論考に対する若干の考察

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928. 論考に対する若干の考察

お名前: showatch
投稿日: 2005/6/12(01:04)

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慈幻さん、みなさん、こんばんは。showatchです。

部分反応のみします。

〉●「周辺認識」の積極的利用の可能性について

 (…途中略…)

〉これで、仏語の語彙認識率の向上が、独語で向上し始めた50冊よ
〉りも早い段階で起これば、「ながら聞き」・「眺め読み」といっ
〉た「周辺認識」(サブリミナル入力)による「語数水増し」が
〉可能と言うことになり、多読にとっても非常に面白いことになる
〉のではないかと思ってます。

面白い仮説だと思います。

でも、慈幻さん自身がすでに西語を既にある程度解される以上、
独語よりも仏語の語彙認識率の向上が早い段階で起こっても
周辺認識による語数水増し効果が証明されたことにはならない
と思います。貴重なデータにはなるでしょうが。

解決策としては、実験材料となってくれる他の人に委ねるか、
語彙的に共通性の薄い他の言語を選ぶかだと思います。
露語あたりでしょうか。適当な素材があるか分かりませんが。

〉●音読の効用について

 (…途中略…)

〉 従って、「音読」に関しても、

〉1 理解や暗記を無視した大量「音読」の実施
〉2 適性や好みに応じた教材の選択

〉という「多読」と同じ方法論が有効と予想されます。

この点には強く同意します。
特に2の適正や好みを無視した一律な教材の押し付けは
むしろAffective Filterを発生させている可能性が高いです。

 (…途中略…)

〉 これらのことを総合的に勘案するならば、

〉1 「黙読」で100万語読む
〉2 BGM代わりのながら聞きで100万語「聞く」
〉3 Listening-Readingで100万語「聴く」
〉4 自分の好きな本で「音読」で100万語読む

〉という順番で実施するのが適切なのではないかという仮説を立てたいと
〉思います。

この仮説も非常に面白いと思います。

現状でこの仮説の実験台になろうとした場合には、
黙読用の100万語の素材はSSS書評等を活用すれば問題ないし、
音読用の100万語の素材は対象が好きな本なので問題ないでしょう。

でも、ながら聞きの100万語やListening-Readingの100万語は、
素材についての情報がまだまだ不足していると思います。
最近は朗読CDつきのGRもあるし、BBC Big ToeやAudible等を
利用すればかなり豊富ではあるが、何がどのレベルかなど、
初心者には選択が難しい状況にあるといえます。

また、L-Rと音読の間には大きな壁があると思います。
それは、この段階で初めて音をだすことを求められる点です。
緩和策として、この3と4の間に、シャドーイングで100万語「呟く」
あたりを入れるのが適当ではないでしょうか。

〉 現在、この仮説に基づき、“Think and Grow Rich”というペーパー
〉バックの音読をはじめ、現在、半分近くまで来ています。

〉 このまま100万語まで気長に続けると、はまこさんやシュリーマンの
〉ような劇的な効果が現れるのか、今から非常に楽しみです(笑)

私も楽しみです。
劇的に進化した慈幻さんを見たいです。(笑)

以上、勝手な意見ですが述べさせていただきました。

ではまた。

PS: どっかに完成したSSSの歌を載せてくださいな。
  あんな笑える題材を広めないのはもったいないよ。
  聞きたかったら難波オフ会においでというのは、ちょっと酷だと思う。


▲返答元

▼返答


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