[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/25(10:52)]
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お名前: ガビー
投稿日: 2008/4/4(11:19)
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"杏樹"さんは[url:kb:1558]で書きました:
〉中国語400万字通過しましたので報告します。
杏樹さん、こんにちは。ガビーです。
遅くなりましたが、
中国語400万語通過、おめでとうございます。
〉しかも「交互に」はやはり難しいようです。ロマンス本ならロマンス本、中国語なら中国語、とある程度集中して読んだほうがいいようです。能率とかの問題ではなくて、何か本を読むと似たような本が目に留まって同じような路線が続くのです。
交互は、矢張り難しいですか・・・?
少し前まで私も、中国語と英語(ORT)を交互に読んでいました。
あま、ORTが短いから出来たのでしょうが・・・。
確かに、最近は中国語多読だけに成ってます。
(英語は、「まだ覚えているかな?読めるかな?」と、安心を貰いたくて、
読んでいるような気が・・。もっぱら今は、HNKのラジオやBBCの子供サイトで、聞いているだけですね)
〉さて、300万字から400万字に読んだ本は、相変わらず子ども向けの歴史・故事か「老上海」関係が中心です。同じような本ばかり読んでいるので、100万字読んでもにあまり進歩を感じません。300万とか400万というのはそういう時期なのでしょうか。英語でもそのあたりで「万年レベル3」のような気がして、読んでるのに進歩しないような時期でした。
〉最初は薄くてもやさしくても本が1冊読みきれた、ということに満足し、読むほどレベルも上がっていきます。
ええ〜!ちょっと怖い。私などは、まだまだ先の先ですが、
杏樹さんの書き込みから、「停滞」の文字を見ようとは・・。
再読ばかりしている私も、何時かは陥るかもしれませんね・・・・。
〉ただ、英語でそういう経験をしていたのと、中国語はとりあえず自分の興味のある本をためこんでいるので、英語のときほどあせったり悩んだりはしていません。読んでたら読めるようになる、というのがわかっていますから。ただやはり中国語は英語よりもレベルアップの野望がありますので、もうちょっと一般の本がスムーズに読めるようになりたい、どうすればいいんだろうという気分になります。積んであるロマンス本やファンタジーを先延ばしにしても中国語に集中するという方法もありますが、ロマンスやファンタジーも読みたいので、結局英語だろうが中国語だろうがそのとき自分が読みたいものを読むのが一番です。読みたいもの、楽しいものを読むのが多読ですから。
この文に、ほっと、しました。矢張り、考え方次第ですね。(自分がなれるかは、別問題なのですが・・・)
〉さて、400万字までに読んだ本です。
〉「中国節日故事」(15000字)
〉中国の年中行事とその由来のお話です。日本にも入ってきているものや中国独特のものがあり、その起源のお話などを読むと年中行事のことが良くわかります。
〉ピンインなしで、比較的高学年向け。
此れは、是非読んでみたいですね。
〉「愛在九世紀末」(47000字)
〉タイトルに引かれてわけもわからず買った本です。内容は九世紀つまり唐の時代に時代に翻弄された貴族の女性の人生を描いたものですが、どうも未完らしく中途半端なところで終わっています。少し難しかったですが、内容につられて読みました。
中国物のロマンスに興味があるので、読んでみたいですね。
〉「李連傑伝」(180000字)
〉リー・リンチェイすなわちジェット・リーの伝記です。
〉「李連傑禅悟人生」(35000字)
ジェット・リーは、大スターですよね。
私も家族も大好きで、BSで放送した昔の映画を喜んで又見ました。
今、ランディ・ラウ+金城と競演した彼の新作が、
日本で公開されるのを期待しているのですが・・。
米国製のジャッキーとの競演作は、公開されるようですが・・。
確かに、日本での知名度の低さには、驚かされますね。
私も、香港のニコラス・ツェーの伝記本を持っているので、
いつか読める日を夢見てます。(笑)
〉「百家姓」(21392字)
〉中国の姓の由来を記した「百家姓」という本がありますが、これはその子ども向けバージョン。カラーイラストがたくさん入った小型の本です。中国の主な姓とその由来がわかります。地名に由来することが多いようです。
此れ難しかったので、再度挑戦させて下さい。
〉「地下鉄」(1417字)
〉幾米(ジミー)の本です。
ジミーの絵本は、難しいですよね。
図書館に1・2冊あり手に取りましたが、直ぐ投げてしまいました。
〉「老上海名宅賞析」(64372字)
〉現存している昔の上海の邸宅のことが書いてある本です。
