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お名前: 杏樹
投稿日: 2011/12/29(23:49)
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フランス語で170万語通過しました。
160万語から間が空いてますが、中国語でちょっと長い本を読んでいたからです。
160万語でやっと英語の始まりぐらいのレベルに来たかな…と思ったのですが、やはりそのレベルの本を集めるのは大変です。160万語報告で新しいGRの報告をしましたが、そのレベルがもう10倍ぐらいあったらいいんですけどねえ。NIVEAU1を読んでしまい、2に行ったらやっぱり難しいです。
まず、GRの続きから。
●Train de nuit(NIVEAU1・3719語)
夜行列車に乗って事故に遭う話。
●Lile mysterieuse(NIVEAU1・4710語)
ジュール・ベルヌのダイジェスト版です。読んでから、英語のGRのセットにもあったことに気が付きました。でもなんで、最後のネタバレ的な物語をダイジェストしてしまうんでしょう。
●L'epave/ le voyage du Horla(NIVEAU2・4752語)
モーパッサンの作品を2作ダイジェストして収録した本。まあわかりやすかったです。
●Un homnme dans la nuit(NIVEAU2・3415語)
Ninaはおばあさんの家にバカンスに行きます。そこでは洗濯物がなくなったり、怪しい人を見かけたりします。一体のどかそうなこの村に何が起こっているのでしょうか。
●Disparitions en Haiti(NIVEAU2・3780語)
Romainは知り合いのつてでハイチに行きます。そこで誘拐事件にかかわることになり…。半分以上わかりませんでした。
今回いいものを見つけました。象のババールのシリーズです。もとはフランス語なんですから、もっと早く思いついていてもよさそうなものですが、今の時期に出会えてよかったです。今読んだらちょうど読みやすかったです。
●HISTOIRE DE BABAR(1030語)
これがもともとのババールの本です。著者はJEAN DE BRUNHOFF。
ババールが生まれて、お母さんが猟師に殺されて、なぜかいきなり街へ行って、親切なおばあさんに助けられ…。どんどん話が広がっていくのに驚きました。
巻末には息子のLaurentがこの本が生まれた次第を書いています。もともとイラストレーターだったおとうさんが、家族にお話ししながら絵をかいて、それを見たおじさんが出版しようと言って本になり。好評のため続きが出ました。しかしお父さんは早死にしてしまい、息子が後を継いでババールのお話を書き続けたということです。
今読んだら、フランス語はわかりやすいです。ただひとつ問題が。それは、文字が手書きの筆記体なのです。筆記体風の活字ではなく、本当に手書きなのです。手書きにしてはきちんと書いてあるものの、慣れないフランス語を筆記体で読むのは大変です。
●LE VOYAGE DE BABAR(1778語)
第2作目です。
気球で新婚旅行に出かけたババールの波乱万丈の旅が描かれます。しかもやっとのことで帰ってきたら、像とサイの間で戦争が起こっています。時代的に、戦争の描写は第一次大戦の記憶が反映されているように思います。
●LE ROI BABAR(2199語)
ババールは王様として国作りを行います。王宮や劇場を造り、学校を作ります。
届いてみたら、これだけ大判のハードカバーでした。
●BABAR EN FAMILLE(2030語)
ババールに赤ちゃんが生まれます。
●BABAR ET LE PERE NOEL(2731語)
クリスマスにはサンタクロースがプレゼントを持ってくる…という話を聞いて、ババールの子どもたちは、象の国にもサンタクロースは来てくれるの?と聞きます。そこでババールはサンタクロースを探す旅に出かけます。
160万語で紹介したmilan pocheのシリーズもせっせと読みました。今ちょうどいいレベルがこのぐらいかも…、ということで継続して買い足しています。
nathan poche premiere lectureの再読もしました。
J'aime Lireの再読もしました。
emilieの16巻も出ました。
martineシリーズも2冊読みました。
La Rose ecarlateも1冊読みました。
最後に、前に読んだAnne de Kievと同じシリーズを読んでみました。
●Un petit garcon pas comme les autres Louis XIV(17374語)
無謀かな〜と思って読み始めましたが、やっぱり無謀でした。何が書いてあるかほとんどわかりません。
ルイ14世は5歳でお父さんを亡くして国王になります。母后アンヌ・ドートリッシュと弟のフィリップとの生活の様子が描かれます。クライマックスはフロンドの乱です。
●La petite poupee de Versailles Madame Elisabeth(9854語)
ルイ14世より短くて読みやすかったです。そんなにわかりやすい訳ではありませんけど。
フランスの王太子に女の子が生まれます。3人の兄、1人の姉がいて、末っ子です。でもまだ小さいうちに両親は亡くなってしまいます。そして一番上のお兄さんが王太子になります。そして身分の高い子女が行く修道院の学校へ行きます。
やがてお兄さんがお嫁さんをもらうことになりました。オーストリアの皇女でマリー・アントワネットと言います。
やっぱりね〜、「ベルサイユのばら」の光景が浮かぶんですよ…。ルイ15世の娘、アデライード、ヴィクトワール、ソフィーなんか出て来るし…。もう一人ルイーズという叔母がいたそうで、こちらは修道院に入ってしまいました。でもエリザベートの上にもう一人姉がいたことは知りませんでした。サルデーニャの王家に嫁いだそうです。しかしエリザベートは生涯独身で、ルイ16世夫婦に最後まで行動を共にしました。「ベルサイユのばら」では途中全然出てきませんでしたが、革命後に国王夫妻といつも一緒にいるように描かれていました。最終回では、断頭台に上る前日に、マリーアントワネットが妹に宛てて書いた手紙が紹介されていましたが、やっぱり二人は仲が良かったんですね。
タイトル通りMADAME ELISABETHと呼ばれていたわけですが、前から思っていたのですが、フランス語のMADAMEは必ずしも既婚のしるしというわけではなさそうです。幼い姉妹が二人とも家臣からMADAMEをつけて呼ばれているのです。王女様はMADAMEになるのですね。英語の「Lady」も兼ねている言葉なのかなと思います。
さてこれからですが、milan plcheは語数が少ないのでこればかり読むには相当の冊数がないと語数が増えません。ある程度語数の多いものも混ぜていきたいのですが、J'aime Lireはほとんど再読までしてしまいましたし、GRは数が少ないです。いったい何を読んで語数を稼げばいいんだろうと思います。やっぱりある程度語数のある本、つまり自分にとってレベルが高めの本を無理矢理読んでいく、というのもしなくてはいけなさそうです。
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