけで楽しいとか、わからなくても音だけ聞いてみるとか、今までの語学学習には全くなかった発想です。ちゃんと単語を覚えて、文法を覚えて、単語や文法を習得するために作られた文章を覚えて、ひとつひとつ理解していって、わかるようになってから一般の本へ進んでいく、というのが今までの語学学習でした。しかし一般の本や映画などにたどり着くのはものすごく大変なことでした。それが、わからなくてもなんでも、とにかくその言葉で書かれたものを眺めてみるとか音を聞いてみるとかの積み重ねで言葉を獲得できれば画期的なことです。

わからない言葉を読んで「楽しい」と思うのは、多読未経験者からすると奇妙なことです。確かにこの広場ができた頃にはYLの低い、やさしい素材を探すのが大変だという嘆きが多く、なかなか効果を上げることができませんでした。実際、その当時は私もよく知らない言葉で「楽しい」という感覚を持つのは大変だと思っていました。そもそもわからない言葉を見て「楽しい」と思うなんて考えられないことではありませんか。
しかし最近この広場がにぎわってきて、わからない言葉でも「楽しい」という雰囲気が広がっています。多読で語数を重ねた人が増えて、外国語に対する「心理的障壁」が下がったこと、優香さんや慈幻さんのマンガ多読が効果を上げたことで、英語以外の言葉も「楽しい」という雰囲気を盛り上げたことがあると思います。

わからない言葉が「楽しい」というのは、今までの常識からすると考えられないことです。しかしその常識を捨て去って、「わからなくても楽しいものは楽しい」という発想に切り替えることができると、多言語の習得が進むのです。


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