〉間取り図が載っているものもあり、どんな家か想像がふくらみました。建物の特徴だけでなく、そこに住んでいた人のことも書いてあります。邸宅ですから当然お金持ち。それが戦争が終わって国共内戦から中華人民共和国になると、当然そのままの生活はできません。香港、台湾、アメリカなどに逃げた人もいます。いったんアメリカに逃げ、1980年代になってもとの自分の家に帰ってくることができた、ラッキーな人もいます。共産党に協力をして生き延びた人もいます。しかしその中でも文革時に攻撃された人もいます。思いがけず「人生いろいろ」が感じられました。
一気に、近代中国史が読めるのです。
〉「絲綢之道」(67700字)
〉中央アジア史の公開講座があったので、気分を盛り上げるために読みました。一般書で字も詰まっていますが、内容は得意ジャンルなのでなんとか読みました。
難しいのですね、この本。でも興味をそそられます。
〉「消逝的上海風景」(62000字)
〉上海の昔の風俗や風景を写真で紹介する本です。テーマ別になっていて、昔の上海のことを知ることができて面白かったです。
〉「宝蓮灯」(12000字)
〉小さい絵本です。ピンインつき。面白くて一気に読みました。おかげで「楽しい本をスラスラ読む」感覚が実感できて、中国語に集中するとっかかりに役に立ちました。
この絵本、面白かったですよ。一気に読んでしまいました。
再読予定です。
〉「中国民俗故事精講」(88000字)
〉少年少女向けですが、ピンインがなくて字が詰まっています。中国の伝統習慣やその由来を紹介しています。ひとつひとつの話題が短いのですぐ読めます。「中国節日故事」と通じる部分もありますが、本が違うと語り口も違うのでこれもまたおもしろかったです。
比較して読んでみたいですね。
〉「岳飛伝」(22000字)
〉子ども向けの古典シリーズです。ピンインはありませんが、イラストが豊富。
〉岳飛は南宋時代に女真族の金と戦った英雄です。かなり脚色してありますが、おそらく現在の中国人のイメージはこういうもので、歴史的事実よりも伝説に彩られた部分のほうが有名なんでしょう。
〉読みやすくて面白かったので、この本の後ろにシリーズ全作の一覧が載っていたので他の本も読みたくなりました。それで送料のバカ高さに目をつぶって中国のネット書店で注文してしまいました。(本は安いのに送料がその3倍ぐらいします)
〉結局こうやって未読本を増やすので、いつまでたっても子ども向けの本を読んでいることになるのは、英語も中国語も同じようです。
私も、好きです。このタイプの話は。面白くなると止められなくなります。
〉「李白」(72000字)
〉「杜甫」(75000字)
〉少年少女向けの伝記シリーズです。中国の二代詩人李白と杜甫、どちらも欠かせません。読むなら一緒に、と思って買っておいたものです。ピンインなしで字が詰まっていて、一般書とあまり変わらない雰囲気です。
〉「中華経典成語故事」(55000字)
〉…こんな本ばかり読んでるんだから…と自分にツッコミ入れつつ手に取りました。ピンインつきでカラーイラストが豊富な本です。2〜3ページに一つの成語とそのお話なので、かな〜りたくさんの成語が詰まっていました。日本語でも知っている表現もあり、中国の歴史の奥深さを感じました。
此れも、興味が湧きます。
結局、私も歴史が好きなんだなぁ・・と、杏樹さんの感想を読みながら、
思いました。
〉さて、400万字通過本です。
〉「物語」が読みたいと思って薄い小説を手に取ってみたのですが、2〜3ページ読んでも内容が頭に入らず。それで投げてしまいました。それで、結局選んだのは「これなら読める」と思える本。
〉それは…
〉「上海経典建築」(70000字)
〉同じような本ばかり読んで混乱しないのか…というと、ちゃんと区別はつくんですねえ。
〉ホテル、銀行、公共機関などテーマ別に、現存する昔の建物の紹介をした本です。平面図がついているものもあります。おなじみの建物、知らない建物いろいろありました。建築様式の説明ではだいたい似たような言葉が出てきますし、文章がそれほど難しいわけではありませんんので、こんな本ばかり読んでても読解力の向上に役に立つのかどうかと思うこともありますが…。
〉で、これからも好きな本を好きなように、英語でも中国語でも日本語でも適当に読んでいきたいと思います。最近日本語の比重が増えてます。未読本が積んであるのは一緒ですので、「読みたいものを読む」を続けていくのが一番です。
読解力向上は、分かりませんが、楽しい時間をすごせた事が、
一番良い事ですよね。
私も、最近日本語で読みたいシリーズや、「椿姫」に挑戦したいと思うようになり、中国語多読の時間が短くなりそうです・・・。
杏樹さん、最後に成ってしまいましたが、中国語の本を貸して頂けていて、本当にありがたく思っています。
この本たちのお陰で、中国語多読に挫折せずに今日まで来れています。
心から感謝いたします。(何とか、100万語超えました)
杏樹さん、どんな言語でも、楽しく多読してください。
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