Re: フランス語120万語通過しました

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1818. Re: フランス語120万語通過しました

お名前: たかぽん http://dandelion3939.blog38.fc2.com/
投稿日: 2010/8/25(01:14)

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杏樹さん、フランス語で120万語通過、おめでとうございます!!
ここ20年ばかりフランス語をやりたいと思いつつ何も始めていないたかぽんです。
(某所でウダウダしてまして、お祝いが遅れました・・・)

〉100万語越えたらフランス語にもなじんできて、ひょっとして読めるかも?と思ってアマゾン・フランスでバクチをするようになりました。見るからに易しそうなシリーズならけっこう「当たり」になるんですが、もうちょっとおもしろそうなものを…と思って字の多そうな本を選んだら、ことごとく惨敗です。

  そうなんですか・・・
  まぁ、でも、英語でも100万語だと、何でも読めるってわけではないですもんね。

〉まず前回紹介したエミリーとNathan Poche premier lectureの残りを全部読みました。こちらはやさしくて読みやすかったです。

  全部読まれましたか。
  コンプリってうれしいですよね。

〉あとは前から読んでいるMonsieur Madamシリーズ、martine、それからLoulou de Montmartre。Loulouは相変わらず飛ばしっぱなしでなかなか理解度が上がりません。また、前に1巻だけ読んだPrincesse Zerinaの2巻を読んでみました。やっぱり難しかったです。
〉それで結局J'aime Lireシリーズを買い足しました。

  なるほど。J'aime Lireって、いい感じの本ですよね。

〉また、新しいシリーズでやさしいものを見つけました。
〉Coucou c'est moi Agathe!
〉小学生の女の子の学園ものです。Nathan Poche Premierぐらいのレベルです。シリーズがたっくさんあります。

  おお。言うてはるわりには、けっこう収穫があるではないですか!

〉そして惨敗続きの中で何とか読めたもの。
〉Chateau Magiqueシリーズ
〉普通未知のシリーズものはまず1冊買って様子を見るのですが、今回3巻のトンデモ表紙が気になって3冊一度に購入してしまいました。しかしそれが「当たり」でした。

  ラッキーでしたねぇ。

〉クレアはスコットランドのおばさんが家を留守にするので一家でしばらくおばさんの家に住むことになりました。その家は…お城でした!

  おお! お城のはなし好きです。

〉スコットランドに「え?」と思ってよく見たら、原書は英語で、フランス語は翻訳でした。

  あ、そうなんですか。

〉それを知ったときは「しまった」と思って読む気をなくしました。しかしアマゾンで検索したところ、日本のアマゾンでは最初の1巻しかヒットせずしかも品切れ。さらにアメリカのアマゾンではほぼ全巻ヒットしましたがやはり品切れ。念のためイギリスのアマゾンを調べたらこちらでは在庫ありでした。しかしイギリスのアマゾンでしか買えないなら、フランス語で読んでもいいかも…と思いました。

  いい考え方だ。

〉ついでに、日本のアマゾンで検索してたら日本語訳もあることがわかりました。「リトル・プリンセス」というシリーズタイトルで、少女マンガキラキラのイラストです。フランス語の絵は全然かわいくありません。英語版はもっとかわいいんですが…。

  あらら…。

〉さて、そのお城へ行くと、おばさんのメッセージがありました。「プリンセスを探してください。プリンセスが見つかったら『こんにちは』とあいさつしてね」ということでした。何のことかわかりませんでしたが、クレアは自分の部屋のペルシャじゅうたんにペルシャの風景と空飛ぶじゅうたんに乗った女の子の絵が書いてあるのを見つけます。それで「こんにちは」と言ってみました。そうしたら…風に巻き込まれて、気がついたらペルシャのお城の庭にいたのです。そして絵の中の女の子がいたのです。

  おお、おもしろそうですね。
  めっちゃ読めてはるやないですか。

〉…という風にクレアは異世界のお姫様と出会って困っているお姫様を助けるのがシリーズの内容です。
〉話の筋としてはわかりやすいので、たくさん飛ばしましたが何とか読めました。それで2巻、3巻と続けて読みました。
〉3巻では日本のお姫様に会うお話です。

  なんだって?

