[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/24(02:22)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2003/11/25(01:05)
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ばつきちさん、こんにちは。
私は大学時代東洋史を専攻していて歴史が大好きなんですよ。どの時代が専門ですか?私の本来の専門は古代中央アジアですが、中国なら唐代が一番得意です。漢文史料も多読で読めるようにならないかと思っています。訓読ではなくて語順のまま中国語で読めたらなーと思っています。
最近は初級の教材がたくさん出ていて充実しているようですが、どれも似たり寄ったりで「読んで面白い」とはいかないですね。おまけに中級になると教材自体が少なくなります。
〉わたしは専門の中国書は、だいたい 上海学術書店から通販で買ってます。
〉一度登録すると、毎月大量の目録が送られてきます。日本で購入する場合、
〉一番良心的な価格で販売してくれてる本屋さんだと思います。
〉通販なので中身は確認できませんが。実際に手に取り選ぶなら、東京ならば
〉神保町の内山や東方に行くしかないでしょう。ただし、ここはめちゃ高いです。
〉大阪にも東方はあったと思います。もう、10年以上前に一度行ったきりなの
〉で場所などは、曖昧ですが。
〉 上海学術書店のメールアドレスは sabcojpn@mxh.mesh.ne.jp
〉 URL http://www.shanghaibook.co.jp
ありがとうございます。そういう通販の方法があるんですね。でも学術書店となると、児童書や絵本などはありますか?
〉あと、最近はネットの「書虫」も利用することがあります。
ここで児童書をまとめて注文したら、何ヶ月もたってから「入荷できるかどうかわかりません」といういい加減な答えしか返ってこなかったので、利用をやめました。
〉面白かったという探偵小説は、たまたま大学の図書館でみつけました。
〉『中国偵探小説之宗匠 −程小青 』 南京出版社 1994年
〉のなかの 程小青「案中案」
〉 陸澹安「棉里針」と「夜半鐘声」 です。
〉これらは、コピーをとってますので、コピーで良ければお貸しできます。
程小青って聞いたことがあります。見てみたいですが、果たして読めるかどうか…。
〉程小青は1920〜30年代に、上海で活躍した作家で、「霍桑」という探偵
〉を主人公にした推理小説を書いてます。ホームズシリーズの翻訳もして
〉いて、ホームズの影響を大きく受けているようです。
〉陸氏の方は「李飛」という少年探偵を主人公にしたもので、学園推理
〉ものといった感じでした。
〉大学図書館には、『霍桑探案集』があるようなので、今度借りだしてこよ
〉うと思っています。
少年探偵なら少年向け、つまり児童書でしょうか?
〉杏樹さんも、近くの大学図書館を利用できればいいですね。
〉あと、国会図書館のアジア関係書籍が関西館へ移転しましたよね。
〉一度のぞいてみてはいかがでしょう。
一応知っているんですが、遠いし日曜休館なので行きにくいんです。
なんであんな不便なところに作ったんでしょうね。土地が安かったから?
中国語の中級の壁は厚いですね。何をやっても手ごたえがないような…。私も多読で打開できないかと思っています。
武侠小説は金庸の「書剣恩仇録」だけ読んだことがあります。映画を見て面白かったので、映画と重なるところだけわかりました。でも闘いの場面は技の説明が確かにちんぷんかんぷんでした。きっと作者の創作なので、イメージで作っただけの技があるのかもしれません。今NHKラジオでやはり金庸の「射雕英雄伝」の購読をしています。解説がないとわかりません。
それでは…。
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