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2153. Re: Fliegen lernen と Learning to Fly と 空の飛びかた
お名前: こるも http://colcobiyori.blog22.fc2.com/
投稿日: 2012/1/9(15:21)
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ミッシェルさん、najagutさん、こんにちは。
najagutさん、LRの情報、ありがとうございます。
最初のうちは本選びが大変なので、このような情報はとても役立ちます。
〉〉〉Sebastian Meschenmoser の Fliegen lernen (ISBN:9783480220670)
〉英語ってシンプルで美しい言語ですね。
〉出だしの1頁目の文章はドイツ語に比べるととても簡潔でした。
〉# Last winter, I found a penguin.
〉#
〉# He told me he'd been flying.
〉# But... penguins can't fly.
簡潔でいいですね。
〉これが、元のドイツ語なんですけど、長い長い…(汗
〉# Ich war ueberrascht, als ich erkannte, dass es
〉# ein Pinguin war.
〉#
〉# Er sei bruchgelandet, meinte er, aber ich
〉# wusste zu entgegnen, dass Pinguine - und
〉# er war schliesslich einer - nicht fliegen.
なっがー!
でもこのしつこさが、ドイツ語?
〉こるもさんが以前、ドイツ語って全部言わないと気が済まない言語〜と
〉おっしゃっていた意味がわかったような気がします。
〉誰が発言しているか、その発言に対して誰がどう思っているか…まで
〉きちんと表現してますもんねぇ。
〉英語だと But...というだけで、「私」の気持ちが表現できちゃう(?)のに。
ドイツ語って、誤解を受けないように
(あるいは揚げ足をとられないように?)
ぜーんぶ説明するのが好きなのかなぁ?
Nate the Grateという英語の本、原文はハードボイルドチックで
一文がすごく短いのですが、ドイツ語版は倍くらいの長さです。。
〉ちなみに、日本語翻訳はこんな感じみたいです。
〉# ある日、散歩の途中、わたしは1羽のペンギンにひょっこり出くわした。
〉#
〉# 空から落っこちたんだよ、とやつは言った。
〉# でも、ペンギンが — やつはどうみてもペンギンだった —
〉# 飛べないことぐらい、わたしだって知っていた。
〉3冊ともその言語ならではの雰囲気があってイイですね。
日本語も、うまいこと訳していますね。
〉意外と英語よりも日本語の方が、ドイツ語に近い?のも不思議な感じです。
〉(翻訳の考え方が違うからなのか、言語の影響なのか、どうしてなんでしょう)
日本語の翻訳は、なるべく原文に忠実なように訳しているのではないかなぁ、
と思います。
英語原作のドイツ語訳、ものにもよりますが、原文に書いていないことまで書いてあったりして。
読み比べるのも面白いですね。
〉この本は、フランス語版も出ているのですが、さすがにその出だし部分を
〉味わえるフランス語力がない…どころかググって最初の一行を見つけることすら
〉できませんでした。
〉フランス語版がドイツ語版に近いのか、英語版に近いのかちょっぴり気になります。
う〜ん。。気になるところですね。
〉なんだかミッシェルさんへの返信というより、自己満足なレスになってしまいましたが。。。
〉それでは、ではでは。
ちなみに私のイチ押し絵本はこれ。
Vom kleinen Maulwurf, der wissen wollte, wer ihm auf den Kopf gemacht hat
タイトル、なが!
いやでもこれは、ドイツ語版が一番面白かったです。
ちょっと(かなり?)ばっちいお話ですけれど。。
"Hast du mir auf den Kopf gemacht?"
"Ich? Nein, wieso? -Ich mach' so!"
の、かけ合いが楽しい。
machenって、こういう時も使うのね、と思いました。。
それでは!
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