漫画の文法−手塚治虫は偉大です(笑)

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873. 漫画の文法−手塚治虫は偉大です(笑)

お名前: 慈幻 http://mayavin.txt-nifty.com/labotadoku/
投稿日: 2005/4/29(09:55)

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どうも慈幻です。

〉慈幻さん、こんにちは。
〉ドイツ語マンガ200冊達成おめでとうございます!
〉一定の成果を上げることができてよかったですね。

お礼のお言葉、どうも有難う御座います。

〉〉ただ、日向さんの状況を聞いていると、この漫画多読の方法論は
〉〉まだ荒削りであり、とても万人向けと言えるものにまでなってい
〉〉ません。
(中略)
〉〉その意味では、全くの多読初心者に、いきなり漫画多読を薦めた
〉〉として、果たして何人が実践できるかと言うと大いに疑問です。

〉ということは、マンガを読むのが好きかどうかにもかかってくるのではないでしょうか。すでに日本語で覚えるほど何度も読んでいる、ということはマンガが好きでないと…。ただ、「万人向け」でないにせよ、マンガが好きな人、という注釈をくっつけておけば、適用範囲はけっこう広いのではないかと思います。

仰るとおり、その人が漫画を読むのが好きかどうかは非常に大きな意味を
持つと思います。

〉それから余計な心配なんですが、多読に用いるマンガは日本のマンガの翻訳が望ましいということも周知が必要な気がします。私はマンガが好きですから、マンガにもいろいろ種類があるのがわかっています。でも英語でも「マンガ」でひとくくりにしてアメリカン・コミックやスヌーピーに挑戦して挫折してしまう人もいるようです。日本のマンガが外国のものより絵に動きがあって視覚的に内容をつかみやすいので、多読には日本のマンガから入ったほうがいいと思います。
〉今日図書館で中国語のマンガ雑誌を見かけました。中を開いたらほとんどカートゥーンでした。コマのあるものもありましたが、1ページ程度の短いもので、ストーリーマンガではありません。
〉マンガ多読を目指す人には、ストーリーのある日本のマンガが一番読みやすいことを広めておきたいと思います。

確かに、「映像で語らせる」という表現技術にかんしては、日本の漫画が
一番発達していると思います。

その意味で、映画やアニメを参考に、「動かない漫画」で「映像で語らせ
る」表現技術=「日本独自の漫画文法」を構築した手塚治虫はやはり偉大
だったなあと、独語版漫画多読を行っていてひしひしと感慨を感じました。

〉〉また、この方法論にはもう一つ大きな問題があります。
〉〉それは、漫画多読の最大の敵は資金であるということです(爆)

〉あうう〜…私もアマゾン・フランスでマンガを検索して、値段で腰が引けました。

まあ、この辺は初期投資と割り切ってます。

英語も徐々にですが、アカデミックなものが読めそうなレベルへと向けて
じりじりとレベルを上げているところですので、独語や仏語もそちらへ向
けてゆっくりと、しかし着実にレベルを上げていこうかと。

それに、「漫画や児童書を大量に読んだことで、英・独・仏の哲学書が
読めるようになりました」とか言ってみたいですね(笑)

〉〉(とは言え、ドイツ語の絵本となると、ハードカバーの本が多く、
〉〉 かつ、1冊辺りの語数がそれほどでないため、恐らく、絵本多
〉〉 読をするとなると、もっと割高になる可能性が高いですが… )

〉それは言えてるかも。絵本は高いですからね〜。

高いです。純粋に絵本だけでやろうと思ったら、漫画多読のさらに1.5倍
くらいかかるのではないかと。

〉〉次に、別の言語での検証です。具体的には、仏語漫画多読を始め
〉〉ようかと考えています。英語以外の言語では、比較的仏語の漫画
〉〉や児童書が入手しやすいということと、人文系の学問において重
〉〉要な言語は、英・独・仏であるという非常に単純な理由ですが。

〉今度はフランス語!追い抜かされてしまいそう。(1万語も行かないで止まってますので、すぐ追い越せます)
〉成果を楽しみにしています。

〉それでは、多言語マンガオフを楽しみにしています。

了解です。

以上、用件のみですが、今回はこれで失礼します。


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