90万字通過

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747. 90万字通過

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/10/23(00:16)

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中国語90万字通過しました。
100万字が目前ですのでひっそりと報告を…。

75万字以降に読んだ本は

「大狗喀[口拉]克拉的公寓」(23000字)
児童書です。これは割合読みやすかったです。でもなんか、内容がイマイチ得心できないような…。
7階建ての家がありました。緑の階、青の階、赤の階…と皆色が違います。その家の名前は「空」です。つまり空家でした。そこへ大きな犬の喀[口拉]克拉が住み着きます。あるとき小さなウサギの枕がやってきます。きれいな子守唄を歌ってくれます。しかしその枕は別の枕を連れてきたら、もっとうまく歌を歌って、大犬がそれを聴いて喜ぶのを見て、自分はもういらないんだと家を出て行きます。
始めは「枕?どういうこと?」と思いました。
そこからいろいろな動物のお話が展開されます。
大犬はウサギの枕を探しますが見つかりません。その代わり子犬を見つけて家に連れて帰ります。
ネズミのお母さんと三つ子たちとか、熊さんの誕生パーティーとか、恐ろしい歌を歌って行進してくる狼とか。
ところどころじーんとなるエピソードもあるのですが、結局バラバラな内容に感じられて「よーわからん」という印象になってしまいました。
また、カラフルなイラストがたくさん入っていますが、内容にあまりつながらなかったりよくわからない抽象的な絵だったり。
やっぱり児童書はよーわからん。

「儒林外史」(28000語)
子供向けに書き直された古典です。50万語前に読んで投げた本です。読む本がなくなってきたので再挑戦してみました。すると、少々難しかったものの前より内容がわかって読み進めることが出来ました。わかりにくいところはというと、言葉よりも内容のようです。特に決まった主人公を定めないで、まずAという人物がいるとすると、AがBという人物に出会います。そして二人が別れた後、AではなくBの方を追っていく内容になります。さらにCという人物があらわれてそちらの話になり、そうこうするうちにAが再び現れたり。

そうしたらネット書店で注文した本が届きました。歴史や古典がいっぱい♪
子供向けでこれだけの本があるのかと感心。

「金色伝説奇境」(14000語)
ピンインつき。上海書城で買った「金色神話世界」と同じシリーズだと知って即購入。「神話世界」がやさしくて読みやすかったので。
中国でよく知られたお話が入っています。「孟姜女」「白蛇伝」「花木蘭」など。「牛郎織女」もありますが、知っている内容とちょっと違う…。日本では牽牛と織女がラブラブになって仕事をほっぽり出したので罰を受けた、という内容ですよね?(私の記憶がゆがんでる?)でもこの本では、織女は西王母の孫で、人界へ来て牛郎の妻になり平和に暮らします。しかし天界から迎えが来て、織女は無理矢理連れ去られます。郎は必死で追いかけますが、西王母が二人の間を水でさえぎってしまいます。二人はその後、年に一度だけその水を越えて会うことが許されました。…という話になっています。
どのお話も面白くて読みやすかったです。
同じシリーズで「金色寓話王国」という本もあります。パンダ読みに置いてます。

「ワンピース」3巻(11000字)
showatchさんがなぜか中国語をやってるわけでもないのにブックオフで購入したという…。
raquelさんが1巻を貸してくれて読みましたが、今回3巻からしかないので、2巻はマンガ喫茶で日本語で読みました。これもシマウマ読みになるのでしょうか。

「唐詩故事」(23000字)
ピンインつき。唐詩や唐代の詩人にまつわるエピソード集。唐詩に興味があるなら絶対おすすめ!(…私以外に誰がいる?)とってもおもしろかったです。特にこの時代の固有名詞や官名など読み方を知らない字がよく出てきますので、ピンインがついてるのがありがたかったです。内容に何の関係もないカットがついているのはナゼ…?

「中国童話」(46000字)
ヤフオクで落札した本です。中国語学習のカテゴリに学習書に混じっていたのを見つけました。中国の昔話集です。ピンインつき。総字数は多いですが、一つ一つのお話は短くて読みやすいです。おもしろくてどんどん読めました。イラストがたくさん入っていて理解の助けになります。このイラストがなぜかマンガっぽい絵。横山光輝か諸星大二郎か、みたいな。

こういう本を読んでみると、やはりわかりやすい本をどんどん読んでいく、というのはいい方法だと思います。難しい本を四苦八苦して時間をかけて読むより、やさしい本の方がたくさん読めますし、たくさん読めばそれだけ蓄積になるし読み終わった時も満足感があります。

この調子で100万字まで突っ走ります。
通過本はどうしようかと思っていますが、薄い本があまりなくて字数の多い本が多いので、気がついたら越えてた、ということになりかねないなーとも思います。


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