フランス語で160万語通過

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2034. フランス語で160万語通過

お名前: 杏樹
投稿日: 2011/10/7(01:46)

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フランス語で160万語通過しました。

150万語過ぎたら読むものがなくなったので、J'aime LireとNathan Poche Premieres Lecturesの再読をしてました。

でもJ'aime Lireを読んでもなかなか「すらすらわかる」とはいかず、全然上達しないなあ…と思ったのですが。でもふと気が付くと1冊読む時間が確実に短くなっているのです。計ったわけではないのですが、前は1日で1冊読むのはしんどかったのが軽く終わってしまうようになったので。
ということは、スムーズに読めるようになっているらしい、そしてよく考えたら最初に読んだころはもっと理解度が低くて読むのが大変だったはず。ということはやはり多少は進歩しているらしい。

それでは…と思ってCLEのGRを読んでみました。しかもNiveau0の再読です。そうしたら、すらっすら読めたのです。確かにこのレベルは最初から読みやすいとは思っていました。それはあくまでも本が乏しいフランス語多読の中で、とりあえず読み通すことができる程度にわかる、というようなものでした。しかし今回読んだら本当に「すらすら」と簡単に読めたのです。

ということは、150万語を超えてやっと英語多読の最初ぐらいの位置に来たのかもしれません。そうしたら、これからは「やさしい」と感じる本を読んでいくことができるようになるのかもしれません。
ということで、CLEのGRの再読を進めました。

しかし、Niveau0は4冊しかありません。それで仕方なく1へ。その中でも読みやすい印象のあったものから読んでみました。そうしたらやっぱり最初のころより読みやすくなっています。でも冊数は少ないのでアマゾンとCLEのHPで調べてみました。そうしたら新刊がたくさん出ているではありませんか。しかもNiveau1が。0があったらもっとうれしいんですが、とりあえず新しく出た1をすべてと2を一部購入。多くが2010年の発行です。

そして同時に本を探していたら、新しい絵本のシリーズを見つけました。milan pocheというシリーズです。試しに3冊買ってみました。
そのうちの1冊
「La poule qui pond des patates」627語
[url:http://www.amazon.fr/poule-qui-pond-patates/dp/2745928341/ref=pd_bxgy_b_img_c]
繰り返し表現があって楽しいです。

Nathan Poche Premieres Lecturesと同じぐらいか、少し難しいぐらいです。
同じシリーズがたくあんあるので、いい多読の友になりそうです。

あとは150万語で紹介したNathanのLes animaux de Louのシリーズを追加しました。
Vole, petit Galop!(656語)
N'aie pas peur, Petet Koala!(697語)

そしてCLEのNiveau1を順番に読んでいくことにしました。

Maree noire(4000語)
ブルターニュ沖でタンカーが座礁し、原油が海に流出した…

Le fil rouge(4780語)
パリ。両親と娘の3人家族の様子が描写されます。絵を見たら娘の方は東洋人っぽいので「あれ?」と思ったら、子どものできないフランス人の夫婦が中国人の女の子を養女にしたのです。人種について何の議論もなくただ「子どもができなかったので養女をもらった」だけで済ませるのは、フランス人がそれだけ人種偏見が少ないということなのでしょうか。
お話は、その女の子が香港のパリ観光ツアー客のガイドの女性に出会い、よく似ていると言われ…という展開になっていきます。

Tempete en montagne(4320語)
雪山に閉じ込められた家族を救助する話。

L'ete de tous les dangers(4416語)
海辺に住む姉夫婦の所にバカンスに来た女性が思わぬ騒動に。

今まで読みにくいものを無理やり読んできたことを思えばずっと楽になりました。そしてこの4冊を読んだところで160万語を通過しました。

それで、英語以外の言語の多読について、思いがけない進み方があるものだと思うようになってきました。
最初は英語のように読める本がないのはもちろん、読む方の語学力も低いことが多いです。それでもとにかく手に入るものを読んでみる。無理やり読み続けてみる。とにかく読み続けていればその言葉に慣れていきます。語数が増えれば自覚は乏しくても多少なりとも進歩しているはずです。
そうして、たくさん読んで多少読む力が付いたら改めて「ゼロ」から始めてみる、という方法です。私のフランス語のこの「ゼロ」地点に達するのに150万語かかったというわけです。

やはりわかりにくいものを無理をして読むより、やさしいもの、読みやすいものを読むのはいいものです。ということで、当分は無理せず読みやすいものを読んでいくことにします。


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