[掲示板: 〈過去ログ〉英語以外で多読を楽しむ掲示板 -- 最新メッセージID: 3292 // 時刻: 2024/11/24(01:01)]
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お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2007/5/4(23:44)
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杏樹さん、たかぽん、アトムさん、こんばんぽん!
どこにレスつけようか迷いましたが、ここへ。
(お茶菓子に柏餅なんかどう?)
〉〉〉そして、レ点とか一二点とか、あんなことやっても
〉〉〉詩にならない、へんなのって思ってたんだって。
〉〉〉その授業では、彼女もレ点とか書き下し文とか覚えなきゃいけなかったので
〉〉〉とても苦痛だったそうな。
〉〉でしょうねぇ。
〉〉あれは、ほんと、読むための便宜であって、無くても読める人には要らないものですもんね。
そうそう、あの読むための便宜というのは、
中国語を日本語に変換しようとする涙ぐましい努力ですよね。
たしか平安時代(そのあとも?)、公式文書は漢文だったんですよね。
漢字から平仮名が派生して、やっと日本語を和文で書けるようになった、
でも、和文で書いても許されるのは女の特権だった。
男はいちおー、漢文でむずかしげに書かなきゃいけなかった。
古典にも、漢文の影響を色濃く受けた文体と
和文(書き言葉じゃなくて口語)の文体がありますが、
漢文系より和文系のほうが読みやすいのではないかしらん?
時代より、そっちのほうが読みやすさに影響しそうなのでは??
といっても源氏物語までいくと、世界初の小説だけあって、
基本は「ちょっときいてくださいよ、こんな話があってね」だから、
伝聞調なところがかえって読みにくいのかも、
とたかぽんの感想を読んで思いました。
徒然草あたりだと、漢文の教養と和文のやわらかさが融合して
いい感じに読みやすいのかもしれませんねー。(読んでないけど)
夏目漱石や三島由紀夫は、(いいかわるいかは別として)
漢文の教養と英語のロジックの影響を受けた文だなあと思います。
ちょうど村上春樹を読むと、英語読んでるような感じがするみたいに。
川端康成とか、幸田文とか、「にごりえ」は
和文だなあ〜、日本語ってこうだよなあ〜って感じます。
(こういうの、もっと読みたいのですが、おすすめありませんか?)
そうそう、伝聞の古典といえば、「歎異抄」がいいのだそうです。
あれは親鸞の教えをお弟子さんたちが伝え聞いて書いているのだけど、
日本語のそもそもの伝聞の書き方ってこうだよねえ〜と
しみじみするのだそうです。
(そうきいて読んだことがあるけど、私にはさっぱりでしたー)
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