Re: Fliegen lernen と Learning to Fly と 空の飛びかた

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2152. Re: Fliegen lernen と Learning to Fly と 空の飛びかた

お名前: najagut http://mediamarker.net/u/najagut/
投稿日: 2012/1/8(02:07)

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ミッシェルさん、こんばんは。


〉〉Sebastian Meschenmoser の Fliegen lernen (ISBN:9783480220670)
〉〉(英語やフランス語翻訳の他に)日本語訳も出てます。『空の飛びかた』(ISBN: 9784895726887)
〉〉ユーモアというのか、真面目な顔してコミカルというのか、絵と文のバランスが最高なんです♪
〉あ、よさそう。
〉英語版をまず読んでみようかな。

ドイツ語版は、amazon.co.jpではなぜか入手不可で紀伊国屋でしか買えないようです。
英語版を手に取る機会がありましたら是非読んでみてください♪
思わず突っ込みたくなる絵の中の笑いのネタは、アメリカ文化だったりするので、
違和感なく英文とあった絵本になっているのでは〜と想像しています。
(英語版、amazon.comでも高評価♪♪)

・・・と書いているうちに英語版が気になって、ググってみました。

英語ってシンプルで美しい言語ですね。
出だしの1頁目の文章はドイツ語に比べるととても簡潔でした。

# Last winter, I found a penguin.
# 
# He told me he'd been flying.
# But... penguins can't fly.

これが、元のドイツ語なんですけど、長い長い…(汗

# Ich war ueberrascht, als ich erkannte, dass es 
# ein Pinguin war.
#
# Er sei bruchgelandet, meinte er, aber ich
# wusste zu entgegnen, dass Pinguine - und 
# er war schliesslich einer - nicht fliegen.

こるもさんが以前、ドイツ語って全部言わないと気が済まない言語〜と
おっしゃっていた意味がわかったような気がします。

誰が発言しているか、その発言に対して誰がどう思っているか…まで
きちんと表現してますもんねぇ。
英語だと But...というだけで、「私」の気持ちが表現できちゃう(?)のに。

ちなみに、日本語翻訳はこんな感じみたいです。

# ある日、散歩の途中、わたしは1羽のペンギンにひょっこり出くわした。
#
# 空から落っこちたんだよ、とやつは言った。
# でも、ペンギンが — やつはどうみてもペンギンだった —
# 飛べないことぐらい、わたしだって知っていた。

3冊ともその言語ならではの雰囲気があってイイですね。

意外と英語よりも日本語の方が、ドイツ語に近い?のも不思議な感じです。
(翻訳の考え方が違うからなのか、言語の影響なのか、どうしてなんでしょう)

この本は、フランス語版も出ているのですが、さすがにその出だし部分を
味わえるフランス語力がない…どころかググって最初の一行を見つけることすら
できませんでした。
フランス語版がドイツ語版に近いのか、英語版に近いのかちょっぴり気になります。


なんだかミッシェルさんへの返信というより、自己満足なレスになってしまいましたが。。。
それでは、ではでは。

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