Re: ドイツ語100万語

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/9/29(05:48)]

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[♪] 795. Re: ドイツ語100万語

お名前: 酒井@快読100万語!
投稿日: 2004/11/14(16:47)

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yksiさん、ひさしぶりです!

〉11月13日にドイツ語100万語に達したので報告します(50万語通過
報告後5ヶ月)。

おおー! すごい!!
杏樹さんの100万字に続く快挙!!!

〉50万語報告後に読んだのは、
〉・マンガ49冊: 24.4万語
〉One Piece: 42冊(内18冊は、約4ヶ月空けての再読)、Maison
IKKOKU: 3冊、Detektive Conan: 3冊、Ranma1/2: 1冊
〉・Magische Baumhaus(magic treehouse)シリーズ13冊: 8.3万語
〉(内7冊は、2ヶ月空けての再読、6冊はさらに5ヶ月空けての再々読)
〉・YL3以下の本12冊: 3.6万語
〉Frosch und Kroete(2回)、Nick Nase (Nate the Great: 7冊分)他
〉・YL3〜7の本3冊: 13.7万語(DahlとHarry Potter)
〉Der fantastische Mr. Fox(再), Charlie und die Shokoladen Fabrik, Harry Potter(1巻:再)
〉ですから、マンガへの依存度がかなり高くなっています。

mangaの効果はどうでしょう?
確かめられれば、世界中で外国語獲得がmangaを軸に行われる?

〉YL1以下の易しい本は高価なため、なかなか手が出せませんが、Ravensburger社のLeserabeシリーズは3水準(YLで0.8, 1.5, 2.5くらい)
あり、ドイツ語の多読入門用としてよいのではと思います(ただし、全て
ハードカバーなので、1冊800円程度と割高)。

〉この間、7〜8月は完全に停滞しました。読める易しい本が無い(月間
の本代を使いすぎて問題に?)、英語の児童書(ファンタジー)にハマっ
てしまって、ドイツ語を読む時間が無い(と言って英語に逃げたのが正直
なところか?)。

ここ、ぼくはうれしかった!
逃げる先が「英語」! うれしーなー!!

〉停滞脱出に効果があったのは、慈幻さんに紹介してもらった"Das
grosse Buch von Frosch und Kroete"(Frog & Toad:4冊分が1冊に詰まっ
ていてお買い得)、"Nick Nase, der grosse Detektiv", "Nick Nase, der Detektiv fuer alle Faelle"(それぞれNate the Great:3冊分)等の作品
(英語からの翻訳でYLが低め)と、マンガ(One Piece)とMBの再読でし
た。とくに、MBとOnce Pieceは、1冊ずつペアで読むと約1万語となり、
ペースメーカーにちょうど良いと、10月の通勤電車ではこの組み合わせで
通していました。

「ガマくんとカエルくん」はあちこちで役に立ってますねえ。

〉また、停滞期にも断続的に聞いていたHarry Potterの朗読も、効いたの
ではないかと想像しています(この期間、通勤電車では聴き取れないドイ
ツ語を聞き流しながら英文を読んでいた)。7ヶ月振りに読んだHarry Potter(1)は、前回の理解度2割から4割くらいに上昇した感じ。また、再
読と平行して聞いていた朗読は、ところどころ、聴き取れる部分が出てき
ました(これは嬉しかった)。聴いていただけでは、なかなか聴き取れる
ようにならないのに、理解度が低くても通して読むと、一部ながら聴き取
ることができるようになったという感じです。何度聞いても、また、分かっても分からなくても気にならないHarry Potterの朗読は、ありがたい作品
だと思います。また、個人的には、20年来、「多聴から多読へ」の流れ
が自然で効果的と考えてきましたので、「多読から多聴へ」または「多読
と多聴を平行して」進めた方が、進歩が早いという体験も、かなり新鮮です。

「多読から音へ」または「多読と音」はこれからの研究課題です。
報告をありがとうございました。

〉マンガでは、私にはOne Pieceが一番読みやすいです(コナンは難しい。
めぞん一刻は絵が古い)。たぶん文章よりもストーリー(単純で常識はずれ)が合うのでしょう。新作もよいテンポで発売されるようなので、高価
な絵本の代替品として使っています。日本のマンガは高品質で、セリフを
読まなくても十分楽しめてしまうのが欠点ですので、ゆっくり(全てのセ
リフを付き合って)進めるようにしています。

ははー・・・ そうか、高品質なんですね?
でも、セリフにつきあえば、それだけ吸収率はいいはずですね。

〉この半年で、多読をやってきて最もよかったと思ったのは、「分からな
いところはとばす」
〉スキルが身についたことだと再認識しました。英文多読で身につけた
読み飛ばしのスキルは、ドイツ語でも自然に使えます。たぶん、他の言語
でも . . .

分からないところを飛ばすだけで、どれだけたくさんの人が外国語を
楽しめるようになるか・・・ ぜひたくさんの人に知らせたいと思います。

〉日本語では誰もが当たり前に行っている読み飛ばしなのに、日本の
(学校の)外国語学習では否定されています(「そんなやり方では、
読めるようにならない」と、教員も学生・生徒も思い込んでいる)。
不幸な現状を、なんとか、変えないといけませんね。

特に知らせたいのは若い人たち!
無駄な時間を使わせたくないですね。

これからもよろしく!


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