プチ・ニコラ+αでフランス語15万語通過

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930. プチ・ニコラ+αでフランス語15万語通過

お名前: 杏樹
投稿日: 2005/6/19(01:43)

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みなさま、こんにちは。

報告が少々遅れましたが、6月5日にフランス語15万語通過しました。
これもみな「プチ・ニコラ」のおかげです。
「プチ・ニコラ」で4万語通過してすぐシリーズを買い揃えました。

「Le Petit Nicolas et les Copains」(22000語)
「Le recres du Petit Nicolas」(24000語)
「Les Vacances du Petit Nicols」(27000語)
「Les Petit Nicolas a des ennyuis」(26000語)

理解度が急に上がったとかいうことはないのですが、最初の1話を読んだときよりも内容がわかるようになってきた気がします。わかるようになった単語もあります。
しかし、ちょこっと反則業も使いました。
「Les Vacances du Petit Nicols」の途中で辞書を導入したのです。ハンディタイプで持ち歩けるヤツ。多読前はこういう辞書で英語や中国語の本と格闘してました。普段本を持ち歩いているのと、大きい辞書より目的の単語にたどり着きやすくて引きやすいからです。
この反則技を取り入れた言い訳の一つとして、フランス語は英語のようにレベルに応じた本を大量に用意することができないので、自然にステップアップして言葉を獲得していくことが難しいからです。

そして辞書引き読書の成果はというと…。
知らない単語だらけなので、引いてると読むのにとても時間がかかります。辞書引き読書が続かない理由には、スピードが出ないということがあります。ただ、プチ・ニコラはそれでも楽しく読めたのでなんとか進みました。でも時々面倒になって引くのをやめて前へ進んだりします。そのへんは自分で判断しました。辞書を引きたくなくなったら無理をしない。
また、ちょっとした単語がわかって何をいってるかわかった!ということもありますが、いくら単語を調べてもわからない文章がわかるようになるわけではない、ということも多々ありました。これは多読前に辞書引き読書をしたときに感じたことと同じです。語学学習では知らない単語が出てきたら辞書を引かなくてはならないという指導をするものですが、文章が理解できる語学力がないと、単語だけ調べて理解度が上がったりすることはありません。
もし単語を調べるだけで本が読めるようになるものなら、どんな未知言語でも辞書さえあれば読めるはずではありませんか。でも実際は未知言語は辞書だけでは読めるようにはなりません。
「プチ・ニコラ」は辞書を引いてもわからなかった…という結果になっても、それでも読みたい気持ちになる本だったから辞書引きを続けてみました。

英語の本でレベル3の小学生の学校生活には飽きてしまいましたが、プチ・ニコラは飽きません。やっぱりフランスの雰囲気が感じられるのがいいようです。ですからフランス語の多読にはフランスで書かれた本を探したいと思います。「MTH」もフランス語版があるのがわかりましたし、内容がわかるから読むのにいいかもしれないと思いますが、フランスの話じゃないので今のところ見送ってます。

それから、「プチ・ニコラ」のイラストレーターが書いた本。
「ames soeurs」(2862語)
イラスト中心の小さい本ですが、内容は大人向け。字も小さいです。
これも辞書を持って読みましたが、引く頻度は「プチ・ニコラ」よりはるかに低かったです。それはやさしかったからではありません。ずっと難しかったです。そこで気がついたんですが、「プチ・ニコラ」だとここを辞書で引けばわかるんじゃないか、と思える程度に内容がつかめてることが多かったんです。だからこそ未知単語が気になって調べたくなったんです。こちらの本はわからなさすぎて辞書を引く気にもなりませんでした。何が書いてあるのかほとんどわかりません。でもやっぱり本をながめているだけでフランスの雰囲気にひたってしまうのはどうしてでしょう。

あとは、ヤフオクでフランス語の絵本をいくつか落札しました。絵本といってもやはり読みやすいわけではありません。ただ、絵を見てわかる度合いが大きいというだけで。でも比較的やさしい、語数の少ない絵本がアマゾン・フランスに注文するよりもはるかに安く手に入りました。

その他では以前に買って積んでおいた「En Bretagne」。
4万語報告で紹介したアーサー王の本と一緒に買った同じシリーズです。ブルターニュ地方の案内です。難易度は「プチ・ニコラ」とあまり変わらないような気がしました。なにしろブルターニュ地方ですから、ウキウキして読みました。アーサー王伝説の残る森、謎の巨石、独特の風俗。いいな〜〜〜〜、ブルターニュ…。
そこでハタと気がつきました。買ったときはこの本はさっぱり手が出なかったはず。けっこうわかったような気になって読んだということは(気のせいの部分もありますが)、ちょっとは理解度が上がったということではないかと…。

ここで旅行に出てしまったので、多読は中断してます。
そして、これからどうしようかというのが問題です。
「プチ・ニコラ」は読んでしまったので、読む本がなくなってしまったのです。とりあえず、「プチ・ニコラ」の1冊目をもう一度のぞいてみて、内容がもっとわかるようになるか試してみたい気持ちはあります。あとはやっぱりマンガを探したほうがいいかもしれません。でも辞書を引かなくても読むのに時間がかかるので、英語も中国語も読みたいからフランス語にばかりかかりきりになってられないし…。
今はインドネシアで買ってきた英語の本を読んでます。インドネシアで英・日・仏3ヶ国語ガイドを仕入れてきたのでこれも役に立ちそうです。

それから、難波オフで慈幻さんから「絵で見るフランス語」(その他の言語も)シリーズを見せてもらいました。これはすっごい役に立ちそうです。多言語をめざすみなさんにおすすめします。

それではこれからどうなるか不明ですが、このへんで…。


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