名詞の性と翻訳

[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/9/29(06:55)]

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651. 名詞の性と翻訳

お名前: 慈幻 http://www.memorize.ne.jp/diary/96/28454/
投稿日: 2004/7/24(14:32)

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どうも慈幻です。

英語に比べて、独語の方はすごくゆっくりですが、気長に続けています。

優香さんに薦められて始めた独語版漫画多読ですが、

「ザールブルグの錬金術師」の独語版 全5巻
「スプリガン」の独語版 1〜2巻
「ベルセルク」の独語版 1〜4巻

を読了し、多分、1万語は通過したと思いますが、語数を数えるのは止め
たので、詳細は不明。

ただ、ジャンルがジャンルだけに、「竜退治」・「材料採集」・「古代ヘ
ブライ語」・「斬る」・「殺す」など、非日常的語彙しか増えないので、
試しに絵本を読むことに。

そこで、Arnold Lobelの「Frog and Toad」の独語版を読みました。分か
らない単語は一杯ですが、それまでに読んだ独語版漫画に比べれば見慣
れた単語があるし、英語で読んだ話ばかりですから、絵と見知った単語
を拾うだけで筋が追え、最後まで読み通すことができました。

ここの掲示板で、FrogがFrosch(男性名詞)、ToadがKroete(女性名詞)
と翻訳されていることは知っていましたが、私の頭の中では両方とも雄、
二人の関係は親友というイメージが出来上がっていたので、Froschと
Kroeteが雄と雌というのは非常に違和感を感じました。

何より衝撃的だったのが、両者を異性と見做すと、イラストも文章の内
容も英語版と全く同じでも全然違う印象を受けるということです。もっ
とも、中には、意図的に翻訳しかえていると思われるお話もありました
が…(笑) 

同じ話でも翻訳によって違う印象を与えられるという好例ではないかと。

ちなみに、試しにMagic Tree Houseの独語版を開いてみたら、意外に読
めそうだったので、暫くはMagic Tree Houseを読みつつ、引き続き独語
版漫画にも挑戦する予定です。

今後の予定としては、英語児童書の独語版と漫画の独語版で30万語く
らい読み、徐々に独語の児童書へシフトして行こうと考えています。

現時点での児童書第一候補は、TKKGシリーズという少年探偵団モノと
思われるシリーズです。100冊以上出てる人気シリーズのようなの
で多分それなりに楽しめるでしょう。

以上、用件のみですが、今回はこれで失礼します。


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