ドイツの児童書

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487. ドイツの児童書

お名前: KYO
投稿日: 2004/1/21(21:56)

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Yuiyuiさん、KYOといいます。
大変遅いレスですが、ドイツ語の児童書をおさがしということで書きます。

私が存じ上げているドイツ児童文学の翻訳家に松沢あさかさんという方がいらっしゃいます。
その方が訳されたドイツの児童書の原本を読まれてはいかがでしょうか? 
何冊かいただいて読んだのですが、翻訳書としてはどれもおすすめできるよい本ばかりです。
比較的易しいものと、児童書でもかなり難しい大部のものがあります。
アマゾンで「松沢あさか」と検索窓に入れると、30冊近くヒットします。

英語版の「星の王子さま」は読んだことがあります。
最近、英訳の新訳が出て、以前の訳よりやさしくなったようです。
(一応新訳も持っています、持っている朗読CDがこちらのものなので)
私が読んだのは旧訳なのでちょっと古めかしい言い方かなと思うところもありますが、
古いのほうがなじんでいて好きです。
読みやすさレベルは3ぐらいかなと思いますが、内容がかなり哲学的ですよね。
そのためわかりにくいということではないかと思います。

エーリッヒ・ケストナーは『点子ちゃんとアントン』『ふたりのロッテ』など
子どものころ読んですごく好きでした。
子どもたちが読まないかなと思って岩波少年文庫の翻訳を買っておいたのですが、
何かを確認しようと再読したとき、地の文が現在形で書かれていたのでビックリしました。
「これは○○です」「〜しています」などという日本語が並んでいて、
ドイツ語の原文がそうなのかなと思いました。

ドイツ史専攻だったので、大学時代は欧日協会(いまのあるんでしょうか)でドイツ語会話を
2、3年ほどやって日常会話ぐらいはできるようになってたんですが、
もうすっかり忘れました。今はラジオのドイツ語講座を聞いても何が何だか。
ドイツ語は発音は英語ほど難しくなくていいですよね。

確か『笑いを売った少年』という日本語訳で出ている本の原本もおもしろそうです。
子どものころ夢中になって読んだお話だったのですが、
ドイツではかなり有名でテレビドラマ化などもされているそうです。

そうそう、もうご存知かもしれませんが、
ドイツではセーラームーンが大人気だそうですよ。(松沢さんからの情報)
ドイツは思ったより保守的なお国柄で、女の子がヒーローという漫画は珍しそうです。
ドイツ語版セーラームーンがあるはずです。
他の漫画のバイリンガル版をアマゾンで調べたときに一緒にヒットしました。

ということでお役に立つかどうかわかりませんが、書いてみました。
ドイツ語ではHappy Reading はどういうのでしょう。
もうそんなこともわからないのですから、すっかり忘れたということですね。

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