〉それで表紙にヘンな着物を着た女の子の絵が描いてあって、気になったんですね。中を見てもかなりトンデモな絵です。しかし絵だけでなく、内容自体がヘンだったのです。日本の宮殿に「大理石の広い廊下」があったり、お姫様の部屋に陶器のバスタブがあったり。宴会場にはテーブルクロスのかかったテーブルに食べ物が乗っています。

  ああ、奇天烈ぶりがいいですねー。

〉イラストレーターはその記述に沿って絵を描いていただけなんですね。お姫様の格好が浮世絵の女性みたいなのがそもそもおかしいとしても…。そのお姫様が大理石の廊下を下駄をはいて歩いていたりするんですが…。

  カラン!コロン!

〉ちなみにこんなのです。手前にいるのがクレアなので茶髪。お姫様は魔法で透明にされてしまったのです。
[url:http://www.amazon.fr/ch%C3%A2teau-magique-princesse-Yukito-col%C3%A8re/dp/2747021599/ref=sr_1_8?ie=UTF8&s=books&qid=1282494764&sr=8-8]

  おお、これは…
  まぁ、日本って、こんな描かれ方ですよね。

〉英語版
[url:http://www.amazon.com/Little-Princesses-Peach-Blossom-Princess/dp/0099488345/ref=sr_1_22?ie=UTF8&s=books&qid=1282494654&sr=8-22]

  あっ。これはかわいい。

〉ついでに日本版
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4591098028/ref=sr_1_7?ie=UTF8&s=books&qid=1282494951&sr=8-7]

  えーらい違いますねぇ。

〉ともかくこのシリーズは読めそうなので、そのうち続きを買っていくことにします。

  いいシリーズが見つかってよかったですね。

〉それからもう1冊読んだ本。

〉Adelaide, Princesse espiegle
〉 Une Petitte Fiancee A Versailles

〉ルイ14世時代の話らしい、ということで買った本。
〉子どもの本で歴史関係の物語の本を探すとこの辺の時代のものがけっこうたくさんあります。その中でいくつか買ってみました。他の本は投げましたが、これが一番難しいかと思ったのに読んでみたらそのまま読み続けられました。

  やっぱり、力あがってはるんですよ。

〉主人公はアデライード・ド・サヴォワ。サヴォイの王女で、ルイ14世の孫のお妃になります。アデライードは結婚が決まって、12歳でフランスへ行くことになりました。このお話はアデライードが結婚が決まってからフランスへ行き、結婚するまでにヴェルサイユ宮殿で過ごしているところを描いたお話です。部屋からこっそり抜け出して庭を探索したり、ちょっぴりおてんばな女の子です。巻末には歴史背景の説明もありました。

  いいですね。ヴェルサイユ・・・庭が広すぎて疲れそうですけど、憧れます。

〉アデライードは未来の王妃としてフランスへ来て、たびたび「未来の王妃」と言われるのですが、彼女が王妃になることはなかった…というのは知ってるんですよね…。アデライードのことを知っていたのではなくて、ルイ14世は息子にも孫にも先立たれ、後を継いだのはひ孫でしたから…。

  そうだったんですか。まぁ、在位が長すぎってことなんでしょうけど。
  それにしても、さすが杏樹さん…。

〉子どもの本を検索していて、こういった歴史上の人物を取り上げた物語はけっこう見つかります。今回投げてばかりでまだまだ心置きなく注文するところまで行きませんが、もっと読めるようになったらこういう本を読む目標ができました。やっぱり歴史の本は多読の友になりますねー。

  自分の好きな分野は、何語でも多読の友になるんですねー。

〉さて、手持ちのJ'aime Lireは読んでしまったし、新しく注文した本は以上の本を除いて全部投げたし、GRでも読んでみるかと思いました。それで止まったままのシリーズに1冊挑戦して、さらに1冊再読しました。…どちらもよくわかりませんでした…。やっぱりGRはダメなんでしょうか…。

  うーん。やっぱり、ちょっと教科書っぽいのでしょうか…。

〉ということで、結局J'aime Lireの再読が一番いいみたいです。

  気に入ったものを読むのがいいんでしょうね。

  ではではこれからもHappy reading!!


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