ドイツ語100万語

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794. ドイツ語100万語

お名前: yksi
投稿日: 2004/11/14(15:26)

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11月13日にドイツ語100万語に達したので報告します(50万語通過報告後5ヶ月)。

50万語報告後に読んだのは、
・マンガ49冊: 24.4万語
One Piece: 42冊(内18冊は、約4ヶ月空けての再読)、Maison IKKOKU: 3冊、Detektive Conan: 3冊、Ranma1/2: 1冊
・Magische Baumhaus(magic treehouse)シリーズ13冊: 8.3万語
(内7冊は、2ヶ月空けての再読、6冊はさらに5ヶ月空けての再々読)
・YL3以下の本12冊: 3.6万語
Frosch und Kroete(2回)、Nick Nase (Nate the Great: 7冊分)他
・YL3〜7の本3冊: 13.7万語(DahlとHarry Potter)
Der fantastische Mr. Fox(再), Charlie und die Shokoladen Fabrik, Harry Potter(1巻:再)
ですから、マンガへの依存度がかなり高くなっています。

YL1以下の易しい本は高価なため、なかなか手が出せませんが、Ravensburger社のLeserabeシリーズは3水準(YLで0.8, 1.5, 2.5くらい)あり、ドイツ語の多読入門用としてよいのではと思います(ただし、全てハードカバーなので、1冊800円程度と割高)。

この間、7〜8月は完全に停滞しました。読める易しい本が無い(月間の本代を使いすぎて問題に?)、英語の児童書(ファンタジー)にハマってしまって、ドイツ語を読む時間が無い(と言って英語に逃げたのが正直なところか?)。

停滞脱出に効果があったのは、慈幻さんに紹介してもらった"Das grosse Buch von Frosch und Kroete"(Frog & Toad:4冊分が1冊に詰まっていてお買い得)、"Nick Nase, der grosse Detektiv", "Nick Nase, der Detektiv fuer alle Faelle"(それぞれNate the Great:3冊分)等の作品(英語からの翻訳でYLが低め)と、マンガ(One Piece)とMBの再読でした。とくに、MBとOnce Pieceは、1冊ずつペアで読むと約1万語となり、ペースメーカーにちょうど良いと、10月の通勤電車ではこの組み合わせで通していました。

また、停滞期にも断続的に聞いていたHarry Potterの朗読も、効いたのではないかと想像しています(この期間、通勤電車では聴き取れないドイツ語を聞き流しながら英文を読んでいた)。7ヶ月振りに読んだHarry Potter(1)は、前回の理解度2割から4割くらいに上昇した感じ。また、再読と平行して聞いていた朗読は、ところどころ、聴き取れる部分が出てきました(これは嬉しかった)。聴いていただけでは、なかなか聴き取れるようにならないのに、理解度が低くても通して読むと、一部ながら聴き取ることができるようになったという感じです。何度聞いても、また、分かっても分からなくても気にならないHarry Potterの朗読は、ありがたい作品だと思います。また、個人的には、20年来、「多聴から多読へ」の流れが自然で効果的と考えてきましたので、「多読から多聴へ」または「多読と多聴を平行して」進めた方が、進歩が早いという体験も、かなり新鮮です。

マンガでは、私にはOne Pieceが一番読みやすいです(コナンは難しい。めぞん一刻は絵が古い)。たぶん文章よりもストーリー(単純で常識はずれ)が合うのでしょう。新作もよいテンポで発売されるようなので、高価な絵本の代替品として使っています。日本のマンガは高品質で、セリフを読まなくても十分楽しめてしまうのが欠点ですので、ゆっくり(全てのセリフを付き合って)進めるようにしています。

この半年で、多読をやってきて最もよかったと思ったのは、「分からないところはとばす」
スキルが身についたことだと再認識しました。英文多読で身につけた読み飛ばしのスキルは、ドイツ語でも自然に使えます。たぶん、他の言語でも . . .
日本語では誰もが当たり前に行っている読み飛ばしなのに、日本の(学校の)外国語学習では否定されています(「そんなやり方では、読めるようにならない」と、教員も学生・生徒も思い込んでいる)。不幸な現状を、なんとか、変えないといけませんね。


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